イイハナシダナー。
定年してなーんもやることなく日々惰性で生きていた舘ひろしが、
ひょんなことから仕事や女や趣味が復活して再び元気を取り戻す、、、
かに見えたけど、また失意のどん底に落ちて、、、って話。
笑えるし、泣けるし、普通に面白かった。
仕事・趣味・女・友達、のどれかがないと、
男は死ぬのかもしれないと思ったわ(笑)
今の時代、その4つのいずれもないという状態は、
昔よりは回避できそうだけど、
老人ばかり増えていく未来において、
今回の舘ひろしと同じような状況の人は案外少なくないのかもと思った。
舘ひろしがすぐワンチャン妄想しちゃうところがかわいい。
老害でしかないおっさんは嫌いだけど、
こういうのを見ると、ちょっと愛らしい(笑)
あと、舘ひろしは、母親も健在で、孫もいるから、
ひ孫と曽祖母がいる家庭なのだけど、
過去の映画でもドラマでも「おばあちゃん」まではいても、
「ひいおばあちゃん」までいたのは、
直近だと『リメンバー・ミー』しか見てないから、
人間の寿命が伸びたことをこんなところでも実感した。
今後はそういう設定も増えそうだな。