WINK-SHOT

ハワイと日本で撮った写真で感じた処を綴っています。愛機はCanonEos5DMarkIIIです

太平洋航空博物館/PACIFIC AVIATION MUSEUM その10(HANGAR 79)

2011年08月20日 | パール・ハーバー/太平洋航空博物館

 

さあ、ハンガー79も見学を終わろうという所に来ました。

いくつか時間の関係で見きれてない所もありますが・・・

また機会があれば行きたいなぁ~

 

カーチスP-40E キティホーク。

これはかなり状態が良いもののようで、ドラム缶と竹の囲いが施されていて触れることはできませんでした。

実際、小池さんによるとこの機体がこの博物館で一番大事にされているようです。

もちろん、常に飛行できるコンディションだそうです。

 操縦席の外側に貼られた撃墜印、いわゆるキルマークが5つ見えますが・・・

小池さんはありゃ嘘でしょうと一蹴されてました(笑)

この機種は量産されたが、そんな優秀でもなく平凡な性能だったとのことでした・・・

奥さんが「なんでこんな眼とか口とか描くのん?」と

訊いて来ました・・・

そ、そりゃ遊び心と怖い顔の方が敵の心を少しはかき乱せるでしょう・・・(((・。・;(たぶん)

 

 

ノースアメリカン・T-6テキサン(高等練習機)

1930年代~1960年代に使用されていたそうです。

見た目地味で、目を引きませんが、我らがハワイの池上彰、小池さんのガイドによると

この機体、ハリウッド映画の仕事をかなりこなしてきたそうです。

第二次世界大戦の映画を撮る時、連合軍の敵ゼロ戦を飛ばすために

こいつが使われたそうです。

 

 

見た目がゼロ戦に似てる?そうです。

ゼロ戦以外には九七式艦上攻撃機やイギリス空軍機にも扮してたそうです(笑)

有名どころでは「トラ・トラ・トラ」、「ファイナル・カウントダウン」、「パール・ハーバー」等々

そかぁ~お前色々な機に化ける役者さんやってんなぁ~と感激する僕でした・・・

 

 

ハイテク・ジェット戦闘機にはあまり興味無いのですが

かっこいいのは否めません。

グラマンF-14D トムキャットです。

小池さんのガイドによると、こいつのファンは根強く、数も断トツだとのことでした。

その最大の理由は可変翼という主翼が飛行速度に応じて最適な幅に調整できるということだそうです。

翼が気を付け!するらしいです。

 

 

 

 

 

写真では分かりにくいですが、募金箱ドラム缶の真上辺りにつなぎ目と言うか

可動部分がありました。

 

 

しかし、でかい戦闘機ですね。

第二次世界大戦の時の戦闘機と現代のジェット戦闘機を両方乗っていた経験のある

アメリカ人パイロットに、昔のプロペラ戦闘機の方が面白みや味があって良かったんじゃないか?という

質問をしているところをテレビで見たことありますが、そのパイロットは何いってやがんだ?

冗談も休み休み言えという返事をしていました。

乗り心地、抜群だそうです。

 

 

隣に並んでいたマクドネルダグラスF-15A イーグルのコクピットはキャノピー越しながら見学台が設けられていました。

 

 

こっちの方がよくテレビでみたことある気がしますが、人気はいまいちかな・・・?

 

 

垂直尾翼の認識票。

ハワイのどの軍隊のどの部隊の所属機か一目で分かるそうです。

HのひとつはもちろんハワイのHですね。

 

 

ノースアメリカン F-86セイバー

1947年~1980年まで活躍したジェット亜音速戦闘機。

子供のおもちゃみたいなジェット機ですが、ハワイの空を守っていたんですね。

HAWAII AIR GUARDの文字が素敵です。

 

 

濃密な内容の見学を終えて、巡回バスでビジターセンターへ戻ります。

小池さんの素晴らしいガイドには感謝です。

とても楽しく、有意義な見学が出来ました。ありがとうございました。

移動するバスの中では基地内のため撮影禁止とのアナウンスが流れていましたが

この時は、他のアメリカン人観光客たちがパシャパシャ撮り始めたので

便乗して橋の上からの景色を1枚だけ撮ってしまいました。

すんません・・・

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