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そしょくにっき

このはらの粗食な食生活+日々のつぶやき。おかしいことゆってると赤ペンはつっこむよ。

★通販のご連絡★

2014-02-06 | 2013の仕事まとめ

2月4日に千葉県市川市から同人誌を申し込んで下さった方、

ご連絡したいことがあるので、メールをいただけたらと思います。

(用紙に連絡用メルアドの記載をいただいていたのですが、

そのアドレスにメールが送れなかったので……)

お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。


フィギュアスケートの語り~その⑤ぐらい

2014-02-06 | Weblog

フィギュアスケートの語り~その⑤です。

はい、まだまだ語ります。今回はスケーティングです。

 

フィギュアスケートは、

★技術点(TES)と、★プログラムコンポーネントスコア(PCS)

の二つの合計点で争われます。

 

技術点(TES)は、ジャンプ、スピン、ステップの技術で評価されます。

プログラムコンポーネントスコア(PCS)は、

 

①     スケーティングスキル

②     つなぎ

③     演技/実行

④     振付/構成

⑤     音楽の解釈

 

で評価されます。この5項目は10点満点で評価され、

SPでもFSでも、点数の半分を占めています。

 

ぶっちゃけ言いまして、①と②はわかりますが、

③   ④ ⑤に関しては、

ジャッジの印象で点のつけ方が変わるので、よくわからないというのが本音です。

音楽の解釈とか特に。それを作曲家本人以外が評価できるのか?と思ったり……。

それはまあさておき。

 

この中の①スケーティングと、そしてステップについては、サックリと。

まだその二つを深く語れるほど詳しくないからです。

 

良いスケーティングとは

「フィギュアスケート~美のテクニック

という本によると

 

★一蹴りに伸びがあり

★氷を蹴っていない(漕いでいない)のに減速しないスケーティング

 

と書いてありました。

また、スケーティングの質は、

 

★エッジをコントロールしてカーブに乗って滑る

★ターンステップを自由自在に駆使

★スピードを出すために、何度も蹴ったりせずにエッジワークで加減速する

 

とありました。

※エッジとは、靴の金属部分のことです。

 

以下、主観になりますがスケーティングが上手いのは、

やはりアイスダンスの選手だと思います。

中でも、私が目を見張ったのは、

カナダのテッサ・バーチュ/スコット・モイア組でした。

前からスケーティングの上手な二人だとは聞いていて、

でもよくわからなかったのですが、生で見た時に

ぐーんと伸びてつるつるした足許の美しさにびっくりしました。

アメリカのシブタニ兄弟もとても美しい滑りだと思います。

 

シングル選手では、男子のパトリック・チャン選手(カナダ)が

スケーティングスキルは突出していると思います。

足許の滑らかさが段違いです。

彼は、氷の抵抗を一切感じさせず、氷を蹴らずに深いエッジで加速して、

ツルツルと滑っていきます。スケーティングのお手本のようです。

今の男女シングルで彼に勝るスケ-ティングスキルを持つ選手は

いないと断言していいと思います。

 

他に特にスケーティングが美しい、一蹴りが伸びる選手は、

小塚祟彦選手(日本)、トマッシュ・ベルネル選手(チェコ)、

ジェレミー・アボット選手(アメリカ)だと思います。

 

ハンヤン選手(中国)、ミハル・ブレジナ選手(チェコ)

リチャード・ドーンブッシュ選手(アメリカ)も綺麗な滑りだなと思います。

 

高橋大輔選手(日本)もスケーティングは美しいですが、

それよりもステップがより突出して上手な気がします。

 

スケーティングはすぐさまその成果が現れるものではなく、

上手い選手というのは、ある程度決まっている気がします。

 

女子はスケーティング・ステップの上手さは、

ベテラン勢が頭一つ抜きん出ていると思います。

カロリーナ・コストナー選手(イタリア)は、

とてもスピードがあり、ぐーんと伸びて胸がすくような気持ちのいい滑りをします。

スピードと美しさでは、女子の中でトップではないかと思います。

ステップも大変素早く踏む選手と言われてます。

 

浅田真央選手(日本)は足許がものすごく繊細で女性らしく、

軽やかですーっとした滑りをします。

振り付け師の先生に、バターの上を滑るよう……と言われたとどこかで

読みましたが、まさにそんな感じ。

フットワークがよく両足とも同じように、細かく複雑なステップがふめます。

とても上手なので、ステップは見応えがあります。

 

鈴木明子選手(日本)も、スケーティングがとても上手い選手と言われています。

コストナー選手、浅田選手とはまた違った、躍動感のある情熱的なステップが踏めます。

その点は、高橋大輔選手に似ていると感じます。

 

キム・ヨナ選手(韓国)は、スピードがあって力強い男性的な滑りをします。

上半身の動きは柔らいのに下半身は力強いので、少しアンバランスな印象です。

彼女の場合は下位選手でもみないほど氷を蹴る回数が多いです。特にジャンプの前。

スピードを出すのに無駄な力が入っているので、チャン選手のように

エッジワークで加速するようになればと思います。

蹴る回数が多いせいもあるのか、彼女の滑りからは一蹴りの伸びが感じづらいです。

一体感のある演技が彼女の持ち味ですが、ステップがぼやけるので、

鈴木選手のように緩急のついたものが素早く踏めるようになればいいのではと思います。

 

ステップに関しては、

ヴィクトリア・ヘルゲソン選手(スウェーデン)がとても上手と評価されています。

 

あと余談ですが、

ジャネット・リン選手は今みてもとても美しいスケーティングだと思います。

 

ついでにスピンについても

スピンに関しては、

見た目が全てだと思います。

スピードがあって加速し、ポジションが美しく、軸ぶれしない。

ロシアのユリア・リプニツカヤ選手は独創的なポジションで、スピ-ドも早く言うことないですが、

あまりにも軟体なポーズをとるためにバランスがとりづらいのか、

回りながら足許が横移動(トラベリング)することがたまにあります。難点はそこだけではないかと。

同じくロシアのアデリナ・ソトニコワ選手も釣り鐘型のようなビールマンスピンをして、独創的で面白いです。

浅田真央選手もスピンはとても上手です。ポジションが綺麗で、色々な型に移行するその過程も美しく、

ベテランらしく技の終末まで神経が行き届いている気がします。

若手選手と比べるとスピンのスピードが遅い時があるので、気になるのはそれだけです。

カロリーナ・コストナー、キム・ヨナ、鈴木明子選手は、年齢や柔軟性、肩や腰の問題もあるのか、

高いレベルが取りやすいビールマンスピンを演技の中に入れていません。

 

 

あんまり順序立てて語れませんでした。

スケーティングはとても奥深く……。

次こそ各選手のプログラムを語れたらと思います。

というかオリンピックがはじまってしまう