毎度のことだが、今回の五輪でも審判の判定が物議をかもしている。体操に至っては、ロシア選手の鉄棒演技の後、観衆から一斉にブーイングがおき、10分間中断した。そして、あろうことか採点が上方修正されたのだ。当のネモフ選手も「個人的言えば採点は公正ではないと思う」とのコメントを残している。
これが前代未聞のことかと思いきや、実はメキシコ五輪の体操でも採点修正があったそうだ。日本人にはなじみの深い美女チャスラフスカ(チェコ)の平均台の得点が9.60から9.80へとなんと2ポイントも上がった。このときは順位に変動がなく彼女は1位のままだった。「ブーイングすれば採点の修正があるんだ」という感想を持った人もいるだろう。
気になるのは次の五輪だ。北京では民度の低い観衆がとにかく中国選手の演技に大声援、そしてライバル国の選手の採点にはウルトラ大ブーイングで攻めることは必至。前例がある以上、思いきりブーイングして演技の進行を妨げ、採点まで変えてやろうという輩が出ないとも限らない。今回は次の開催のために数百名規模の記者がアテネに来ているらしいが、他国の記者があきれるくらいマナーが悪いらしい。こういったことが、たった4年で改善することはありえないので、日本にとっては完全にアウェイでの戦いになる。
これが前代未聞のことかと思いきや、実はメキシコ五輪の体操でも採点修正があったそうだ。日本人にはなじみの深い美女チャスラフスカ(チェコ)の平均台の得点が9.60から9.80へとなんと2ポイントも上がった。このときは順位に変動がなく彼女は1位のままだった。「ブーイングすれば採点の修正があるんだ」という感想を持った人もいるだろう。
気になるのは次の五輪だ。北京では民度の低い観衆がとにかく中国選手の演技に大声援、そしてライバル国の選手の採点にはウルトラ大ブーイングで攻めることは必至。前例がある以上、思いきりブーイングして演技の進行を妨げ、採点まで変えてやろうという輩が出ないとも限らない。今回は次の開催のために数百名規模の記者がアテネに来ているらしいが、他国の記者があきれるくらいマナーが悪いらしい。こういったことが、たった4年で改善することはありえないので、日本にとっては完全にアウェイでの戦いになる。