穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

暑い時はプールですが

2024年07月07日 09時52分14秒 | 教育

 連日暑い日が続き、子供たちはプールを楽しみにしています。昔は盆前に1回プール水を入れ替えていました。ところが昨年横浜市の小学校でプールの水を4日間流し続けることがあり、プール5杯分(やく800トン)も流失し損害額は約60万円でした。しかし市教委側にもミスがあったということで、個人に損害賠償はしませんでした。しかし、同じ神奈川県の川崎市では、水を出しっぱなしの学校に対し市は担当教員と校長に半額の95万円を弁償させたそうです。全国各地でこうした事案が起こっています。人にミスはつきもので皆無にすることはまず無理です。だから、ミスを極力なくすための努力は必要です。いわゆるマニュアル化も一つです。一人に任せるのではなく、ダブルチェックが絶対必要です。これだけでも大分減るはずです。川崎市のようにミスに対し個人に弁済させるのはどうしても納得いきません。教員はただでさえ忙しく、その上プールに関する様々な仕事は極端なことを言えば余分な仕事です。そのためだけではありませんが、最近豊橋市では小学校の水泳指導の一部をスポーツジムのプールを利用しています。指導もジムの専門家を主にお願いし実施しています。それは、プールが大分老朽化していることとも関係しています。補修費用或いは新規設置等を考えたら、とても費用対効果の面で問題があります。世界的に見れば日本のようにほぼ全小中学校にプールがある国は稀有です。外国では民間等の施設を利用しているようです。何が子どもたちにとっていいのか、少子化の時代、安易に昔のままのようにやるのではなく、じっくり考えていく必要があります。

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1 コメント

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Unknown (まるちゃん)
2024-07-07 10:40:38
ミスにも、重大な過失のものと、そうでないものがある。
過ちを犯したら、罰がつきもの。
それがないと再発、再犯率が高くなる。
一般企業なら、50万いや100万の損害を会社にもたらしたらどうだろう?
基本一般企業ならどうなるのか?という考え方をベースに検討したほうが良いのではないだろうか。
今更マニュアルが出来てないということも問題なのかも。そもそもマニュアルとは、1番底辺の人間がいるから作製するもので、ちゃんとできる人ばかりならマニュアルなんぞ必要ない。
市立学校が市営の水道使ってるんだからどうにかなるだろうとか、電気も然り。心の甘えが起こしている可能性もある。
プールの授業が必要なのかも疑問だが、今や1中学校区に1つはプール付きのスポーツジムはある。
土曜か日曜に、もしくは夏休みに、それこそラジオ体操のように、5回コースとかで市が補助を出して、スタンプ押してもらうとかて学校に提出するとかすれば済むのではないのかな、、、と思ってしまう。
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