お店や会社をしていると、ホームページ制作などの営業マンが時々来られると思います。
私も仕事の九割以上が大手ホームページ制作会社の下請けをしていますので、元請けの営業マンが取ってきてくれたお店や会社のホームページを制作しています。
この営業マンなのですが色々なタイプの人がいます。「お客様の立場になり誠心誠意接されている方」「売り上げ第一主義の方」・・・
そして営業マンがお客様との窓口になる場合が多いのですが、その営業マンがどれぐらいホームページ制作のスキルがあるかも重要視されます。スキルがないと、お客様に不安がられたり、実際に制作するデザイナーにうまくお客様の要望を伝える事ができないからです。
よく「未経験でも可、一週間の研修あり」なんて、営業マンの募集があります。デザイナーの立場として一週間程度では、営業に出ても使い物にならないのではないかと思います。それだけホームページ制作は多くの知識を必要とするからです。
「断られるのが仕事です」と営業マンの皆は言っていますが、ストレスも相当たまるようで、聞いていて本当に気の毒なくらい苦労しているなぁと思いました。
話を聞いてもらうどころか、罵声を浴びせられたり無視されたり、さげすまれたり・・・
営業マンに接するお店側も、客商売なので、迷惑だとか必要ないと思っていてもそれなりの対応をされるのが礼儀だと思います。私なら必要ないなり乗り気でないなら「すみません、今のところ必要がないし興味がないのです。必要になったら、こちらから連絡しますので、パンプレットかお名刺を頂けますか?」などの応対をします。何事も相手の気持ちになって接するのが大切だと思います。営業マンだっていつ、自分の所のお客様としてこられるかも知れないのですから。
営業マンさん、本当に毎日お疲れ様です。頑張って下さい。
営業職は、とても私には無理かも知れません。そして、退職するのが一番多いのも営業マンなのです。ほとんどの人が三ヶ月以内に辞めて、続いても半分以上の人が二年以内で辞めていく世界だそうです。
昨年の初めに元請け会社に保険外交員を経て入社した二十代後半の容姿端麗な女性が、現在は元請けのトップセールスです。さすがは元保険外交員だけあって、感心するほど営業のつぼをよく知っています。この彼女、とても勉強家でいろんな事を日々吸収しています。人当たりも良く、とても誠実な人で加えて容姿端麗ときているのですから、鬼に金棒です。
気が合うのか歳が離れているから安心なのか、都内の元請け会社に打ち合わせに行くたびに捉まり、終始サイト制作の事について聞かれます。
決まって待ち合わせをする場所は、彼女の行きつけの小さな居酒屋です。お世辞にも店内はきれいとは言えませんが、刺身が新鮮でメチャクチャ安いのです。これで¥2300です。
話のほとんどがサイト制作に関するものです。彼女の営業での話なども、とても勉強になり、互いに自己啓発できます。ただ、毎回長くなるので家に帰ってからの仕事が大変です。次回からは三時間までと決めたいと思います。

男はバカなので(私だけかも知れませんが)忙しくて余裕がなくても、美人のお願いには応じてしまったりもします。才色兼備で優しい彼女に惚れないように気をつけます(笑)