中国四川省でチベット族住民と中国政府の衝突が激しさを増している模様だ。外部との接触が厳しく制限されており、詳細は不明だが、チベット自治区などと接する山間地で大規模デモが連日起き、現地当局は発砲で死者が出たことを認めた。住民の反発は広がる一方で、さらに緊張が高まる可能性がある。
インド準備銀行(RBI、中央銀行)は24日、政策決定会合を開き、RBIが一般の銀行から強制的にお金を預かる際の比率(預金準備率)を引き下げることを決めた。引き下げは2009年1月以来。欧州の政府債務(借金)危機のあおりでインド経済の減速傾向が強まったため、市場に出回るお金の量を増やす「金融緩和」による景気テコ入れに転じる。
中国やブラジル、オーストラリア、インドネシアも昨秋以降、欧州危機の深刻化を背景に金融緩和に転換しており、主な新興国の足並みがそろいつつある。
中国やブラジル、オーストラリア、インドネシアも昨秋以降、欧州危機の深刻化を背景に金融緩和に転換しており、主な新興国の足並みがそろいつつある。
中国国営新華社通信によると、貴州省貴陽市の病院で、22日死亡した39歳の男性が、鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが確認された。
パキスタン中部ムルタンで、洪水災害の復興を支援するNGO職員の男性2人が拉致された。20日付の地元紙ドーンが伝えた。ドイツ人とイタリア人で、銃で武装した4人の男が自宅に押し入り、連れ去った。目的など詳細は不明。
パキスタンでは、身代金などを目的とした武装勢力による外国人の誘拐が相次いでいる。昨年7月には西部バルチスタン州でスイス人の旅行者が拉致され、武装勢力が犯行を認めた。また昨年8月には、東部ラホールで米国人男性が自宅から拉致された。
パキスタンでは、身代金などを目的とした武装勢力による外国人の誘拐が相次いでいる。昨年7月には西部バルチスタン州でスイス人の旅行者が拉致され、武装勢力が犯行を認めた。また昨年8月には、東部ラホールで米国人男性が自宅から拉致された。