みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

みかん栽培-カミキリムシ対策

2009年06月07日 19時56分02秒 | みかん栽培
カミキリムシ対策をしました

みかん栽培にとってカミキリムシは大敵です。
写真の木は、もとは主枝が3本ありましたが、見ての通り2本しかありません。
手前にあった主枝の一本が無くなってしまったためです。
原因は、ゴマダラカミキリムシの仕業です。

カミキリムシは、6月から9月くらいが活動期です。
周りから飛んでくる場合や、木の内部にいた幼虫が羽化する場合があります。
ミカンの木の基幹部分に卵をうみ付けます。
卵からかえった幼虫は、2年の間、みかんの木の中で生活しています。
基幹の内部で、トンネル掘りをするようにして5センチ位の幼虫になります。
 問題は、基幹の周りを、内部を食いすすむため、ミカンの木にとっては、養分を木の上部の枝葉へ送れなくなってしまいます。木が枯れてしまうわけです。

木の幹が白く見えるのは、基幹部分に殺虫剤を塗布したためです。
これで基幹への侵入は防ぐことができます。
7月、8月くらいには、枝先に飛んできた成虫をみつけ次第駆除します。

これから9月にかけてカミキリムシとの攻防です。