今日は蒲田のお隣の大森に
チラッと出張ウィッグ調整に行って来ました
以前ウィッグを製作させて頂いたMさまのお父様が
治療による脱毛が始まり
ご連絡を頂きました
「父のウィッグをお願いできませんか」Mさま
75歳のお父様のウィッグ…
他社のウィッグのカットなら男性にしていましたが
お作りしたことはありませんでした
短いし どう考えても難しそうです
私がお作りしたMさまのウィッグを
お父様にたくさん褒めて頂いていたことを知っていました
上手くつくれるかな……
かなり考えましたが お作りすることにしました
大手メーカーに行けば すごく高いウィッグを買わされそうですし
なんだかズラっぽくなりそうな気がしました
製作の日にご来店頂いたのですが
ご体調をお悪くされて
最終的に被って頂き バランスを見ていませんでした
今日は上手く時間が取れたので
荷物をまとめて出張です
本日のお父様はお元気そうでホッとしました
少し毛量調整のカットをして被って頂くと
いい感じじゃないですか～
「もとと同じだよ！」と鏡を見ながらお父様
Mさまもお母様も 「すご～い！」と
喜んで下さいました
もう 本当に良かった！
正直どうなるかとも思ったりしました
とにかく短い髪型なので
ウィッグがピッタリして
お父様はたくさんお話をされていました
たまたま私の実家の裏お父様の取引先があり
私もよく知っているお家でした
今もお仕事をなさっているお父様は
やはりウィッグが必要だったのですね
「まだか まだかって 吉成さんのこと
父が待っていたんですよ」とMさま
そんなに私のことを待って下さる男の人は
もはや いません
有難いことですよ
（『待つ』意味が違うと思いますが…
）
少しお若くなったお父様を見ている
ご家族の皆さんのうれしい笑顔
ウィッグって すごいなぁ
いつも思っていましたが
改めて 確信した日でした
追記です
このブログを更新したときに会員だったNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会は２８年１月に退会しました。エピテーゼ協会では長らく技術講師や東日本支部長として再現美容師の育成に携わっておりましたが、協会の意向と私の志の違いを感じて退会後、志を同じくする元ヘアエピテーゼ協会メンバーと医療用ウィッグ・スリールで患者さまの元の髪型を再現して、がん患者支援団体ikus.ビューティーサポートで活動しております。
２８年８月２０日 吉成
スリールウィッグ
Chez Moiと、自由が丘frangipani
横浜アンソレイユ、逗子ｱﾄﾘｴMeiXiang（メイシャン）平塚美容室T&T
大阪Ha-du 熊本Hair Creator 阿樹、三重潤ＪＵＮ,静岡calmflow
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