『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

話せばわかる?わかりませんよ!

2014年06月01日 | 閑話休題(世相、健康、独白等)
日本人はしばしばこう言います。
「フィリピンでは日本人に注意してください。日本人が日本人を騙します。」
「フィリピンでは、人を信用してはダメです。絶対に。」
これは、何もフィリピンに限ったことではありません。日本から一歩出たら、こういう世界が待っているのです。フィリピンでなくとも外国では日本人には注意しましょう。フィリピンでなくとも、外国では相手を信用してはいけません。何十年も前から、団体旅行の時にも言われたでしょう。「泥棒、置き引き、すりは当たり前なのが外国です」と。その構図は全く変わりません。犯罪に誘拐、恐喝、殺人が加わってきたくらいです。

日本人の愚かな習性
危険な思い込み)
「人間だから話し合えば分かり合える。」
99回は理解されず1回だけ理解されると、その1回だけを取り上げて、「何事も話し合えば分かり合えます。私はこういう経験があります。これからも粘り強く理解し合う努力をします」といって、また次の99回を騙される。それでも懲りずに「あぁ、これは自分の努力が足りない」と身悶えします。
日本人相手ならば、まだ「話せばわかる」の通じる確率は高まるでしょうし、まず自分に責任を求めてみる姿勢は大事なことでしょう。相手もそれを理解し、「いえ、私の方こそ不注意でした」となり、伝統の謙譲の美徳精神は鮮やかな色彩を帯びます。
ところが、外国人相手ではそうはいかないのです。外国人と言っても、日本をよく理解して、日本に溶け込もうとしている人達は、この精神を持ち合わせているようですが、海の向こうの大陸と半島では、そのような姿勢は完全に命取りになります。あるいは、日本においても、そこから来た人間に対してそのような姿勢は命取りになります。なぜなら、日本人を貶めることに執念を燃やしている人間たちだからです。
日本人なんか殺してもいいと本気で思っている連中がすぐ隣にいるのです。

「話せばわかる」===>絶対にわかりません。あなたの幻想に過ぎません。

危険な思い込み)
「人は皆同じ」
「人間は皆同じだから」を枕詞にしている人がいます。何が同じなのでしょうか?
そりゃ遺伝子のほとんどは同じですよ。でも、ショウジョウバエでもほとんど同じですからねぇ。
「人は皆同じ」===>同じわけがない。ばかか。

ここから派生して「同じ人間だから、悪いことばかりするはずがない」と言い出す人がいます。
悪いやつは悪いことばかりするのです。朝から晩まで、寝ている間も夢の中で悪いことばかり考えています。
人間の根っこが腐った奴が同じであるはずがありません。

「それでも私は人間を信じたい」と念仏のように言う人がいます。
どうぞ、死ぬまでとなえていてください。気づいた時には土地も水も悪意のある外国人に取られています。
そういう状況になっても「それでも人を信じたい。同じ人間だから。話せばわかりあえるはずだから」と悶えながら言い続けるのでしょうか。

日本人同士で通用する考え方が、当然世界でも同じだろうと考えてしまう(これは図々しいことです)ところに、間違いの原因があります。
それを理解してもらうには、たくさんの人に海外に出てもらい、嫌な思いをたくさん経験してもらうことです。
若者よ、年寄りよ、どんどん海外に出て、外国人に騙されよう!殴られ、物を盗られ、強姦され、どれだけ自分たちがお人好しであったかを知るといいのです。
あるいは、どんどん外国人を日本に入れて、犯罪のオンパレードにしてもらうと、「話せばわかる」「同じ人間だもの」が幻想であることが理解されるでしょう。
その時は、もう遅いのですが、、、。

そういえば、2,3日まえに、外国人受け入れに関する法案が可決されていましたっけ。


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