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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

いろんな夫婦の形を提唱、、、していなかった茶番劇『婚姻届に判を捺しただけですが』

2021年12月22日 00時34分37秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年秋ドラマで面白かった順位:9/9
   ストーリー:★★☆☆☆
  キャラクター:★★☆☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆

【要素】
ラブコメ
偽装結婚

【元になった出来事や原作・過去作など】
・漫画
 有生青春『婚姻届に判を捺しただけですが』(2017〜)

【あらすじ】
森田デザインで中堅のデザイナーとして働く大加戸明葉(清野菜名)。
彼女はおひとり様を満喫しており、
仕事にもやりがいを感じていて、
生涯独身という未来もどんと来いと、
結婚にこだわってはいなかった。

ある日、明葉は広告代理店に勤める百瀬柊(坂口健太郎)と出会い、
「僕と結婚してみませんか?」と、
まさかのプロポーズを受ける。
百瀬は"とある理由"から
既婚者という肩書が欲しかったのだ。

いきなりの提案に驚く明葉。
しかし、彼女は祖母の小料理屋を助けるために
お金が必要な状況に陥ることに。
一人ではどうしようもなく、
仕方なくそのお金を百瀬から借りる代わりに、
彼の提案を受け入れる。

ここに偽装夫婦が誕生したわけだが、
突然始まった同居生活において、
お互いの価値観の違いから衝突ばかりの日々。
果たして、彼女らの結婚生活はどうなっていくのだろうか?

【感想】
個人的には、今季一番ハマれなかったドラマ(笑)
もうね、百瀬にまったく共感できなかった。
彼はずっと美晴(倉科カナ)のことが好きで。
でも、美晴は百瀬の兄と結婚しちゃって。
それでもあきらめきれなくて。
だから、彼女を安心させるために、
結婚すると。

???

その違和感や気持ち悪さが、
10話ずっと続いていたので、
これはかなり観るのが大変だった。

そうは言っても、最初の方はね、
明葉との同居生活において、
価値観やライフスタイルの違いから生まれる衝突に
「あるある」と笑っていられたんだけど。
恋模様は針の穴ほども感情移入できないまま。
百瀬の気持ちは次第に明葉に傾いていき。
明葉も明葉で、
ただお金を貸してくれただけの百瀬に気持ちが傾いていき。
「ただの単純接触効果かよ」って。

100歩譲って、
百瀬→明葉はわかる。
明葉は百瀬の人間性を受け入れていたから。
明葉→百瀬はちょっとわからないな(笑)
あんな神経質そうな人、
いっしょにいるだけで疲れるんじゃないか(笑)
まあ、途中からその神経質な部分は消えてたけど。

明葉もなー、
お金のためだけに籍を入れるような人だったのに、
最終回で百瀬がガチで結婚を迫ったら、
やんや言ってくるし、
なんだよって(笑)

牧原(高杉真宙)も、
恋のライバルとして全然目立ってなかったのがもったいない。
そもそも、明葉は彼にピクリとも心が動いていない時点で、
どんなポジションだったんだろう。
もっと百瀬を窮地に立たせるぐらいの
キャラとしての強さがあってもよかったかなあ。

最終回では、
いきなり真面目に「夫婦とは?」みたいな問いかけがきて、
まあ始まりが偽装結婚だからこその疑問
ってのはあるのかもしれないけど、、、
全然ピンと来ない(笑)
前提として、
結婚とか(形はいろいろあれど)夫婦とか、
そういうのが幸せのゴールみたいになってるのは、
人によって違和感を覚えるんじゃないかって感じたり。

偽装結婚というか契約結婚っていうのは、
やっぱり『逃げ恥』という強いコンテンツが立ちはだかるねー。




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