これは面白い!!
まさか泣くとは思わなかった。
こはぜ屋の社長はやっぱりこはぜ屋の社長や!!
一瞬『アウトレイジ』かと思いきや、
あんなドンパチメインの映画ではなく、
ヤクザ以上にヤクザな刑事の役所広司と、
大学卒のペーペーな松坂桃李の絶妙なバディ感溢れる話。
役所広司がもう本当に役者だなと。
クッソおっかねぇ。
極道ばりの凄みに、法律無視のムチャクチャな捜査の連続。
でも、ものすごく愛のある感じで、そのギャップに涙だよね。
その愛が、姿形は違えど、
『陸王』のときの役どころに通ずるものがあった気がする。
(そいや、ピエール瀧に音尾琢真と『陸王』メンバー揃ってたけどw)
でも実際にあんな上司いて、
あんな現場に放り込まれたら、
間違いなく僕はビビって全身硬直からの大泣きで失禁ですわ。
あの2時間という限られた時間の中で、
血肉噴き出るグチャミソした極道感をベースに、
役所広司の粗暴ながらも愛のある人となりを
きちんと印象づけられているからこそ、
松坂桃李が後を継いで行く流れも胸に熱く来るものがあったし、
ただの極道なだけじゃない人間ドラマとして面白く感じられたんだと思う。
江口洋介が日本刀持ったとき、『るろ剣』の斎藤一にしか見えなかった(笑)
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