Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

Westrex 10 A Reploducer に匹敵するSATIN M14

2013-12-23 15:19:26 | Weblog
Westrex 10Aは正直言ってもったいなくて使えない。やはり盆と正月、ゴールデンウィーク限定使用となりつつある。
そこでもう1本、初期型を万札、100枚搾り出して買うことにしました。
あほと思われようが買います。アホだな~。この万札を揃えるのにWE351Aを6本、秘蔵のWE618Bを売りました。
Westrex 10Aの初期型は針カバーが無いので掃除が楽なのです。音も違うのではと想像しています。
ところが悩ましいカートリッジがばか安値であるのです。それがSATIN M14なのです。針交換も出来るという変わり者。
ダイレクトカップル独特の高分解能、シャープな音、高出力MCに有りがちな中低域のひ弱さは全くなく結構な馬力が
あります。かといって荒い音は一切でません。音に着色感がないのが良いです。
カンチレバーの音色が全く感じられない。ベリリュームのカンチレバーでは高域に必ず華やいだ着色音がでて
サファイヤカンチレバーも独特の音がする。ボロンとチタンが一番自然で良いと思う。もしSATINにボロン、チタンが有ったら凄いことになっていたかもしれない。
アルミカンチレバーは太くするとSTANTONや初期のSHUREのような太い音だが、細かい音が
出てこない。SATINの場合はアルミカンチレバーだが支点から針先までが短いのでカンチレバーによる情報損失が最小になっていると思う。いわゆるカンチレバーのしなる音がしないのです。
Westrex 10Aに勝てない部分は分解能があと少し足りない点だけですが、価格を考えればM14はりっぱだ。イタリアのエーベーで本体新品をゲット、交換針はヤフオクでゲット。海外の人は古いものを大切に持っているのが凄いことだと思う。SATINでM117、18BXも持っていましたが全部売りました。他のAudio TechnicaのMC、Shure Ultra500なんかもみんな処分しました。


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