梅の芽がふくらんでます
11月24日に、遠路みかんの収穫を手伝いに来てくれた友人が見つけました。
私自身は、みかんの実に気を取られていて、気にしてなかったのですが。
梅の花は、早いものでは、12月末には1つ、2つは咲きはじめます。
神奈川県の西部では、曽我では梅まつりもひらかれます。
これから本格的な寒さに向かう時だというのに、
人が、思わず寒さに襟を立て、マフラーを巻いている時に、梅は花を咲かせ始めます。
「万花に先駆けて咲き出す梅の花」、
ふるくから梅を楽しみにしていた人たち、
『万葉集』でもたくさん歌われています。
当方は、花はもちろんですが、世俗的に6月の実も楽しみにしているのですが。
今年の梅は、3月30日の凍霜害で、小田原の産地は大きな被害をきたしました。
漬け梅用の実が、幼果が、黒く枯れて消えていきました。
自然は時に厳しさをしめします。それを認識させられる事件でした。
来年こそは、この芽が花から実まで、しっかりと無事に生育してほしいものです。