回路図が見つかったので掲載します。こうしとけば定数を忘れずにすみます。
前にも書きましたがイコライザーはSHURE M65のコピーです。
SHUREの真空管フォノイコライザーはダイナコ社が設計したものです。
有名なスタジオ用SE-1イコライザーのプリントサーキットにはダイナコの文字が
エッチングしてあります。なぜM65なのかと言うと、その音を聞いて
非常に音に張りが有って、音があふれ出る感じがSHUREのカートリッジに
とても良くあうのです。一体、この平凡に見えるNF型イコライザーに
なにがあるのか良く分からなかったのですが、5755、420Aで製作してみて
ようやく分かったのはK-K帰還のPFBの音です。カソード間に設けられた
100KΩが、絶妙な音の張りを与えているのです。実測で0.5dBぐらい
ですから、ゲインを上げる目的ではないことは明白です。
音に張りが出てくるだけでなく、分解能も向上している感じがします。
M65が製作された当時はM3、M7などのカンチレバーは太い、どちらかと言えば
若干鈍い音をなんとかしたいとSHUREは考えていたんではないかと。
そこでPFBが採用されたと思っています。それとNF回路の時定数ですが
抵抗値を上げてキャパシター値を下げてマイカ型が使えるように考えられています。
明らかに高域の切れと分解能を意識した設計だと思います。
このイコライザーをWEの抵抗とWEのディップマイカコンで再現しました。
前にも書きましたがイコライザーはSHURE M65のコピーです。
SHUREの真空管フォノイコライザーはダイナコ社が設計したものです。
有名なスタジオ用SE-1イコライザーのプリントサーキットにはダイナコの文字が
エッチングしてあります。なぜM65なのかと言うと、その音を聞いて
非常に音に張りが有って、音があふれ出る感じがSHUREのカートリッジに
とても良くあうのです。一体、この平凡に見えるNF型イコライザーに
なにがあるのか良く分からなかったのですが、5755、420Aで製作してみて
ようやく分かったのはK-K帰還のPFBの音です。カソード間に設けられた
100KΩが、絶妙な音の張りを与えているのです。実測で0.5dBぐらい
ですから、ゲインを上げる目的ではないことは明白です。
音に張りが出てくるだけでなく、分解能も向上している感じがします。
M65が製作された当時はM3、M7などのカンチレバーは太い、どちらかと言えば
若干鈍い音をなんとかしたいとSHUREは考えていたんではないかと。
そこでPFBが採用されたと思っています。それとNF回路の時定数ですが
抵抗値を上げてキャパシター値を下げてマイカ型が使えるように考えられています。
明らかに高域の切れと分解能を意識した設計だと思います。
このイコライザーをWEの抵抗とWEのディップマイカコンで再現しました。
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