ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

プロトンの2009年度販売計画・マレーシア

2009年10月31日 | マレーシア

マレーシアの国民車であるProtonは、今期(2010年3月末)155,000台の販売計画達成を公表した。また販売は好調で目標台数を上回る可能性も示唆した。

同社初のMPVであるExoraが月間2200台で貢献しており、また2年前にモデルチェンジしたProton Sagaは当初目標の月間4,500台が、当初7,000台と好調で現在でも4,000台を維持しているとした。

しかし、同社の品質は到底日本人には容認できるレベルではなく、海外市場での認知は非常に困難である。

マレーシアの乗用車市場は年間50万台で東南アジア市場最大であるが、マレーシア政府の同社への保護政策の見直しから同社の市場シェアは、保護政策下の独占状態から現状の26-29%と大きく低迷しており会社存続の危機に瀕している。

国際競争力を考慮するうえで、海外メーカーとの提携無しでの同社の存続は不可能である。

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PROTON

ジーンズが似合うためには「骨盤」が重要!



スーパーで格安の棺を買いますか

2009年10月31日 | 世界

世界最大の小売業者であるWal-Mart は、棺の販売を開始した。


価格は、鉄製 $895、銅製 $2,899。
48時間以内で全米どこでも配達され、勿論12回払い可能。

日本のスーパーと違い商品の多さとその価格の安さが売りのウオールマートであるが、商品ラインとして顧客のニーズがあるかどうかのトライアル販売とのことであるが、その価格の安さだけで葬儀業者と競争できるのだろうか。


日本のスーパーも葬儀業に参入しているが、安さだけで棺をスーパーで買い物するかどうかは疑問である。





WiFi無料サービース・バンコク国際空港

2009年10月31日 | アジア

バンコク国際空港(Suvarnabhumi Airport)は、無料インターネットサービスを開始した。


競合するアジアの空港では既に、クアラルンプール、シンガポール、香港などで無料サービスが提供されている。

しかし、利用希望者はサービスカウンターでユーザーネームとパスワードを搭乗券提示の上で受け取らなければならない。

速度はわずか1 Mbpsである。

Suvarnabhumi空港は開港後、汚職問題発覚や案内板、椅子やトイレの少なさなど多くの問題点を抱えて再投資に約4億円投入しなければならなかった。

国際空港のアジアでのハブ競争は厳しく、シンガポールチャンギ空港を追い越そうと各空港がサービス改善などを求められている。



Superfly

2009年10月30日 | 海外から見つめた日本


2007年4月の鮮烈デビュー以来洋楽ロックとJ-POPの融合を体現する音楽ユニットSuperfly

Superflyは、1970年代のロックの影響を強く感じられる。しかし、J-POP的な親しみやすさを込め、万人にアピールするポップ・ミュージックに生まれ変わらせている。

待望の9thシングル“Dancing On The Fire”が、11月18日に発売され、すでにIXY デジタルCMソングとしてオンエア中で今後人気はでるだろう。

2ndアルバム“Box Emotions”が9月2日に発売で、すでに65万枚を突破している。現在ツアー中で、12月には初の武道館公演も控えている。

今回の新曲は、ツアー内でもいち早く披露され新曲にもかかわらず、一番の盛り上がりをみせるなど、期待を裏切らない超アッパーチューンになっているので、ぜひ聴いてみて。

初回生産限定 Live DVDには、9月2日に六本木ヒルズアリーナで行われたFREE LIVEの全曲が収録されている。

2ndアルバム“Box Emotions”に収録曲の5曲に加え、名曲4thシングルの“愛をこめて花束を”が収録されている。



Maker's Mark

2009年10月30日 | マレーシアグルメ・B級グルメ


Maker's Mark

最近では焼酎が主流ともいえるが、学生時代にはよくバーボンを飲んだ。

プレミアム・バーボンであるMaker's Markは、バーボンの故郷ケンタッキー州のなかでいちばん小さい由緒ある蒸留所としてアメリカ合衆国の国定史跡に指定されているそうだ。

通常多くのバーボンは、法律で定められたトウモロコシ比率51%をベースに、ライ麦、大麦麦芽を原料としている。

しかし、Maker's Markはライ麦のかわりに冬小麦を使用し、口あたりがまろやな手づくり風味を醸しだしている。

ライ麦を使用したバーボンは舌にピリッと刺激を与えますが、 手づくりのMaker's Markがあくまでも芳醇でまろやかな味なのは、原料の違いが大きな要素だろう。

日本酒同様に“水は優れた酒づくりの命の源”といわれ、良いバーボンにとって鉄分を含まない純粋な石灰質の湧き水は、ライムストーン・ウォーターと呼ばれている。


聖書没収・マレーシア

2009年10月30日 | マレーシア

マレーシア当局は、約15,000冊のインドネシア語訳の聖書を押収した。

インドネシア語は、マレー語と極めて似ており、”神”(God)の訳を”Allah”としているためである。

マレー語の”Allah”の解釈では、それはイスラム教の用語でありイスラム教の神以外では使用できない。

これまでも頻繁にこの問題は指摘されており、他の宗教が”神”をマレー語に訳するときには使用を認められていないためである。





クオリティにこだわるネクタイ選び

2009年10月30日 | 海外から見つめた日本


クールビズの影響でネクタイをしない方も増えた。

しかし、まだまだネクタイをはずせない方も多いと思う。
公私ともにネクタイを使いこなせる紳士は、クオリティにこだわるはずである。

お洒落はこだわりであり、クオリティを追求すればどうしても1万円は軽く越えてしまう。

ネットで見つけたタイステーションは、正に価格に限界まで挑戦している。
人気ランキングを見ても3990円が主流価格帯である。

元ユナイテッドアローズのバイヤーが、その時々のトレンドを重視して、クオリティーの高い商品を手に入れることができるようである。

人気ランキングもあり、手軽な価格帯だけに気軽に買うことができる。

2本買えば送料無料やポイント制度もあり、今がお買い得で定番ネクタイであれば、わざわざ買い物に出かけなくてもネットで購入したい。

素敵なネクタイが見つかればいいですね。

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公共工事の無駄使い・マレーシア

2009年10月30日 | マレーシア
マレーシアも日本同様に税金の無駄使いが指摘されている。

血税の使い方には、どこの政府もルーズな面があることは否定できない。

Ahmad Husni Hanadzlah財務副大臣によると、金額が大きすぎて正確な無駄も把握できていないという。それを回避するには適切な競争入札の重要性が指摘されている。

透明性の高い競争入札により政府の負担価格は、最高50%安くなるという予測もあるから驚く。


また手抜き工事のよる政府の被害も大きな問題でもある。最近の事例では、Matradeビルの建設工事完成が1997年となっていたが、建設工事が遅延し2006年に完成したため総工事額が当初予定のRM167millionからRM287.5millionに膨れ上がったことや、完成したばかりのJalan Duta裁判所の水漏れ事件、Sultan Mizan Zainal Abidinスタジアムの大屋根の崩壊などは記憶に新しい。

軍や国家安全保障に関わるもの以外の大規模工事は2008年3月以降、公開競争入札により落札されているが、上海万博のパビリオン工事では、最低落札価格は無視され、政治的圧力で入札業者が選定されていたケースも摘発されている。

また、事前審査制による入札参加業者選定というケースもある。

最近では第一期Pahang Selangor配水管工事(RM1,3Billion)が、本年度入札されたが、日本政府の低利融資がひも付きの大型公共工事で日本の清水建設、西松建設がそれぞれ30%、マレーシアのIJM Corp Bhd、UEM Builders Bhdが20%の共同事業体が落札したケースもある。

総工事費RM8billionの半分以上を日本の低利融資を利用していることから、日本企業優先の落札もあることは事実である。

血税の正しい使われ方はどこの国でも不透明感があることは事実であるが、それを改善し汚職を撲滅することが最優先事項であろう。





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アジア観光地ベスト10

2009年10月29日 | なんでもランキング

1位 バリ島、インドネシア (1)
2位 モルジブ (4)、プーケット島、タイ (2)
3位 ケララ、インド(3)
4位 香港(5)
5位 バンコク、タイ(6) ホイアン、ベトナム(*)

6位 ボラカイ島、フィリピン(7) ゴア、インド(*)、ランカウイ島、マレーシア(7)
7位 チェンマイ、タイ(8) パラワン、フィリピン(8)
8位 アンコールワット(Siem Reap)、カンボジア(9)、上海、中国(*)、東京(*)
9位 ドバイ、UAE (*)、サムイ島、タイ (10)
10位 ペナン、マレーシア(*) ラージャスターン、インド(10)

2009年のベストな観光地の連続トップのバリ島は、2008年に14%の投票で1位、今年はなんとそれが24%と大きく伸ばした。イスラム教の多いインドネシアで、ヒンドゥ教が人口の92%を占めるバリ島はその神秘さから多くの観光客を虜にしている。



2位のプーケット島は、それが12.3%、2006年から連続の2位。タイはトップ10に3ヵ所ランキングされており、タイは観光客に人気があることは明白である。

2つ順位を上げたモルジブは、とにかく海が美しく環境にやさしい島である。しかし、食事の価格と質は問題点と多くが指摘している。

3位のカララは2006年から連続の3位。トップ10に3ヵ所ランキングされているインドは日本人には馴染みが無い観光地だろう。

また世界遺産に指定された影響でベトナムのホイアンやマレーシアのペナンがランキングされた。


東京、上海がランキング入りしたのには香港やバンコク同様に買い物のできる大都市のイメージからだろう。




男女格差指数

2009年10月29日 | なんでもランキング
The World Economic Forum(世界経済フォーラム)は、社会進出における性別格差の度合いを評価した「男女格差指数」を発表した。


1位 アイスランド
2位 フィンランド
3位 ノルウェー
4位 スウェーデン
5位 ニュージランド
6位 南アフリカ
7位 デンマーク
8位 アイルランド
9位 フィリピン
10位 レソト王国

16位 スリランカ
59位 タイ
60位 中国
71位 ベトナム
75位 日本
85位 シンガポール
93位 インドネシア
101位 マレーシア
104位 カンボジア
114位 インド
115位 韓国

上位には北欧諸国が並び、アジアではフィリピンの9位が最高である。

概ね各国とも評価は改善している。先進7カ国では日本は最悪の75位で、”女性国会議員の数”が105位で政治への参加度について評価が低く、”高等教育への進学率”が 98位、”賃金格差”が99位、”就業率格差”が83位と評価は芳しくない、唯一”女性幹部の登用”は6位に評価された。

これらを見ても日本での”男女格差”のギャップは大きく、政府は女性が社会進出をできない理由を真摯に精査するべきであり、その対策となる政策を立案するべきである。

少子化に伴い外国人労働者依存になる前に、女性を労働力として受け入れる社会を作らなければいけないのだろう。 





改正自動車政策・マレーシア

2009年10月28日 | マレーシア
マレーシアは、ついに自動車政策を転換させ、2010年1月1日から18分野の新政策を実施する。

マレーシアの国民車Protonの保護政策を長年継続させてきたが、外資100%の自動車メーカー参入を認め、環境に優しい電気自動車やハイバード車の製造には10年間の税優遇処置をとり、後塵を拝していた隣国のタイを意識した政策をとる。

マレー人の株式所有を義務付けしてきたが、タイは東南アジアのデトロイトと呼ばれるまで自動車産業は発展してきたためこれ以上の保護政策は堅持できないと判断したのだろう。

東南アジア最大の乗用車市場を抱えるマレーシアは、国産メーカーProton社とPerodua社を抱えており、自国メーカーのないタイとは大きく政策が違った。

また自動車輸入許可書(AP)は、2015年に廃止するが、今後はAPはRM10,000課金する。

しかし、乗用車75%-105%、SUV60%-105%、4輪駆動車65%-105%、バイク20%-30%の関税は維持する。また中古車の過少申告による脱税ができないように税関が一律課税するシステムも構築する。

また現在自由に輸入できる中古部品は2011年6月から輸入を禁止する。






女性ムチ打ち刑のデモンストレーション・マレーシア

2009年10月28日 | マレーシア
イスラム法による女性へのムチ打ち刑の公開デモンストレーションが、Pahang州で行なわれ500人程度が説明を受けた。

Tudung (イスラム教徒女性が被るスカーフ)をつけたマネキンを使用して、男性犯罪者へのムチ打ち刑との違いを説明した。

既報のビール飲酒による同州女性へのムチ打ち刑は、国際的な批判の中執行猶予されており、それを執行するための布石とも考えられる。

イスラム法遵守の姿勢を崩さない人も多く、イスラム裁判所の決定を重んじるべきとの声も少なくない。

写真のような細い木でのムチ打ち刑であれば、本来のムチ打ち刑とは大きく違い女性への執行も可能であるが、それを強行することに意義を持つイスラム教徒が多いことには驚く。




2009年ベストエアライン(2)

2009年10月28日 | なんでもランキング
ビジネスクラスランキング。

1位 Singapore Airlines (1)
2位 Cathay Pacific Airways (2)
3位 Thai Airways International (3)
4位 Emirates (4)
5位 Virgin Atlantic (6)
6位 British Airways (9)
7位 Jet Airways(5) Lufthansa (9)
8位 Malaysia Airlines (7) Japan Airlines (8)
9位 Air New Zealand (10)Qantas(10)
10位 Qatar Airways (10)

客室乗務員の好感度ランキング

1位 Singapore Airlines (1)
2位 Thai Airways International (2)
3位 Cathay Pacific Airways (3)
4位 Emirates (5)
5位 Malaysia Airlines (4)
6位 Japan Airlines (7) Virgin Atlantic (8)
7位 Jet Airways (6)
8位 British Airways (9)
9位 SilkAir (10) SriLankan Airlines (9)
10位 Bangkok Airways (*) Philippine Airlines (10)

( )は2008年ランキング

シンガポール航空は各評価で1位で、世界で最も評価の高い航空会社と言えるのだろう。写真はシンガポール航空A380スイートルーム。




ガラスのお寺・マレーシア

2009年10月27日 | マレーシア
マレーシア南部のJOHOR BARUで、”ガラスのお寺”が完成した。

Arulmigu Sri Raja Kaliamman Templeは、構造の90%がガラスでできており、改装費はRM2milion。

6色(青、赤、黄、緑、紫、白)のガラス30万枚からできている。

州政府は、年間RM30,000の維持費を割り当てや、この改装費用の内RM400,000も負担することが決まった。







地震のある日本では考えられないが、間違いなく新観光名所にもなることであろう。

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マレーシア自動車政策の見直し

2009年10月27日 | マレーシア
International Trade and Industry担当大臣であるMustapa Mohamed氏が、今週にもマレーシア自動車政策(National Automotive Policy)の見直し策を公表する。

本来は先月公表される予定であったが、どのような新しい政策が盛り込まれているのかは公表されるまで判らない。

しかし、Mahathirマレーシア元首相の息子であるMukhriz Mahathir副大臣によると、輸入許可書(AP)に対してRM10,000程度の課税をするべきと主張している。

2008年には、38,100台の中古車が輸入されており、それをベースに別途輸入関税以外のAPに対しても課税すれば大きな税収になると説明している。

勿論今週公表されるNAPにも、このAPに関する新しい政策が打ち出される可能性も否定できない。

マレーシアのAPは特定のマレー人に対して優先発給されている既得権益であり、APが無ければ自動車のマレーシアへの輸入はできない。またAPは売買されており巨万の富が生み出されていることも事実である。