WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

スター・ウォーズ7

2015-12-20 | アメリカの生活
お久しぶりです。

大変だった秋学期も無事終了。やっとブログを書く余裕ができました。

私もさることながら奥さんもかなりボロボロになりました(笑)。さすがに40代で英語の素人がアメリカで大学生をするのは大変だと思います。ファイトと努力に拍手!!!

その大変だった今学期の打ち上げも兼ねて、昨日は公開したばかりのスター・ウォーズの最新作を見てきました。

興行権がディズニーに移って、しかも監督が最新スタートレック・シリーズのJ.J.エイブラムズということで、見たいような見たくないような複雑な心境だったのですが、やっぱりいち早く見ないわけにはいきませんでした…。

「ここポカテロにはロクな映画館がないから隣町のアイダホ・フォールズまで見に行こう」と思っていたんですが、何と近所にアイダホ州で一番でかいスクリーンの映画館が半年前にオープンしているという噂を前日に知りました(意外とキャンパス外のことは何も知らない私たちです)。行ってビックリ、確かにデカイ。勧められるままに誰も座っていなかった最前列にワクワクしながら座りました。

2時間以上の上映が終わって、二人とも頭がクラクラ。要するに「近すぎた」んですね…。まるで戦闘シーンではジェット・コースターに乗っている感覚でした。初めは良かったんですが、後半に入る前に三半規管をやられて不意に吐き気が。席を変わるわけにはいかないと思ったので(本当はできるし、そうすべきでした)、我慢して半分目をそらしながら最後まで…。一体何のための最前列だったのか?…要するにハシャギ過ぎ…反省。

映画館を出ると、知り合いのマット夫妻(同い年くらい。ローカルデレビ曲のニュース・キャスターで大のスター・ウォーズ・ファン。5年前には奥さんも英会話を個人的に指導してもらっていた。)に遭遇。「休憩しながらすでに4回見た」そうです(笑)。「クリスティ(奥さん)付き合わされて可哀想」と思ったのは私だけでしょうか?

今回は我ながらタイトルの割には映画の内容には全く触れていないのがすごいと思いますが、それはまた今度。つまり「もう一回まともな席で見ないと」ということで…。"May the Force be with you!!"(フォースの共にあらんことを!!)

日本旅行の計画

2015-09-27 | 日記
9月27日。4週目終了。

今学期は大変忙しい(毎週アップできなくてゴメン!)。毎週100ページの英語の本リーディング&それに元づいてレポート提出とディスカッションといういわゆる「ゼミ」があるからだ。それも得意な言語学ならまだしも全く専門外の文化人類学。毎回前日は缶詰になってレポートを授業の直前に完成させてはフラフラになってディスカッションに臨む、の繰り返しである。学部と違って大学院はかなり大変です…。

しかも先週はお付きのローサー教授の担当3クラスでテストがあったため、試験監督3回&採点2回が追加。おかげで日曜の5時を過ぎても明日のラテン語&ギリシャ語の予習が全くできていない始末。もちろん中国語なんか授業にしばらく顔も出せずにいます。なんだかなあ…。

さてさておなじみローサー教授はといえば、最近友達のマイクと一緒に来年の日本旅行の準備を始めたらしく、なんやかやと質問をしてくる。飛行機の切符を取ったのを皮切りに、いまは宿泊施設を調べているところらしい。なんでも面白いのが「ホテル嫌い」というところ。東京に最低一週間は滞在したいからアパートを探しているというので、彼らの使っているサイトを使ってやってみると、本当に「3泊からOK」というアパートが出てくる。いわゆる「ウィークリー・マンション」しか知らなかった私は目が点になった。

中野で一泊あたり$57という格安物件を見つけたのだが、教授にはこう言った。「ホテル・ニュー・オータニに半額($216→$108)で泊まれるんだったらそこにしたほうがいいと思いますよ。そのアパートは清掃費やら何やらがついて最終的に一泊$81になるみたい。しかも中野という場所は都心の端っこの新宿ですらないですよ。僕だったら$30の違いだったら都心のど真ん中の一等地、赤坂にある有名ホテルに泊まりますけどね。眺めもいいし。」

確かにアメリカ人用には「JRパス」というのがあって、電車には定額乗り放題なのだが、日本語がよく分からない人たちがはたしてちゃんと電車でスムースに目的地にたどり着けるのだろうか?いや、むしろ初めてで東京でJR乗り放題だったら、一日中迷いながら電車に乗ってるのも案外楽しいかも(笑)。「今ドルも高いしお金も持ってるんだからニュー・オータニからタクシーで行きたいところに片っ端から行ったら?」と思ってしまうのは私だけでしょうか?うーん。どうなることやら。

今度はTOEFL!!

2015-09-07 | 英語
2周目終了。

先週お話しした4言語のうち、ヘブライ語はやめました(笑)。ドルセン名誉教授に聞いてみたところ、「うーん、ヨーロッパ言語を学ぶ上で重要な3言語のうちの一つというよりは、単に『聖書が書かれたオリジナルの言語』というところかな。広くインド・ヨーロッパ語族に興味があるんだったら、サンスクリット語の方が遥かに重要。ただしそれはある程度マスターするのに10年は専念しないといけない非常に難しい言語だけどね。」だって。

というわけで、ラテン・ギリシャ・中国語という割とメジャーなランナップになりました。ああよかった。最後の中国語に関しては、博士課程の第一希望がハワイ大学マノア校の日本語言語学専攻ということで、何でも「第二東アジア言語を最低2年間」という縛りがあるためです。日本語との関係も深いので必須なのでしょう。楽しそう…。

あと問題なのはTOEFL(ハワイ大学はiBTで120点満点中100点を要求しています)、今日予約しました。10月3日に受けます。最後に受けたのが2008年だから7年ぶり? 当時は72点取るのがかなり大変だったのを覚えています(実はあまり得意でない…。)。その間TOEICで990点満点中90点上がったということは9%アップ、だからTOEFLも120の9%で11点アップするとして72+11=83点? あちゃー全然足りない!どうなることやら。

ラテン語・ギリシャ語・ヘブライ語、そして中国語

2015-08-29 | 日記
新学期も一週間経過。

前学期はラテン語一色だったローサー教授、今年はケルト一色。午前中にケルト語総論、午後は言語学入門のあとケルト文化。そしてなんとアイルランドからフルブライトで特別講師を招いて共同でケルト語の一つであるアイルランド語の授業を開始、春学期の終わりには再びイマージョン・プログラムでアイルランドに生徒を連れていく、という壮大な計画だ。

一度だけ誘われるままにケルト語とアイルランド語の授業に出ていたのだが、どうも気が進まない。私にはまだマニアックすぎるのだ。代わりに当初の予定どおりラテン語と中国語にした。(ゴメン、ローサー教授…。)ただ、アイルランド人講師のシェイマスとは仲良くなった(彼は俳句好きデス)。

ISUには言語学の巨人が2人いる。一人は私がアシスタントをしているおなじみローサー教授(28ヶ国語を勉強。ゲルマン&ケルト、ネイティブ・アメリカン言語[ショショニ&ウェスタン・モノ]の研究家。スペイン語と古代ヘブライ語も堪能)、それともう一人は、ドルセン名誉教授(同じく28ヶ国語を勉強。古典言語の専門家。ラテン語、古代ギリシャ語、フランス語、ロシア語が得意。)二人とも漢字文化圏の言葉(東アジア言語すなわち中国/韓国/日本語)にはあまり詳しくない。

さてこのドルセン名誉教授、古典言語の中でも古代ヘブライ語(聖書の書かれた元々の言語)だけはやったことがなかったらしく、なんと今学期は孫のような年の学生たちに混ざってローサー教授の授業に私と共に参加している。よっぽどやってみたかったのだろう。この二人を同じフレーム内に見ることになるとは壮観である…。

私はといえば、ケルト諸語を勘弁してもらう代わりに、ラテン語の二年目とギリシャ語をドルセン教授とマンツーマンで(!)、そして新たに中国語の聴講(!!)。古代ヨーロッパ基本3言語(ヘブライ・ギリシャ・ラテン:全部死滅言語です…。)に加えて東アジアの基本言語である中国語。これはもう言語学者になるしかないのか? 待て次号!!




TOEIC 955点‼︎

2015-08-24 | 英語
皆さんお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか?

今日から新学期。大学院生もTAも2年目ということで、昨年よりはずいぶん気持ちに余裕があるのが驚きです。

浮いた学費でスバル・フォレスターをリース(実に20年ぶりの新車!)できたこともあり、この夏は初めて夫婦2人そろってアメリカ西部を旅行しました。

7月末から18日間かけてのドライブ。走行距離実に4000マイル(=6400キロメートル)といえばアメリカのデカさが想像つくと思います。
アイダホから出発して、ラス・ベガス → ロサンジェルス → サンタクルーズ → シャスタ山 → ポートランド → シアトル → レーニア山 と回り、最後のワシントン州エレンズバーグではなぜかTOEICを受けて締めくくる、という旅でした。ああ面白かった。

そのTOEICの結果が来てびっくり。なんと自己ベストを実に5年ぶりに40点も上回る955点でした(🎵大喜び)。

リスニングほぼ満点(490点)の上、リーディングも今回初めて余裕で最後まで回答できました(でもその割には465点ですが…)。一体ナニが?

前回までと大きく違ったことといえば、コロケーション(単語と単語のつながり)を意識して自己トレーニングをするようになったことぐらい。でもそれが大きく得点アップに貢献したと思います。これは意外でした。TOEICの点が伸びずに苦しんでいる人には朗報です。

コロケーション・トレーニング後にTOEICを受けた実感としては:

1)英語をリラックスして聞けるようになる(聞いていても疲れない)
2)英語を驚くほど速く読めるようになる(読んでいても疲れない)

の2点です。毎回受験の度に頭痛に襲われていた私も今回はケロリ。

ボキャブラリー・トレーニングが単語そのものの勉強だとすれば、コロケーション・トレーニングはいわば単語と単語のスキマの勉強。かなり地味ですがこれが効果抜群。ボディーブローのようにジワジワ効いてきます。英語の読み聞きで疲れやすい人は是非試してください。「単語は単体でなくフレーズで覚えよ」というのは「コロケーションごと覚えなさい」ということなんですね。正確なだけでいい受験英語から多少ラフでもとにかくスピードが要求される実用英語にシフトしていくには大きな鍵となるコンセプトでしょう。英語を使うことのほとんど無い日本人だからこそ、このコロケーション、一つのトレーニング・ジャンルとして確立する必要があると痛感しました。

難しい単語や熟語表現を覚えるのは割と人目を引いてカッコイイので誰でもしたがりますが(自分もずっとそうでした…。)将来英語を使って仕事をしようと思っている人はそこにこれを付け足して下さい。地味だけど大切な学習ポイント四天王は「基本動詞に句動詞・前置詞・コロケーション」と語呂よく覚えましょう。