モナコグランプリ決勝は、ポールポジションからスタートのアロンソが順当に優勝。予選結果抹消のミハエル・シューマッハは驚異的な追い上げで5位入賞。
決勝レースを一言で言い表すとこうなるのかな。確かに、ミハエルの追い上げは抜けないといわれるモンテカルロでは、際立っていたし5位に入賞するというのは、レース前には予想できなかった。感動的ですらあったと思う。
但し、これでアロンソとミハエルの選手権ポイント差は21ポイント。絶望的とも思える差が、ここモンテカルロでついてしまった。
予選での危険行為の判断によるミハエルの予選タイム抹消の時点で2006年のF1は決まってしまった気がしてならない。
今後のレースでミハエルが優勝したとしても、アロンソは確実に2位若しくは3位に入る実力と壊れないマシンと戦略をもっている。とすれば、ミハエルがどうあがいても縮まるポイントはごく僅か…。
アロンソが抜かれないことを前提に昨日のレースを完璧にコントロールしたのと同様に、以後の選手権をコントロールしてしまうだろう。悲観的かもしれないが、それだけの材料がそろってしまった。
昨日のレースだけを見れば、つまらないレースにちょっとした刺激を与えてくれた、キミの走りをもう少し見ていたかった。アロンソのコントロール下にあったとはいえ、切れ味鋭い走りで、アロンソのマシンを追い回すキミの走りは、最高にかっこよかった。マクラーレンには本当にキミに戦えるマシンを与えてあげて欲しい。たとえ今シーズンを最後にチームを去ることが確実視されているドライバーとはいえ、条件はアロンソ、ルノーにもいえることなのだから。
モントーヤが2位に入った事により、マクラーレン復活なんて記事もみるが、サバイバルレースをクレバーに戦って2位に入ったドライバーの功績と、マシンがたまたま壊れなかった事による結果でしかない。
マクラーレンが、ルノー、フェラーリと互角に戦えるマシンを早急に準備できれば、絶望的に決まってしまったと思われる今年のチャンピオンシップにも、別の一面が見えてくる。アロンソとミハエルの2人だけで争う場合の21ポイント差と、そこにマクラーレンが加わり、三つ巴で1位10ポイントなり表彰台フィニッシュを争えば、ポイントはバラけてシーズン終盤に緊迫したチャンピオン争いが行われるかもしれない。残念ながら、ホンダとトヨタにはどうやら今年はその中に加わる力は無い。BMWザウバー、ウイリアムズも同様。ルノーとフェラーリの両セカンドドライバーも残念ながら、その役目をする技量が足りないと思える。
とすれば、マクラーレンのキミ・ライコネンとモントーヤだけが、つまらなくなってしまった今年のチャンピオンシップを面白くする唯一のピースに感じる。エイドリアン・ニューイを放出した影響がどう出てくるか分からないが、壊れないマシンと、キミの走りに対応できるマシンを是非早急に開発して欲しい。
ところで、キー局のフジテレビのF1放送も今年で20周年を迎えるのだが、古館さんが実況していた頃の悪しき伝統が残り続けていて、アニメチックなドライバー紹介に明け暮れ、新規ファンを導入するために行っているのは分からなくもないけど、どうも聞いていて空回っているようにしか聞こえないし、正直ウザイ。CSのようなマニアックな放送をしろとはいわないが、実況は現場にいないTVの前の視聴者である我々に正しく現場の状況を知らせるのが第一ではないだろうか。
そういったことにおいて、20年間の蓄積があまり見られないのが残念である。赤き皇帝やマクラーレン銀河帝国もいいが、そんな実況しているのは世界中で日本だけじゃないのかと思ってしまう。せっかくのドライバーとピット間のラジオも入るのだから、英語が堪能で現状を正しく伝えてくれるアナウンサーの育成が必要ではないですか?
あの、山田優ちゃんであれ、4年間の蓄積を感じる冷静なコメントを時折繰り出しているというのに(笑)彼女は、話題のエビちゃんや押切もえちゃんと並ぶキャンキャンのトップモデルだというのに、畑違いのF1の事を興味をもって勉強しているように感じますよ。永井君はちょっと差を付けられちゃいましたね。ガンバレ。
決勝レースを一言で言い表すとこうなるのかな。確かに、ミハエルの追い上げは抜けないといわれるモンテカルロでは、際立っていたし5位に入賞するというのは、レース前には予想できなかった。感動的ですらあったと思う。
但し、これでアロンソとミハエルの選手権ポイント差は21ポイント。絶望的とも思える差が、ここモンテカルロでついてしまった。
予選での危険行為の判断によるミハエルの予選タイム抹消の時点で2006年のF1は決まってしまった気がしてならない。
今後のレースでミハエルが優勝したとしても、アロンソは確実に2位若しくは3位に入る実力と壊れないマシンと戦略をもっている。とすれば、ミハエルがどうあがいても縮まるポイントはごく僅か…。
アロンソが抜かれないことを前提に昨日のレースを完璧にコントロールしたのと同様に、以後の選手権をコントロールしてしまうだろう。悲観的かもしれないが、それだけの材料がそろってしまった。
昨日のレースだけを見れば、つまらないレースにちょっとした刺激を与えてくれた、キミの走りをもう少し見ていたかった。アロンソのコントロール下にあったとはいえ、切れ味鋭い走りで、アロンソのマシンを追い回すキミの走りは、最高にかっこよかった。マクラーレンには本当にキミに戦えるマシンを与えてあげて欲しい。たとえ今シーズンを最後にチームを去ることが確実視されているドライバーとはいえ、条件はアロンソ、ルノーにもいえることなのだから。
モントーヤが2位に入った事により、マクラーレン復活なんて記事もみるが、サバイバルレースをクレバーに戦って2位に入ったドライバーの功績と、マシンがたまたま壊れなかった事による結果でしかない。
マクラーレンが、ルノー、フェラーリと互角に戦えるマシンを早急に準備できれば、絶望的に決まってしまったと思われる今年のチャンピオンシップにも、別の一面が見えてくる。アロンソとミハエルの2人だけで争う場合の21ポイント差と、そこにマクラーレンが加わり、三つ巴で1位10ポイントなり表彰台フィニッシュを争えば、ポイントはバラけてシーズン終盤に緊迫したチャンピオン争いが行われるかもしれない。残念ながら、ホンダとトヨタにはどうやら今年はその中に加わる力は無い。BMWザウバー、ウイリアムズも同様。ルノーとフェラーリの両セカンドドライバーも残念ながら、その役目をする技量が足りないと思える。
とすれば、マクラーレンのキミ・ライコネンとモントーヤだけが、つまらなくなってしまった今年のチャンピオンシップを面白くする唯一のピースに感じる。エイドリアン・ニューイを放出した影響がどう出てくるか分からないが、壊れないマシンと、キミの走りに対応できるマシンを是非早急に開発して欲しい。
ところで、キー局のフジテレビのF1放送も今年で20周年を迎えるのだが、古館さんが実況していた頃の悪しき伝統が残り続けていて、アニメチックなドライバー紹介に明け暮れ、新規ファンを導入するために行っているのは分からなくもないけど、どうも聞いていて空回っているようにしか聞こえないし、正直ウザイ。CSのようなマニアックな放送をしろとはいわないが、実況は現場にいないTVの前の視聴者である我々に正しく現場の状況を知らせるのが第一ではないだろうか。
そういったことにおいて、20年間の蓄積があまり見られないのが残念である。赤き皇帝やマクラーレン銀河帝国もいいが、そんな実況しているのは世界中で日本だけじゃないのかと思ってしまう。せっかくのドライバーとピット間のラジオも入るのだから、英語が堪能で現状を正しく伝えてくれるアナウンサーの育成が必要ではないですか?
あの、山田優ちゃんであれ、4年間の蓄積を感じる冷静なコメントを時折繰り出しているというのに(笑)彼女は、話題のエビちゃんや押切もえちゃんと並ぶキャンキャンのトップモデルだというのに、畑違いのF1の事を興味をもって勉強しているように感じますよ。永井君はちょっと差を付けられちゃいましたね。ガンバレ。