ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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深刻なアルコール中毒問題・ロシア

2010年01月02日 | 世界
ロシアといえばウオッカである。

厳しい寒さには体を温めるウオッカは人気がある。しかし、その影にはアルコール中毒問題がある

昨日からロシア当局は、ウオッカの最低販売価格を2倍に引き上げた。最低価格は500Mlで89ルーブル(約270円)とされた。

ロシアの男性の平均寿命は60歳、一人当たりアルコール消費量は年間18リッターと勿論世界一でトップレベルである。

過去にもウオッカの販売制限を試みたことがあるが、密造酒が増えただけで何ら効果はなかった苦い経験があり、いまだに市場に出回るウオッカの半分程度が密造酒といわれている。

クリスマスからお正月休みのタイミングでの大幅値上げであるが、密造酒が市場にあふれているだけにこの効果も疑問が残る。

また、深刻な問題となっている日本の自殺者数のそれを上回るロシアでは、やはりアルコール中毒や依存症によるものも多いとも考えられる。










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