みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

みかんの木にカメムシ

2009年12月31日 10時18分03秒 | 日記
カメムシが多かった今年

12月30日は、今年のみかんの収穫の最終日となりました。
フツウウンシュウミカンの木は、たかだか18本ですが、なかなかの大仕事でした。
とはいっても、農家の方々が何百本も栽培しているのに比べたら、苦労の数には入りませんが。

今年は、低農薬でみかん栽培をしてきたこともあって、収穫しているとカメムシがやけに目につきました。
日頃は相手にしている暇は無いのですが、今回は最終日ですので、一枚写真にとっておきました。

カメムシというのはじつに厄介なものです。
みかんへの加害の問題がありますが。
枝葉にまぎれて車や家の中にまではいってきます。
そして自分に危険を感じると強い悪臭を出して身を守ろうとします。
うっかりして触ったりすると、鼻に匂いがついて、不快にさせられます。
使っていた軍手などは捨てざるを得なくなります。
秋口には一度は駆除しておく必要を感じているところです。

そうしたこともありましたが、
とにもかくにも今年のみかんの収穫を、10月28日の始まりから20回目となりましたが、昨日12月30日で何とか終了することができました。
まだ、出荷や後片付けの諸々があるにはありますが、収獲の基本は終了しました。
やれやれ、これで何んとか年の瀬に追いついたといった感じです。

ヒヨドリを撮影しました

2009年12月30日 22時26分00秒 | みかん栽培
ヒヨドリの撮影ができました

12月30日、みかんの収穫をしていた時のこと。
ミカンの木のすぐ隣にある柿の木で鳴いているヒヨドリを見つけました。
ヒヨドリはすばしこいので、すぐどこかに飛んで行ってしまいます。
ところが今日は、カメラをとってくるまで、枝にとまっていてくれたので、
やっとのことで、撮影が出来た次第です。

団地の玄関はみかん箱

2009年12月29日 21時06分00秒 | みかん栽培

明日の最後のみかんの収獲の前に、出荷しなければ

今日、12月29日は職場の納会でした。
しかし、職場の今年の仕事は終わっても、みかんの収穫と出荷はもうひと頑張りです。

12月27日(日)に収穫して、28日に搬入してきたみかんが部屋に積まれています。
写真は、28日に搬入したのと入れ替えに、28日に出荷した23日収穫した分です。
これが昨日、28日に無事に出荷することが出来たので、
27日に収穫し28日に搬入してきた分、部屋に山積みされた9コンテナを、本日29日に箱詰めすることが可能になりました。
最後は、一つ一つが綱渡りです。
正月を休める為には、もうひと頑張りです。

明日、30日は、朝から最後の収穫に行ってきます、これらがすべてが順調に予定通り進めばのことですが。
そして、夕方からは今夜準備した分の30箱の出荷態勢にはいります。
明日収獲し、搬入してきた分は、明後日12月31日に出荷します。

これらが順調にいけば、年内の収獲作業がゴールに到達します。
正月を休むことが出来るようになります。
締めくくりは、人気スター並みの大忙しの仕事になっています。

では、今夜の作業、27日に収穫し、28日に搬入してきた分の箱詰め作業にかかることにします。


みかんの収穫-鳥たちとの競争

2009年12月28日 07時42分31秒 | みかん栽培
12月27日のみかんの収穫

大体予定していた通りに進みました。
撰果作業も順調にすすんだし、9時から3時半までの収穫も予定した通りでした。
搬送してからの箱詰め作業も予定通りでした。

このところ完熟したみかんを鳥たちが狙いだしています。
収獲していると鳥たちの食べた痕をよく見かけます。
どうやら鳥たちと競争しての収穫になってきています。
メジロとヒヨドリです。
メジロはすぐ近くまでくるのですが、すばしこく写真におさまってくれません。
ヒヨドリはけたたましい鳴き声を上げて、ときどきやってきます。
ともに完熟した美味しいみかんがなっているとの合図です。

しかし、予定した作業に手直しが求められた点がありました。
木に残っているミカンがまだ多くあるので、選択的な収穫をすすめたことです。
全部を取り去りたいのですが、それでは多すぎて時間がかかり過ぎます。
急ピッチで全体の木を対象にして収穫する方法に切り替えました。
鳥たちに荒らされるのをなるべく抑えるためでもあります。
片付け収穫はその後です。

今回の収穫は、10コンテナ・200キロもの収穫となりました。
予定したより頑張りました。
しかし、まだ二順目を当たりきれていない木を残しています。
2回で終わらせるどころではありません。

また、本日12月28日についても、
夜半に雨が降ったため、収穫作業は出来なくなりました。
出来るのは、みかん箱の購入と、収穫してあるものを搬送出荷することです。

次回は、12月30日は、こんどこそ選択的収穫を全体にかけたいところです。
完全に取り去るのは、年内ギリギリに終わるかどうかといったところです。
全体が後ろにずれこんできました。

みかんの収獲、12月27日の予定

2009年12月27日 05時01分00秒 | みかん栽培
みかんの収穫は大詰めです

12月27日(日)、今日の一日の予定です。
午前5時八王子を出発、7時過ぎに真鶴に着く。

1、まず、前回12月23日に収穫してあるみかんを撰果します。
9コンテナ収獲ありますが、そのうちどのくらいが出荷できるか。選別します。
その概数をつかんで、出荷予定者にお知らせします。
目算として6か7コンテナ、5キロ箱にして24箱分くらいかと想定していますが。
そして出荷できるミカンを車に積込みます、これが第一の作業。

2、次いで、本日の収穫です。
対象となるフツウウンシュウの木は、残り14本。
午前9時から午後2時、5時間を予定しています。
目標は7本まですすみたいのですが・・。最低でも4本。
木に付いているみかんをすべて取ってしまいます。
すでに大かたは収穫してあり、残りは1本の木から2から3コンテナ。
コンテナは残り12しかないので、それが一つの目安です。

3、つぎにその本日収獲した分の撰果に1時間。
すべてが終われば幸いですが、終わらなくても1時間。
それが30日に出荷できる分になりますが、その概数をつかみます。
それに見合った出荷計画をたてなければなりません。

4、3時半に帰途につきます、午後6時には帰京、帰宅します。
搬入してきたみかんの箱詰め作業にかかります。
予定している宅配分の2箱を手配してから、
後は翌日の28日夜に出荷を予定している分の箱詰め作業です。
午後9時か10時には終わらせたいのですが、果たしてどうなるか。

5、明日、28日(月)は職場の代休なので、同じパターンでもう一日収穫して、
本当はそれで収穫を終えたいところですが、終えれるかどうかはわかりません。
夕方には帰宅して、今晩箱詰めしておいたみかんを卸して回ります。

みかんの収穫の大詰めはなかなか厳しいスケジュールです。
では、時間となりましたので、行ってきます。

みかんの収穫も、いよいよ完全収穫に向けて

2009年12月26日 05時33分00秒 | みかん栽培
みかんの完全収穫を目指して

12月23日、フツウウンシュウミカンの完全収穫が始まりました。
みかんの木についている果実を一つ残らず完全に収穫する作業です。

これまでの一回目、二回目の収穫で、陽のよく当たる表面や、採りやすいところは終了しています。
この段階では、採りにくい高い場所にあるものや、木の内側にあるものなど、残っている果実をすべてが対象です。
一見少ないように見えますが、木の内側にはまだかなりのみかんがついています。

フツウウンシュウの木は全部で18本。
(カミキリムシにやられて、今は18本に減っていました)
12月23日の作業で4本が終了できました。

残りあと14本、年内の終了をめざして、いよいよラストスパートです。
次回に行けるのは、12月27日の日曜日です。

みかんの成熟、ヒヨドリの饗宴

2009年12月25日 22時33分07秒 | みかん栽培
ヒヨドリの饗宴にたいして

12月23日、ヒヨドリの饗宴がみかん園で始まっています。
どこに美味しいみかんがあるか、ヒヨドリたちはよく知っています。

みかんの収穫作業の予定時間を過ぎて、片付け態勢に入っていたところ、
けたたましくヒヨドリたちが鳴き騒いでいる木がありました。
近づいてよくみたら、既に大分えぐられた果実があちこち見えます。
このあたりのみかんは特に成熟していました。

こうなったら、予定を少し変更して、この箇所を収獲することにしました。
3、4日過ぎたら美味しい果実は確実にヒヨドリに食い荒らされてしまいます。
鳥たちに採られてなるものか、栽培の苦労を横取りされてなるものか、
予定外でしたが30分くらいの追加労働を頑張ることにしました。

きっと、人気が去った後、舞い戻ったヒヨドリたちは、
「あれっ、さっきまであった好物が無い」と、がっかりしたでしょう。
ざまぁ見ろです。

もっとも、場所をほかに移して、引き続き饗宴をはっているだろうことは、
十分想像できますが。
とにかく、この木のこれ以上の横取りを防いだことは確かです。

カメムシには、まいった、まいった

2009年12月24日 22時15分00秒 | みかん栽培
カメムシの反撃

11月から12月にみかんの収穫をしている時にカメムシとよく出会います。
カメムシは、みかんの枝葉にくっついて、車の中や家の中にまでやってきます。

ちっちゃいけれど邪魔なので、強引に追い出そうとして、逆襲にあいました。
いじめると、いやな匂い、しかも強力な匂いを発します。
この匂いが鼻について、やたらいやな気分にさせられます。

小さなカメムシの逆襲には、本当にまいりました。
使っていた軍手も捨てざるを得なくされました。

12月23日みかんの収穫

2009年12月23日 21時37分10秒 | みかん栽培
みかんの収穫に行ってきました

12月23日、フツウウンシュウの4本の成木を完全収穫しました。
朝8時から午後2時45分まで、6時間45分の収穫作業でした。
写真の木は、今日口火を切った個所です。

この2本で4コンテナ・80キロの収穫です。
今回から、すべての枝についているみかんを完全に収穫しはじめました。
この完全収穫は、玉石混交です。
傷ものみかんや、日当たりの悪い未熟なものも多く含んでいます。
したがって、収穫してたみかんを撰果することが大事になっています。
撰果は、1商品化できるもの、2出せないけれど美味しいもの、3捨てるもの、
この3つで分けようと思っています。

それは今後の、27日の朝一の作業になります。
12月27日を含めて、みかん園に行ける日は限られています。
20本の成木がありますが、このすべてを完全収穫しなければなりません。
まだ20分の4の遂行率ですから5日間あれば完了できるでしょうが、
日曜農夫としてはそれほど作業日がとれません。
はたして年内に完了できるかどうか。

みかんの選択的収穫もあと1,2回

2009年12月22日 05時23分24秒 | みかん栽培
みかんの収穫が大詰めです

神奈川県西部・真鶴にある当みかん園ですが、
フツウウンシュウミカンの木が20本あります。

12月19日の収穫で終結の目処が見えてきました。
あと2回くらいの選択的収穫をした後、全ての収穫に移ります。
まだ、収穫する時に選択的に収穫しています。
樹上で撰果をしているわけです。
どうしても、内なりの日陰で未成熟な果実や、果皮が汚れたものがあります。

この選択的収穫が終わると、すべてを収穫する段階になります。
何んとか年内にはすべての収穫を完了させるために、
あとでかけれる日は数日なのですが、
いよいよ最終コーナーでの頑張りどころです。

真鶴といえば、地魚です

2009年12月21日 21時47分05秒 | 特産物

「まるなか」の三石定食

みかんの産地は、地魚を堪能できる場でもあります。
12月19日(土)は、みかんの収穫にでかましたが、
そこが小松石産地であることは、すでに紹介しました。

しかし何んといっても、真鶴の特産としては地魚が欠かせません。
これまでにも何回か紹介して来ましたが、地魚料理が最高です。
今は、みかんの収穫に追われているこの日々ですが、
そうした中でも、時には1時間のお楽しみの時間をあてています。

当方の行きつけは「まるなか」です。
今回の地魚、「三石定食」は、
1メアジ、2イトヨリ、3カワハギ、4マアジ、5アオリイカの5品でした。
高級魚ではありませんが、地元で獲れた生きのよい地魚たちです。
一人で食べるには、多すぎるという人もあるかもしれませんが。
しかし、間違いなく海の幸を堪能させてくれます。

はるばる遠路出かけてきているのですから、
少しくらいは贅沢に、地魚を賞味するのも「よし」としています。
真鶴半島の海の恵みです。

「まるなか」のホームページです。
http://www.ryokan-marunaka.co.jp/

 


小松石の採石場

2009年12月20日 10時59分42秒 | ミカン畑の周辺
真鶴の採石場です

12月19日に真鶴半島の側から山側の方面を写したものです。
先日、NHKの「ブラタモリ」品川の中で、
゛お台場に使われた石が真鶴から運ばれた゛との紹介がありました。
そうなんです、真鶴はみかんと地魚ですが、
それともに小松石の産地でもあります。

写真の正面に石切り場が写っています。
遠く以前から見慣れた景色ですが、あらためて写してみました。
以前より大分採石場が掘り進んでいるように感じました。
私などの小さいころは、発破の警戒サイレンなども聞いた記憶があります。

近くにある石材協同組合の事務所があったので寄ってみました。
案内チラシの「真鶴の小松石」をもらいました。
「小松石は山から切り出した状態では表面が酸化し赤褐色を呈しているので、
自然石で形のよいものは庭石や記念碑に使用されています。
この赤褐色の岩石から、墓石としては最高級の小松石独特の灰色、
淡灰緑色の緻密な石面が現れ、柔らかな光沢を発し、
白みかげや黒みかげと違った味をだしています。」と、紹介されていました。

ちなみに「まなづるの統計」によると、
石材業の事業所は、平成14年で、事業所は21、従業者57人。
             平成19年で、 同   12、  同 27人、とのことです。

事務所に展示してあった小松石の置物や花瓶を見させてもらいましたが、
「なるほど」と納得できる美術品で、綺麗な落ち着いた美しさでした。
ダイヤモンドと同じで、みがけば大変美しくなります。
お台場の礎石としての使用は、当時の混乱した世相を示しているようです。

12月19日朝、朝焼けの富士山

2009年12月19日 19時56分30秒 | 南神奈川の自然
朝焼けの富士山

12月19日午前6時半をまわったくらいだったでしょうか。
小田原厚木道路の小田原PAから見た富士山です。
日本海側は大雪とのニュースですが、関東は晴れています。
冷たい北風が吹き荒れていました。

前回通った時は富士山は雲の中でした。
今回は、さらに雪を乗せた姿を見せてくれました。
しかも朝日に照らされて赤い富士山でした。
すぐに白い姿になりますが、ほんの短時間の赤い姿です。

みかんの収穫も大詰めです

2009年12月18日 05時45分36秒 | みかん栽培
みかんの収穫も二循環目にはいりました

11月15日に始まったフツウウンシュウミカンは、 12月15日に二循環目に入りました。
第一循環の時には、まだ成熟していなかった果実を、また木の内側になっている果実を収穫していきます。
枝につるした籠に、脚立を使ったり、木によじ登って取り入れていきます。
さいわいみかんの木は丈夫なので、体重の重い私などでもびくともしません。

第二循環の収穫では、収穫した後の撰果作業が大事になります。
日当たり不足で色づきの不足したものや、表面が汚れたものも混じってきます。
人前に一定の品質で提供するには、この撰果作業が肝心です。

年内に収穫に行ける日は、あと3,4日になりました。
来年に向けてミカンの木の樹勢を保護するためにも、当方が正月を休むためにも、年内に収穫を終えなければなりません。
いよいよ大詰めの奮闘が求められる時期となりました。

金柑が色づきだしています

2009年12月17日 05時39分35秒 | ミカン畑の周辺
金柑が色づきだしています

12月15日、みかんの収穫で忙殺されている最近ですが、
ふと脇をみたら金柑がふくらんでいて、色づきだしていました。
自然の時計はここでもしっかりとはたらいていました。
写真は、プチマル金柑で種なしです。

寒いこの季節、昔から金柑は風邪の薬として大事にされていたようです。
古い家々には庭の片隅にたいがい一本は植えられていました。
身近に満足な医療施設も、医師もまったく無かった時代のことです。
昔の人の実用的な暮らしの知恵だったのでしょう。

それに金柑は放っぽっといても、寒さにも耐えてよく育ちます。
あるところでは実も放りっぱなし、八百屋さんではただではありません。
何んとかギャップをつないであげたいものですが、
個人では簡単でも、経済関係は簡単なことではありません。