ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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AFTAによる関税ゼロ・ASEAN

2010年01月02日 | マレーシア
昨日1月1日から、アジア域内の巨大な自由貿易市場が誕生した。ASEANを含めた周辺市場は、今後32億人市場とも言わる有望市場になるだろう。

またインドとASEANのFTA(自由貿易協定)やインドと韓国のEPA(経済連携協定)がともに昨日付で発効した。

中国と韓国はASEANとの間で大半の品目の関税を相互に撤廃する。日本もASEANとEPA発効済みで、今後域内での貿易・投資競争に弾みがつくことは間違いない。

ASEAN Free Trade Area (Afta)により、1,943品がマレーシアでも関税ゼロになった。

パームオイル、魚、加工食品、化学製品、プラスティック、ゴム製品、鉄など多岐の商品である。

また、トロピカルフルーツ、たばこ、タバコ製品は5%に引き下げられ、コメも20%に下げられる。

フルーツジュースやアパレルまで地域内で生産された商品については関税が無税となり、その分が消費者に還元されなければならない。

特にアパレル商品については30%から60%の関税が、1993年から毎年徐々に下げられ来年度からは無税となる。

逆にアセアン域内であればマレーシア商品も同様に関税ゼロとなり、マレーシアで製造された商品についても価格競争力が増すことになるはずであり、巨大アジア市場は今後ひとつの巨大市場に生まれ変わる道を歩むことになる。












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