いつのまにか、多臓器不全

普通より元気なオッサンがいきなり多臓器不全!?生死の境をさまよった約2か月間の闘病と、その後。

7月24日(金):リハビリありがとう

2009-10-21 22:56:42 | 退院へ
いつのまにか、多臓器不全
7月24日(金):リハビリありがとう


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[すいかの記録]

 採血あり。母が来る。
 リハビリは股関節のストレッチ、腹筋、背筋を鍛える運動、自転車こぎなどが基本メニューで、この2,3日は1階のリハビリ室から5階の病室まで階段を歩いて帰る。無事5階に到着すると、N先生は「これなら女性看護師よりも体力ありますよ。」などと励ましてくれる。ここでつい調子に乗せられると「もう一つ上まで行きましょう」などと言われかねないと思い「いや、まだまだです。」と喘ぎながら答える。
 さて、土日はリハビリがないので、今日が最後である。病室まで送ってもらったところで、今後のチェックポイントを尋ね、忘れないようメモを取る。
①足を組んで腰を持ち上げる。
②4つばいで腕立て。
③タオルで肩回し。背中で手をつなげることを目指す。
④スクワット、四股踏み、なるべく前屈みにならない。
⑤ウォーキング早足で1時間くらい。
⑥その他、もも上げ、ジャンプ、つま先立ち、片足など。母もこの話には関心が高いようで熱心に話を聞いていた。
 私のように長い期間寝たきりで筋力が衰えるのを廃用症候群という。これは脳卒中などと異なり基本的に障害がないので、リハビリの効果が目に見えて著しく、精神的に非常に楽で前向きに取り組むことができた。
 リハビリのN先生、どうもありがとうございました。手足も動かせない寝たきり状態から、普通に歩けるようになるまでよくぞ面倒を見ていただきました。まだ貧血があり、息も切れ切れだが、メモを参考に自主リハビリを続けようと思う。



[娘の記録]

 リハビリの効果を思い返すと、凄まじいものである。日に日に良くなっているのがハッキリと分かるのだ。つい2週間~1週間前までは起き上がることすらままならず、ベッドから車いすに移動するのにも恐怖を伴っていたというのに、今では「なんで入院しとんの?」と言いたくなるほどスイスイと動ける。
 動きを制御する部分(脳)に障害が残らなかったことは大きいと思うが、それにしてもすごい。リハビリをしていた期間としては、約3週間~一か月といったところだが、よくもまあここまで回復したものだと、改めて思う。
 担当PTさんは少々スパルタ気味であったとすいかは漏らすが、ここまでぐんぐん回復したのも、このPTさんのおかげだと思う。笑顔がさわやかな、坊主頭のPTさん。
 すいかは、今後の運動についてのアドバイスを真剣にメモしていた。私もその場にいたので、坊主PTさんの実演も交えてのお話に聞き入った。
 ありがとうございました。

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