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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

もっと心の闇をえぐって欲しかった『ギャングース』

2018年11月25日 00時25分30秒 | 映画


MIYAVIが朽木白哉のときよりも強かったんじゃないかって映画。

犯罪集団ばかりを狙って窃盗を繰り返す
高杉真宙、加藤諒、渡辺大知3人の話で、
バイオレンスメインのけっこうグチャミソした内容。
なので、さっき見た『ファンタビ』とのギャップがヤバイ(笑)

表の世界にも行けず、裏の世界にも行けず、
中途半端なポジションにいながらも、
そこから抜け出そうともがく姿は、
どの領域にも通じそうで、
共感できる人は少なくないだろうな。

監督が『ビジランテ』と同じ入江悠だったから、
もっと心の闇をえぐるような感じかと思ったけど、
そうでもなかった。
高杉真宙がいつも爽やかな役柄が多いので、
そこで薄まった感じは否めない。

あとはお笑いっぽいポジションの加藤諒が
けっこうシリアスな役だったのに加えて、
ローレンス・フィッシュバーンに見える風貌が新鮮(笑)

金子ノブアキの「裏社会の人」感はマジで安定。
映画出ると大体あんな役やってる気がするけど。
でもかっこいいから、生まれ変わったら金子ノブアキになりたい。

しかし一番びっくりなのはMIYAVIである。
前髪上げてる印象しかないから、前髪下ろした姿に途中まで彼と気づかず。
「様子のおかしいあんちゃん」にしか見えなかった。

魔法の世界観で、こういうグチャミソした映画見たい。


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