アクアと家族をこよなく愛する皆様、こんばんは!!
あれだけ流行ったのに最近パラサイトフリーなんて言葉はきかなくなりました
ね。わたし自身も一般的な薬剤が入手しにくくなって来た事、そして新規導
入時にも素晴らしい効果を発揮する製品ディスカス プロテクタークイック検
疫フォーミュラがここ数年で発売された事があり、本年もワイルドを導入し
ているにも関わらず既存魚の定期的な薬浴はしておりませんでした。
(新規導入魚はもちろん薬剤トリートメントは必須)
ディスカス プロテクタークイック検疫フォーミュラ=私が使ったアクア製品
で一番効果を実感でき、Best buy!と信じている製品。細胞破壊作用をしま
す。細菌のプラスミドは、浸透圧効果によって破壊される。※プラスミド=
細胞内で複製され、娘細胞に分配される染色体以外のDNA分子の総称。と濾
過も含めて全部破壊するので飼育水槽とは別にバケツなどで薬浴。実は真っ
黒くなった個体などの治療にも使えますが、ディスカスが弱りすぎていると
死にます。私も二匹、、、。ただ穴あき、腹が膨らんだエロモナス⁉️、ハン
バーグに食欲旺盛過ぎるアダルトな個体がヘッドダウンを発症しやすいので
すが薬浴後完全回復した経験もある万能薬だと思っています。
前置きが長くなりましたが本筋にはいります。最近薬浴に携わる機会があり、
暑くなる前、繁殖にしばらく使わない時期、ディスカスおよび濾過の調子が
良い時と条件が揃いましたので今週開始しました。
まずは
トリクロルホン。フラゲロール、ネマトールを2時間ごとに追加し水温28度、
0.5%塩浴で3日間薬浴。トリクロルホン使用時は28度以下が良く、多くの薬
剤も数時間で薬物濃度はピークになり、3日後には薬効がなくなるので1回3日
間の薬浴になります。寄生虫などの感染が確認できたら普通は3回実施。ディ
スカス飼育法、感染症対策など積極的に客を教育してくれるショップが無く
なったので今後もトラブルを経験する方は続失すると思います。
その後は全換水し、ハダクリーン浴。
トロピカルN
トリクロルホン
観賞魚(金魚・錦鯉)のうおじらみ(ちょう)、いかり虫の駆除及びうおじらみ
(ちょう)、いかり虫による外傷の治療。ギロダクチルス症、ダクチロギルス症
にも効果あり。主成分はトリクロルホン、アクリノール、塩化ナトリウムと
ある。 寄生虫を駆除する為のトリクロルホンと、傷跡から細菌性の感染症に
ならない様に静菌作用のあるアクリノールで構成されている。ちなみにリフ
ィッシュこちらも、主成分はトロピカルNと同じトリクロルホン。加えて塩
酸クロルヘキシジンという抗菌薬が含まれる。 どちらも駆虫成分と、寄生
された傷口からの感染症予防の為の成分で構成されている。 リフィッシュの
ほうが、傷口から感染する細菌感染症の効果が強いのですが濾過バクテリアも
影響します。私自身は稚魚を移動させた後などにもよく使う製品です。リフィ
ッシュ、マゾテン、トロピカルNなどの トリクロルホン系の肌虫駆除の駆虫薬
は 相当にディスカスを白化させる薬で、時に赤目を金目にしてしまいます。
また最近発売されリフィッシュ、マゾテンの代役と言われたレスバーミンは成
分表示がないのですがオフシャルから予想通りの成分との回答がありましたの
で、まぁいいか。
フラゲロール
腸に寄生したスピロヌクレウス(Spironucleus)やヘクサミタ(Hexamita)
といったべん毛虫が原因で、ディスカスやその他のシクリッドに、白く粘り
気のあるフンや、体色の黒ずみ、「穴あき病」として知られる頭部にできる
傷といった症状が見られる場合があります。 フラゲロルは、チアゾールと
ビタミンK3として知られるメナジオンの組み合わせによる有効成分が、こ
れらの腸内に寄生する病原体に大変有効で、かつ魚に全く負担をかけない
優れた駆虫薬です。 また、魚の腸内の全て寄生虫のみでなく、厚い膜に包
まれた嚢子も確実に駆除。 投与後、24時間後にはべん毛虫が確実に死滅す
ることも確認されています。フラジールの代役か。
ネマトールは、
特に線虫(Camallanus)に効果があり、グッピーやディスカス、エンゼル
フィッシュに発生するキャピラリア(Capillaria)属の毛細線虫にも威力を
発揮します。また、ディスカス愛好家が恐れるギョウチュウ(Oxyurida)
にも効果的です。線虫の中間宿主である小さなケンミジンコも確実に駆除
します。 腹部が腫れあがったように膨張している。白いフンをする。寄
生虫によりストレスを受け体色を黒化させている。あまりエサを食べない
などの様子が見られた場合はキャピラリアの可能性があります。また、グ
ッピーやプラティの腹部から虫が出てきているのが見える場合にも効果を
発揮します。 特許出願中のエマメクチン可溶化複合体をベースにしてい
るため、効果が高く投与も簡単です。
そして最近の添付文書には要旨は日本語で書かれているので助かります。
プラジカンテル
効果の高い駆虫剤です。 エラ寄生虫(ダクチロギルス)や皮膚寄生虫
(ギロダクチルス、ポリプティ)だけでなく、サナダムシ(ボツリオセ
ファルス等)も駆除します。 高い効果を発揮するだけでなく、魚の体に
ほとんど負担をかけない優れた薬品です。 また、ホルマリンやトリクロル
ホン系の等と異なり、水槽内の濾過バクテリアにも影響を与えませんので、
投薬後の管理が容易です。 新魚導入の際や、定期的なトリートメントにた
いへん有効な駆虫薬剤です。
今回はハダクリーンをつかいます。本品100g中に,プラジクアンテル50g
を含有する。プラジクアンテルを有効成分とする、経口タイプの魚類寄生
虫駆除薬。スズキ目魚類のハダムシや住血吸虫にすぐれた駆除効果を発揮
します。水槽100リットルに3g使用するものです。人間用のビルトリ
シドもありますが質は高いのですが人間用はたぶん使いにくいです。
今回手計算では水槽内にこの容量が投薬される
ハダクリーン100l水槽に3g 投与=プラジカンテルとして1.5g
トレマゾル 100l水槽に6.67ml=プラジカンテルとして0.449g
プラジプロ よく知りません
トレマゾルとかプラジプロで経験した方は投薬時、何事もなく終わる印象があ
ると思いますがハダクリーンは濃度も高いので驚くほど苦しむ場合があります
が大丈夫です。ハダクリーンを溶かした水溶液はプラジカンテル特有の甘ーい
匂いがします。水には大概溶けません苦笑。薬効発揮の目安は即時にこの泡立
ちとエアストーンの流れが強くなることです笑
そしてプラジカンテルで酔った感じにボーとなっている我がメインタンク
の成魚たち。
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ね。わたし自身も一般的な薬剤が入手しにくくなって来た事、そして新規導
入時にも素晴らしい効果を発揮する製品ディスカス プロテクタークイック検
疫フォーミュラがここ数年で発売された事があり、本年もワイルドを導入し
ているにも関わらず既存魚の定期的な薬浴はしておりませんでした。
(新規導入魚はもちろん薬剤トリートメントは必須)
ディスカス プロテクタークイック検疫フォーミュラ=私が使ったアクア製品
で一番効果を実感でき、Best buy!と信じている製品。細胞破壊作用をしま
す。細菌のプラスミドは、浸透圧効果によって破壊される。※プラスミド=
細胞内で複製され、娘細胞に分配される染色体以外のDNA分子の総称。と濾
過も含めて全部破壊するので飼育水槽とは別にバケツなどで薬浴。実は真っ
黒くなった個体などの治療にも使えますが、ディスカスが弱りすぎていると
死にます。私も二匹、、、。ただ穴あき、腹が膨らんだエロモナス⁉️、ハン
バーグに食欲旺盛過ぎるアダルトな個体がヘッドダウンを発症しやすいので
すが薬浴後完全回復した経験もある万能薬だと思っています。
前置きが長くなりましたが本筋にはいります。最近薬浴に携わる機会があり、
暑くなる前、繁殖にしばらく使わない時期、ディスカスおよび濾過の調子が
良い時と条件が揃いましたので今週開始しました。
まずは
トリクロルホン。フラゲロール、ネマトールを2時間ごとに追加し水温28度、
0.5%塩浴で3日間薬浴。トリクロルホン使用時は28度以下が良く、多くの薬
剤も数時間で薬物濃度はピークになり、3日後には薬効がなくなるので1回3日
間の薬浴になります。寄生虫などの感染が確認できたら普通は3回実施。ディ
スカス飼育法、感染症対策など積極的に客を教育してくれるショップが無く
なったので今後もトラブルを経験する方は続失すると思います。
その後は全換水し、ハダクリーン浴。
トロピカルN
トリクロルホン
観賞魚(金魚・錦鯉)のうおじらみ(ちょう)、いかり虫の駆除及びうおじらみ
(ちょう)、いかり虫による外傷の治療。ギロダクチルス症、ダクチロギルス症
にも効果あり。主成分はトリクロルホン、アクリノール、塩化ナトリウムと
ある。 寄生虫を駆除する為のトリクロルホンと、傷跡から細菌性の感染症に
ならない様に静菌作用のあるアクリノールで構成されている。ちなみにリフ
ィッシュこちらも、主成分はトロピカルNと同じトリクロルホン。加えて塩
酸クロルヘキシジンという抗菌薬が含まれる。 どちらも駆虫成分と、寄生
された傷口からの感染症予防の為の成分で構成されている。 リフィッシュの
ほうが、傷口から感染する細菌感染症の効果が強いのですが濾過バクテリアも
影響します。私自身は稚魚を移動させた後などにもよく使う製品です。リフィ
ッシュ、マゾテン、トロピカルNなどの トリクロルホン系の肌虫駆除の駆虫薬
は 相当にディスカスを白化させる薬で、時に赤目を金目にしてしまいます。
また最近発売されリフィッシュ、マゾテンの代役と言われたレスバーミンは成
分表示がないのですがオフシャルから予想通りの成分との回答がありましたの
で、まぁいいか。
フラゲロール
腸に寄生したスピロヌクレウス(Spironucleus)やヘクサミタ(Hexamita)
といったべん毛虫が原因で、ディスカスやその他のシクリッドに、白く粘り
気のあるフンや、体色の黒ずみ、「穴あき病」として知られる頭部にできる
傷といった症状が見られる場合があります。 フラゲロルは、チアゾールと
ビタミンK3として知られるメナジオンの組み合わせによる有効成分が、こ
れらの腸内に寄生する病原体に大変有効で、かつ魚に全く負担をかけない
優れた駆虫薬です。 また、魚の腸内の全て寄生虫のみでなく、厚い膜に包
まれた嚢子も確実に駆除。 投与後、24時間後にはべん毛虫が確実に死滅す
ることも確認されています。フラジールの代役か。
ネマトールは、
特に線虫(Camallanus)に効果があり、グッピーやディスカス、エンゼル
フィッシュに発生するキャピラリア(Capillaria)属の毛細線虫にも威力を
発揮します。また、ディスカス愛好家が恐れるギョウチュウ(Oxyurida)
にも効果的です。線虫の中間宿主である小さなケンミジンコも確実に駆除
します。 腹部が腫れあがったように膨張している。白いフンをする。寄
生虫によりストレスを受け体色を黒化させている。あまりエサを食べない
などの様子が見られた場合はキャピラリアの可能性があります。また、グ
ッピーやプラティの腹部から虫が出てきているのが見える場合にも効果を
発揮します。 特許出願中のエマメクチン可溶化複合体をベースにしてい
るため、効果が高く投与も簡単です。
そして最近の添付文書には要旨は日本語で書かれているので助かります。
プラジカンテル
効果の高い駆虫剤です。 エラ寄生虫(ダクチロギルス)や皮膚寄生虫
(ギロダクチルス、ポリプティ)だけでなく、サナダムシ(ボツリオセ
ファルス等)も駆除します。 高い効果を発揮するだけでなく、魚の体に
ほとんど負担をかけない優れた薬品です。 また、ホルマリンやトリクロル
ホン系の等と異なり、水槽内の濾過バクテリアにも影響を与えませんので、
投薬後の管理が容易です。 新魚導入の際や、定期的なトリートメントにた
いへん有効な駆虫薬剤です。
今回はハダクリーンをつかいます。本品100g中に,プラジクアンテル50g
を含有する。プラジクアンテルを有効成分とする、経口タイプの魚類寄生
虫駆除薬。スズキ目魚類のハダムシや住血吸虫にすぐれた駆除効果を発揮
します。水槽100リットルに3g使用するものです。人間用のビルトリ
シドもありますが質は高いのですが人間用はたぶん使いにくいです。
今回手計算では水槽内にこの容量が投薬される
ハダクリーン100l水槽に3g 投与=プラジカンテルとして1.5g
トレマゾル 100l水槽に6.67ml=プラジカンテルとして0.449g
プラジプロ よく知りません
トレマゾルとかプラジプロで経験した方は投薬時、何事もなく終わる印象があ
ると思いますがハダクリーンは濃度も高いので驚くほど苦しむ場合があります
が大丈夫です。ハダクリーンを溶かした水溶液はプラジカンテル特有の甘ーい
匂いがします。水には大概溶けません苦笑。薬効発揮の目安は即時にこの泡立
ちとエアストーンの流れが強くなることです笑
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