『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

投資信託もしてみんとてするなり

2004年12月22日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)
小生、ひそかに投資信託なるものをやっている。
昔から株式とか投資信託は儲かったことがなく(ようするに自分の見立て違いなわけで、センスがないのだ)、バブル崩壊後は手を出すこともなかった。といってもそれほど活発にやっていたわけではなく、当時、知人が証券会社に就職していたので、いわゆる「お義理買い」みたいなもので、小生が欲しい株式ではなく、その御仁が選んだ「推奨株」だった。これがまぁ、ことごとくウラへはまりまくってすっからかんとまではいかなかったが、寒空にランニングシャツくらいまでは落ち込んでしまった。かぜをひいて寝込みそうになったところで当時の下がり続けた投信はすべてキャッシュに変えて、間一髪のところでパンツ一枚にならずにすんだってぇわけ。何も自慢になりはしないけど、そんなことがあったにもかかわらず、また投資信託?ということになるが、まあ、今度は自分で選んで買ったので、「自己責任」ってぇことで、以前よりは真剣なのだ。

 先日、「デイトレーダー」でお小遣いを稼いでいる人の書籍を読んだ。なんと、元手20万円から5000万円稼いだ人もいるそうで、この世界、すさまじいものがある。一日中PCの前に張り付いて売り買いしまくるかと思いきや、一日40分くらいの時間で3000万円貯めたというから目玉が飛び出しそうになった。
30代までの小生なら「その話、いっただきー!」というわけで自分もやろうと思っただろうが、この年齢になると保守的になったのか、ちったぁ考えるということをするようになったからかわからないが、うまい話にわけもなく飛びつくこともなくなった。要するに「冷静に、客観的に」その本を読めたということか。

すかさず身の回りの人に「デイトレード」のことを聞いてみたら、一様に否定的な見解が占めた。「おいらの身の回りではデイトレードに果敢にチャレンジして討ち死にした人が声無き叫びを上げているんだぜ!」とは某金融機関の営業マンのご意見。
うまくいく人、行かなかった人、それぞれだろうが、向き不向きもあるだろうから、小生には向かないと判断。なが~~いお付き合い的な投資のほうが向いているようだ。
だいいち、株式ばかり気にしていたら高校野球観戦ができないし、写真も取りにいけない。向き不向きもさることながら、これが大きな理由だった。

理想としては、将来のある時期に「あ、こんなに増えていたの?」とおどろく場面があればいいかななんて思っている次第。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。