いつのまにか、多臓器不全

普通より元気なオッサンがいきなり多臓器不全!?生死の境をさまよった約2か月間の闘病と、その後。

7月21日(火):栄養指導

2009-10-16 21:42:54 | 一般病棟入院8週目
[すいかの記録]

 採血あり。
 栄養指導あり。
栄養指導の先生は、私が意識を取り戻しまだ朦朧としていた頃に、会った人かと期待したが、全然違った。あれはやはり夢だったのだろうと思う。
(意識が戻った直後くらいに、管理栄養士が食事についての意見を聞きにまわって来た、という夢を見たらしい。救命センターの意識がない患者がほとんどのところで、それはありえないが)

それはさておき、栄養指導の要点は塩分とタンパクを制限することであった。
毎朝コーヒーを飲んでも良いという。ビールなどアルコールも飲み過ぎなければよい。梅干も日に1個ぐらいは良いそうだ。これらは、今までの食生活における特記事項と思い念入りに質問した項目である。それらがOKということは今までの食生活で問題ないということだと思う。
 首が痒いというか、ざらざらしているので、夕方、腎臓内科のT先生に首の発疹を見てもらい、かゆみ止め(レスタミン)を処方してもらう。ちょっとはマシみたいである。



[妻の記録]

栄養指導はこちらからお願いしたところ、すでに日程も決まっていた。
できたらもうちょっと早く教えてほしかった。
仕事の休みを動かさないといけなかった。
すでに午後から休むということでハンコを上司にもらったあとだった。

夫は、毎朝薄いコーヒーを何倍も飲むのがいけなかったのか、
など、今までの習慣のなかで、良くないことを見つけようとした。
しかし、そんなものは特にみあたらなかった。
まあ、そりゃそうだと思う。
アレルギーもないのに食習慣で多臓器不全になったら、たまらない。

首の湿疹は、私の実家の母が先生か看護師さんに言ったらしい。
おかしいと思うところは全部きっちり言う。
さすが元保健師。
熱が出たり引いたりというのをとても心配している。
熱はどうか、と頻繁に聞いてくる。


本格的に貧血が改善されてきた。
HBGが8.5になっていた。
クレアチニン値は1.38でもう一息だ。
BUNは15日の検査より既に正常値。


先週はひさびさに人前でしゃべった。
私が学位をいただいた大学でイベントがあって、ちょい出だったが、私自身の社会的なリハビリにちょうどよかった。

しゃべりかけは完ぺきに頭の中が夫のことでいっぱいだったが、しゃべるうちに全く忘れて人に伝えることに熱中した。

私にはどこか、そういうところがある。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月20日(月):いつ退院? | トップ | 7月22日(水):皆既日食 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

一般病棟入院8週目」カテゴリの最新記事