AFFCでマレーシアが優勝

Suzuki Cup Asean Football Federation (AFF) Champion­shipsの最終戦で、マレーシアがインドネシアを破り初のタイトルを獲得した。

試合後の昨夜未明にNajib Razakマレーシア首相は、急遽明日金曜日を祝日にすることを表明した。

国を挙げてのお祝いムードである。

突然の祝日であるが大晦日でもあり大きな影響は企業などにはないと考えたのであろう。

ウイングは冬期講習会中であり、突然の祝日ですが明日は予定通りの時間割で授業は行ないます。

ナンバープレート”MCA1”に１０００万円近い価格・マレーシア

マレーシアの華人政党Malaysian Chinese Association,通称MCA

長年、連立与党としてマレーシアの華僑に力を貸してきた。

そのMCAを連想させる”MCA 1”から”MCA 9999”までのナンバープレートがマラッカで入札されていたが、その落札価格が公表された。

”MCA 1”は、マレーシアでの最高入札記録を更新し、RM300,100.00。
入札価格の今までの最高は華僑の苗字に多い”TAY 1”のRM242,000.00、”TAN 1”のRM200,900.00。

”MCA 2”RM101,000.00、”MCA 8”RM88,168.00、"MCA 888" RM15,400.00。

このMCAが頭の番号だけで当局は、RM1.5 million前後の税収である。

所謂、市場価格は入札価格のそれ以上で取引され、番号によれば数倍にもなる。

MCA１、2共に同じ法人名義で落札されている。多くの番号は所謂専門業者による落札が多いことも事実である。

数千万円のナンバープレートはセレブだけのものであるが、日本も入札式にすればかなりの税収になるのだが、それを考える政治家や役人はいないのだろうか。

マレーシアにも赤ちゃんポスト

2007年2月23日に熊本市のキリスト系の慈恵病院が計画している「赤ちゃんポスト（こうのとりのゆりかご）」に関して国として問題ないという判断があったということを書いた。

大切な命を守るセーフティーネットの役割とし非常に大切である。

マレーシアでも初めてIpohの病院に設けられた。

Jalan Raja di-HilirのKPJ Ipoh Specialist Hospitalに新設されたものは、正に親が育てられない子供の命を救うものである。

ここに入れられるとブザーが鳴り、病院関係者に知らされる。
検診後問題が無ければ、Welfare Department（福利厚生局）に引き渡される。

もし、健康状態に問題があれば病院側が全額費用負担して治療する。

子供を赤ちゃんポストに入れた人の秘密は一切保護される。

病院側の説明によると、特に未成年者が妊娠した場合は遺棄することが多いという。

KPJ Healthcare Berhadは、Johor Corporation傘下の民間企業でありマレーシアで20病院、インドネシアで2病院を運営している。

2011 F1マレーシアグランプリ 入場券半額で買える

来年2011年4月8日から11日で開催されるマレーシアF1グランプリ（2011 Formula One Petronas Malaysian Grand Prix）の入場券が半額で販売されている。

世界で一番安い価格でのF1入場券販売であるが、今月末までの限定期間が2011年1月末までに延長された。

来年度からはマレーシアの関係しているチームが3チームになり、マレーシア人には関心が深まる。

ペトロナスがメインスポンサーのMercedes Petronas F1 Team、格安航空会社AirAisaのオーナーが持つLotus Racing Team、マレーシアの国民車プロトンが参加しているLotus Renault F1 Teamの3チームが参戦する。

最安値はHillstandのRM30からと1000円以下でF1を見れるのはうれしいだろう。
またメインスタンドなどの一部の席RM1,200がRM600とすべて半額であるので予約はお早めに。

購入は電話+603-87782222または、インターネットにて

Najib Razakマレーシア首相高支持率

Najib Razakマレーシア首相の支持率は高く、多くのマレーシア人から支持されている。

本年5月の調査では支持率が72%であったが、今回の調査では69%と若干支持率を落としたものの依然高支持率である。

22%がとても満足できる首相と評価しており、また人種別でみるとマレー系からは74%、インド系85%と評価は高く、中国系54%とすべての人種から安定して支持されている。

不支持率は5月の21%から24%と少し上げているが、この支持率の調査からみると来年の総選挙は近いと考えていいだろう。

100階建てビル建設工事に賛否両論（２）・マレーシア

2009年12月08日に書いたマレーシアでの100階建てビル建設であるが、Najib Razakマレーシア首相がこの建設について具体案を示したことに対しての世論調査は芳しくない。

世論調査によるとマレーシア国民の65%が反対としている。

巨額RM1.6-billionの 'Warisan Merdeka'（Heritage of Independence tower）は、Stadium Merdeka周辺を再開発候補地として建設推進する予定である。

Facebookでは反対運動もあり既に28万人近くがビル建設反対に署名しており、建設費用を社会保障費費や文化、教育費、公共交通に投入するべきとしている。

88階建てのペトロナスツインタワーの建設を決めたMahathir Mohamad元マレーシア首相も反対に回っており、近く噂される総選挙での論点になる可能性もある。


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COE価格高騰・シンガポール

シンガポールの高度経済成長に伴い自動車の需要も高まり、交通渋滞の懸念からCOE (Certificate Of Entitlement) と言われる車両取得権利制度を設けている。

COEの有効期限は10年として車両の登録抹消台数と登録満期時期を把握できるようにしている。

このCOEシステムは、ベルギーの制度を参考に導入したと言われている。

このCOE価格が13年ぶりに高騰している。

排気量1,600cc以上が、15,2％高S$72,001。
排気量未制限は、17.3%高$76,102。
排気量1,600cc以下は、$46,129。

車を買う前にこの購入権利を買わなければならないためシンガポールでの車は1000万円以上になることは普通である。

また、北京では自動車登録を抽選制にして来年度の新車登録を24万台に制限することは昨日公表された。従い駆け込みの自動車購入者が激増しており、通常9000台程度の販売が既に2万台以上に達したとも言われている。

中国政府も北京などの都市部での渋滞緩和策として、COEの導入を計画されているとも言われている。

監視カメラで犯罪抑制・マレーシア

マレーシア当局もイギリス同様に、街中に監視カメラを設置し取締りを強化する。

来年3月までに、監視カメラ496台をマレー半島各地に設置する予定である。
Selangor州152台, Johor州　88台, Penang州　48台, Negri Sembilan州48台, Kedah州 　48台, Perak 40台, Malacca州　24台, Pahang州　16台, Kelantan州　16台,Terengganu州 　16台の内訳である。

第10次マレーシアプランによる2次計画では更に456台をサバ、サラワク州を含めた全土に設置する。

予算はRM59.87 millionと大きくとられており、カメラの台数から積算すると極めて高い予算となり批判の声も多い。素人が計算してもこの予算はカメラの台数からすれば極めて不透明性の高いものになる。

Penang州では、Penang Integrated Public Safety System (PIPS)と呼ばれ、マレーシア初のブロードバンドワイアレス4.9GHzを使用してPenang Island Municipal Council (MPPP) traffic control、Patani Road police stationとState police headquartersの３ヶ所からシステムを監視することになる。

しかし、これらシステムはどのように利用するかが非常に大切な課題であり、その運用を適切にできなければ何ら意味の無いものになる。

クリスマスに浮かれていると。。。

人口の過半数がイスラム教とであるインドネシアでは、イスラム教団体がショッピングセンターや街のクリスマスデコレーションが挑発的かつ行き過ぎであると指摘した。

世界一のイスラム教徒人口を誇るインドネシアでは、キリスト教のクリスマスを容認しているもののあまりにも商業主義的であり、イスラム教徒の心境を理解していないとも言え各ショッピングセンターなどの商業施設には改善を求めている。

また、イスラム教徒である従業員にサンタクロースの着衣を着せていることにも苦情がでている。

マレーシアのショッピングセンターなども近年クリスマスの飾りつけが目に付いているが、今のところマレーシアのイスラム教団体からはこのようなクレームはでていない。

日本同様にアジア各地でも宗教に関係なく、クリスマスなどを祝う傾向が強いが信仰心の強い方々には目に余る行為に映るのだろう。





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2010年マレーシア人口

2010年のマレーシアの人口は27,565,821人で、男性14,112,667人女性13,453,154人。

2000年から2010年まで年間平均2，17％で人口が増加

人口の2割近い5,411,324人が首都圏Selangor州に住み、次いでJohor州の約320万人、Sabah州310万人、Sarawak州240万人、Perak州220万人。

特にJohor州では、女性1人に対し男性1,12人と男性の方が多く、逆にPutrajayaでは女性1人に対して男性0,88人となっている。

Putrajayaは人口が最も少なく67,964人、しかし過去10年間で17％増えており今後も各省庁や政府施設の移転が進めば人口は増えると予測されている。

2015年には人口が2980万人に到達すると予測されている。

65歳以上の高齢者は人口の4,6％であり、2015年には5,4％と予測されており高齢化社会への不安は特にないとされている。


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2011年 求人数の多い国ランキング

Manpower社が、世界中6万4千社を対象にした調査による2011年度の求人の多い国のランキング。

勿論新興国が上位にランキングされ、好景気を反映している。インドが中国を抜き1位というのも興味深い。

1位　インド
2位　中国
3位　台湾
4位　ブラジル
5位　トルコ
6位　シンガポール
7位　ペルー
8位　オーストラリア、香港
9位　コスタリカ
10位　アルゼンチン

転職を考えているのであれば、これらの国々にアプローチするのが賢明であるが日本人の海外への求職はやはり極めて低く困難である。

専門職に限らず、あらゆる分野での求人が多くなるこれらの国々は来年以降も世界経済を牽引することになるのだろう。

来年の祝日を減らす。フィリピン

Benigno Aquinoフィリピン大統領は、来年の祝日を減らすことを決めた。

今年の祝日は２１日あったが、来年は１６日とする。

在フィリピンの７カ国の外国商工会議所が、改善を要求していたものに対応した形である。

また突然の祝日の公布は度々あり、経済界から強い反発が出ていた。

東南アジアでは、国の祝日はベトナムで９日、シンガポールで１１日、台湾で１２日、マレーシア１５日であり、フィリピンの２１日間は突出している。

経済界からは反発は多いだろうが、国民からの反発も今後は予想される。

原子力発電所建設・マレーシア

マレーシア政府は、2022年までに原子力発電所の建設を計画していることを公表した。

内閣で既に5月に承認されている原子力発電所計画であるが、2つの1,000メガワット原子力発電所を建設するとしている。

2014年までに具体化するとしており、風力発電や太陽光発電などを推す環境保護団体からの反対意見を押し切り原子力を導入することを決めたようである。

現状は、64%が天然ガス、残りは石炭からの発電に依存しており、バランスが非常に悪いと政府はしており、コスト面などを考慮した結果原子力の導入を決めた。

今後は韓国や日本、欧米などからのセールス合戦が繰り広げられることになるだろう。

MRT工事来年7月から開始決定・マレーシア

マレーシア政府は、MRT（Mass Rapid Transit）の工事開始を来年7月からとすることを閣議決定した。

巨額RM36billionを投入し、クアラルンプール首都圏に鉄道網を今後5-6年で完成させ約13万人の新規雇用も生み出す。

現状のクアラルンプールの鉄道網は、極めて利用しにくいため車社会であり、完成後は渋滞緩和にもつながる。

初期着工路線は、スンガイブロ（Sg Buloh）からコタデマンサラ（Kota Damansara）クアラルンプール市内、チェラス（Cheras）を経由しカジャン（Kajang）までを結び1日40万人の乗客を見込んでいる。

2本目は スンガイブロ（Sungai Buloh）からケポン（Kepong）クアラルンプール市内、セラダン（Serdang）の路線、3本目は環状線になる。

クアラルンプール市内はほとんどが地下鉄になり、500Mから１KM間隔で駅を設置する。

この巨額な公共工事にはマレーシア上場企業のGamuda BhdとMMC Corp Bhdが合弁で、政府に事業計画の提案をしたため、Project　Delivery　Partner（PDP)として指名されている。

そのため、実際の工事には両社はトンネル工事以外は入札に参加できないとしている。

今後は各種工事の入札が行われるが、そこには巨額の札束が飛び交うことは簡単に予想できる。

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カンボジア初のテーマパーク

KNN Cambodia社が、カンボジアでは初めてのテーマパークを開業させる。

首都プノンペンの中心地であるナガワールドカジノホテルの反対側の空き地をリースし約10億円を投資する。

このドリームパーク計画は、本年3月から5年間の借地契約を結んでおり、欧州から最新のタワードロップ、パイレーツシップなど4設備を3 million euroをかけて導入し、ゴーカートなどのほかの設備も計画中である。

川沿いにはレストランなどを設け、約200の小規模店舗も開設する。

KNN Cambodia社は、中古自動車部品・中古重機の輸入販売、カンボジアの民芸品、アパレル、不動産などを手がけているがリスクは承知の上での投資ということである。

カンボジアの生活は向上しており娯楽にもお金を使うと時期であると判断しての投資であるが、2年で投資を回収するという強気の計画には疑問も生じる。

観光客向けの目玉が無いプノンペンだけに、遊戯施設などのコンセプト次第では外国人観光客もターゲットになるだろう。