2011年は死者・行方不明者が約2万人にも上った3月の東日本大震災をはじめ、10月のタイ大洪水(死者750人以上)、年末のフィリピンの台風被害(死者・行方不明者2千人以上)と、自然災害が猛威をふるった1年でもあった。国連の協力機関の調査によると、01年から10年までの災害による年平均死者数は世界全体で11万2493人で、1991年から2000年(4万8890人)までの2・3倍となった。過去20年間で自然災害そのものも増えており、災害リスクの軽減が国際社会の課題になっている。
インドネシア国営アンタラ通信など同国メディアはこのほど、約23万人の死者・行方不明者を出した2004年12月26日のスマトラ沖地震・大津波後、行方不明となっていた同国アチェ州の少女が7年ぶりに家族と再会を果たしたと報じ、話題となっている。
ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で23日午後1時58分(日本時間午前9時58分)ごろ、マグニチュード(M)5.8の強い地震があった。
現地ではその後も断続的に強い揺れがあった。警察当局などによると、死者や重傷者、ビルの倒壊は報告されていないが、クライストチャーチ市内の一部で停電や液状化の被害が出たほか、空港も一時閉鎖された。
現地ではその後も断続的に強い揺れがあった。警察当局などによると、死者や重傷者、ビルの倒壊は報告されていないが、クライストチャーチ市内の一部で停電や液状化の被害が出たほか、空港も一時閉鎖された。
フィンランド警察は21日、同国南東部コトカに寄港した中国・上海行き英国船籍の貨物船「ソール・リバティー号」内から地対空ミサイル、パトリオット69基や160トンの爆発物が見つかったと発表した。