みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

11月29日はみかんの収穫日和に

2009年11月30日 05時33分36秒 | みかん栽培
11月29日はみかんの収穫日和に

神奈川県西部の真鶴でのこと、
暑からず、寒からず、なにより雨の心配なしで作業がはかどりました。
当方は、午前8時から午後1時まで、
5時間頑張って、9コンテナ・180キロの収穫でした。

途中の真鶴道路や県道740を走っていると、
周りの山すそは、みかんの黄色が鮮やかになっています。
道路沿いのみかん畑では、あちこちで収穫している農家の人たちをみかけます。
又、道ではみかんのコンテナをいっぱいに積んだ小型トラックといきかいます。

みかん農家は、今の時期はみかんの収穫で大忙しです。
一年の苦労した成果をいっぱいに収穫しています。

天気を気にしつつ、みかんの収穫

2009年11月29日 04時33分54秒 | みかん栽培

天気が気になりますが、みかんの収穫です

11月29日、貴重な日曜日、佳境に入りだしたみかんの収穫です。
西から天気が崩れてきています。
南関東は、早ければ午後には雨が降りだすかもしれません。
木が濡れてしまっては、みかんの収穫作業はできません。
朝、外はまだ真っ暗、まったくの暗闇の中です。
天気が持ってくれるか、運を天に任せて出発です。

幸いにして天候はもちました

午前中は雲の隙間から青空ものぞくくらいでした。
写真は、本日の収穫対象となった枝です。

収穫作業は、午前8時ころから午後1時まで、5時間労働でした。
9コンテナ・180キロの収穫です。

午後3時半には帰京しました。
前回収穫してあった分を持ち帰ってきて、
夕方から箱詰め作業と、配送作業を行いました。
結局、本日の出荷は、5キロ箱で27箱でした。


みかんのサビダニとコクテン病

2009年11月28日 05時49分42秒 | みかん栽培
汚れの原因は、サビダニとコクテン病

みかんを収穫していると、果皮が汚れたものが出てきます。
11月21日には、汚れた果実を集めておき、JAの職員の人に診断してもらいました。

このみかんの場合は、
『汚れは主にサビダニだけど、なかにコクテン病も混じっている』とのこと。

今年は、薬剤散布をなるべく抑えるようにしてきました。
基本的な防除として最小限何が必要か、試しているのですが。
7月にはサビダニ対策で散布をしてきてはいたのでしたが。
それと散布の仕方にも問題がありそうです。
樹冠の内側への散布が薄い部分があったようです。

みかんの収穫というのは、この面からも一年の活動が検証される時でもあります。

11.26 みかんの収穫は、本日160キロ

2009年11月27日 19時32分30秒 | みかん栽培
11月26日のみかんの収穫

11月26日(木)はみかんの収獲日和でした。
結局、午前8時45分から午後2時までの5時間労働で、 9コンテナ・160キロを収獲できました。まだ収穫は佳境へはいる序の口です。

「日曜農夫を殺すには刃物はいらぬ、雨でもふれば」、すべてはお手上げです。
みかん畑に行ける日が、またその前の日に雨でも降れば、万事休す。
みかんの木は雨雫を満載して、収穫どころの話ではなくなります。

今回は、幸いしましたが、これからの日々が肝心です。
いよいよ佳境に入るみかんの収穫。
畑に行ける日は、あと十日間くらいのこと。
すべては、天候次第です。

11.26 みかん収穫の一日の行動予定

2009年11月26日 04時43分22秒 | みかん栽培

今日、みかん収穫の一日

今日、11月26日は、みかんの収穫のために休暇を取っています。
前回の休日、11月23日は快晴の秋晴れになりましたが、前日の雨の滴が木に残っていたため収獲作業は出来ませんでした。
はたして今日は大丈夫でしょうか。

これから、午前5時半発で八王子を出かけます。
みかん畑のある神奈川県西部の真鶴までは80キロ、2時間かかります。
午前7時半に現地につく予定です。
朝一番は木についている滴が乾くまで、周辺作業をしています。
予定では収獲作業は、午前8時半から12時半までの4時間。
目標は8コンテナ・160キロ。

収獲したみかんの大方は、日曜日までのなか3日を現地で貯蔵しておきます。
フツウウンシュウミカンの場合は、収穫してからしばらくねかせた方が美味しく綺麗になるためです。
以前は自宅に運び込んでいたのですが、狭い団地ではそうすると生活スペースがなくなってしまいます。
難題を解決するため、現地に小さな小屋を一昨年の、2008年に設置しました。

午後1時には、帰途につき、3時半ころ帰宅。
それから直ちにみかんの箱詰め作業です。
前回の収穫して持ち込んでだ分が、自宅に残っています。
昨夜、14箱を出荷したのですが、まだあと10箱分残っています。
これを5キロ箱に箱詰めして、夕方には扱い者のお宅に届けます。

今日、木曜日に収獲したみかんは、次の日曜日の収穫の時に持ち帰えります。
それを日曜から水曜日に間に、仕事がすんでからの夜に出荷することになります。これが、ある収穫日の一日の行動計画であり、週サイクルの行動パターンです。

無事に、順調にすすんでくれることを祈りつつ、
さて出発です。

今日の収穫結果は

午後2時までかかりましたが、9コンテナ・180キロを収穫できました。
午後5時に帰宅して、本日分の箱詰めと発送作業を完了できました。 


秋晴れの富士山

2009年11月25日 05時50分39秒 | 南神奈川の自然

秋晴れの富士山

11月21日は秋晴れで、富士山が鮮明に見えました。
この時期は短い周期で雨が来るので、富士山の姿を見れるのも、多くあるわけではありません。
富士山の雪は、その積もり具合に前進・後退がありますが、すでにすそ野まで降りてきています。それだけ下界に寒さが近づいてきているわけです。
富士山の雪は寒暖計に見えてきます。
最近では冬の寒さが、富士山の雪景色のひろがりに見てとれるわけで、冬が下界にも近づいているということです。

雪に覆われた富士山ですが、頂上はすっかり埋もれて見えませんが、
よく見ると、途中の登山道が、白いギザギザの線として映っています。
肉眼でいくら見ようとしても、けっして見えないのですが。

下界では、この寒さと秋の日差しで、みかんが色づきだしています。


町中のみかん畑

2009年11月24日 05時31分14秒 | みかん栽培
住宅に囲まれているみかん畑

みかん畑と言うとみかん山をイメージされると思いますが、当方のは町中です。
住宅に囲まれた一角にあり、25本の木の畑です。
毎年、カミキリムシの加害にあって、収穫量が減っています。
しかし、まだまだ健在です。

写真がみかん畑の全景です。
このポイントから見て、濃く色づいたいる箇所が成熟したみかんです。
どの辺を収穫したら良いかが一目で分かります。

昨日、11月23日は天気は回復して、晴れ間が広がりだしてきました。
当然、みかんを収穫するつもりで出かけたのですが・・・、
残念ながら、昨日の雨の滴が木にいっぱい残っていて、近づけませんでした。
チョットみかんの木にふれただけで、ドサッと水滴が落ちてきます。
当然みかん自体も濡れているので、これではとても収穫は出来ません。
次回へと、収穫は先送りです。

この日に出来たことは、
みかん畑の隙間にあるミニ菜園でのサトイモの収穫と、
前回収穫しておいたみかんの搬出でした。

サトイモの方も、たくさんの小イモがついていて大収穫でした。
去年は親イモの塊だけでガッカリしたのですが、
今年は土寄せと、刈り草を株元に寄せておいたのですが、
結果は、月とすっぽんの違いで、多産なことを体験できました。

青空に映えるみかん

2009年11月23日 06時44分23秒 | みかん栽培
青空に映えるみかん

11月21日、フツウウンシュウが色づきだしました。
みかんの木の日当たりの良い部分から成熟していきます。
木の天辺にあるみかんは大きいものが出来ます。

それは適時に収穫しないと浮皮になりやすい。
果皮と内実との間にすき間ができて、ジューシーさがなくなりがちです。
大きければ美味しい訳ではないのは、これも一つの原因です。

天辺が色づいたら、収獲に手間もかかるけれど、
後回しにせず、収穫してあげるべきと言うことです。
そうしてこそ、大きくてジューシーで美味しいみかんが提供できます。

秋のコマツナ、一次分の終了

2009年11月22日 04時53分50秒 | 畑づくり
秋のコマツナ、第一弾の収穫を終了しました

11月21日に成育しているコマツナをすべて収穫しました。
これは、10月4日に種まきした分です。
夏の不作状態とは違って、秋のコマツナはよく生育してくれます。
11月3日には最初の若菜状態での間引き収穫をしました。
そして、11月15日には成育した小松菜を部分収穫をしていますが、
今回は、残りのすべてを収穫しました。

もう少し置いておけば、もっと葉が大きく展開するはずですが、
このくらいのコマツナも柔らかくて美味しいはずです。
シャキシャキ感を楽しむにはあと少し伸ばした方が良いはずですが。
秋の気候は、コマツナ栽培に適しているようです。

この生育ぶりに味をしめて、
すでに10月28日には、第二次分の種まきをしてあります。
生えそろったので最初の間引きをして、間隔を取りました。
これも順調に伸びつつあります。

昨日、11月21日には、第三次分の種まきをしました。
それぞれ、みな0.5平方メートルくらいのミニ菜園です。
たくさん一度に収穫すると、食べるにも閉口してありがたさが薄れますから、
少しずつ、時をずらせて、栽培するようにしてみました。

今回の収穫した後には、第四次分を来週くらいに撒くつもりです。
これで1月くらいまでは、コマツナに関しては、自給自足できるはずですが、
はたして、思惑どおりにすすむでしょうか。

みかんの成熟速度がアップしています

2009年11月21日 20時45分15秒 | みかん栽培
みかんの成熟がすすんでいます

11月21日(土)、本日の収獲は、8コンテナ・160キロでした。
みかんの成熟が、ここにきて急速にすすみつつあります。
秋晴れと、寒暖の差のひろがりが、成熟を促進しているのでしょう。
収獲のテンポをさらに高めなければなりません。

 橘の下照る庭に殿立てて
    酒みづきいます我が大君かも   (河内女王 万葉集 卷十八 4059)

そのようでありたいのですが、とんでもありません。
寸秒を争うかのように、こっちも、そっちも、うしろのものもと、
パチパチと鋏をいれていきます。

フツウウンシュウミカンの収穫のはじまり

2009年11月20日 20時13分39秒 | みかん栽培
フツウウンシュウミカンの収穫が始まりました

みかんは、近年では早生のウンシュウミカンが主流になっていますが、
みかんのそもそもは、フツウウンシュウミカンです。 

誰の作かは忘れましたが、
  町をゆくこどものそばを通るとき
    みかんの香せり冬がまた来る
小学校の頃でしたが、インプットしていた歌を遠く隔てて思い出します。

正月のころ炬燵を囲んでみかんを食べていたのは、フツウウンシュウミカンでした。
早生の品種というのは11月が収穫期で、12月には終わっています。
12月に収穫をむかえるのは、フツウウンシュウミカンです。

写真のみかんが、11月19日のフツウウンシュウミカンです。
フツウウンシュウの一部の枝が、いよいよ成熟の時を迎え始めています。
ここ北限の産地、神奈川県西部でも、
10月末からの早生の収穫が山場を越して、
いよいよこれから、フツウウンシュウミカンの収穫が始まりだします。

サトイモが旬です

2009年11月19日 05時23分18秒 | 畑づくり

サトイモが美味しい

みかん畑の隙間に3月15日に植えたサトイモでしたが。
 11月15日に茎の枯れ出した2株を収穫しました。
その収獲が今回の写真です。

今回収獲したの1株には、たくさん小イモがついてくれていました。
去年の収穫では親イモがたった1個あるだけ、
小イモがほとんど無かったのでがっかりしたことを覚えています。
今回、初めてサトイモというのは多産な植物だということを教えてくれました。
なるほど、これなら主食にもなるなと実感することが出来ました。

どうして今回のこの株に小イモがついたのか、よくりわかりません。
まったく初めてです。
サトイモは、葉を観賞する植物だとあきらめていたのですが。
何が良かったのか。

きっと刈り草を根元に寄せて乾燥を防いだことと、
土寄せをして置いたことが幸いしたのかもしれません。
ベテランの栽培者がブログでアドバイスしてくれたのですが。
当方としては、多少手当をしてみたのでしたが、
今回の2株でも、出来不出来があって、
やはり、まぐれあたりのことです。
しかしまぐれ当たりにしても、うれしい豊作です。

しかもグルメです。ゆでるだけで美味しいんです。
複雑な料理は原始人としては出来ないんですが。
もっとも自分が手がけたものは、何でも美味しく感じちゃうんですが。
しかしまぐれでも素人にこれだけのものが収穫できるというのは驚きです。
これで当分の主食とそれによる平穏が確保された感じがしてきます。

まだあと3,4株が手つかずで残っていますから、
今後、のこりの株の宝探しを楽しみにしているところです。


みかんの木を加害する幼虫

2009年11月18日 05時31分23秒 | みかん栽培
みかんの木を加害する幼虫

みかんの木は、今収獲の時期に入りつつあります。
果実が色づく面がひろがり、成熟の速度を高めつつあります。
11月15・16日は、早生みかんからフツウウンシュウみかんへと、
収獲の移行が始まりだしました。
しかし収獲だけに集中してはいられません。

収獲していて変な枝にぶつかります。
木には果実は付けていても、何故か葉を落とし枯れ込む枝がみられます。
原因は、カミキリムシやナガタマムシの加害です。
木の基幹部分に幼虫が住んで、加害しているために、木が枯れ出している訳です。

みかんの木では、基幹の地面近くのくぼんだ箇所が要注意です。
枯れ込みが見られる木は、ほとんど基幹の樹皮にささくれが出ています。
樹皮の下で必ず幼虫が活動しているはずです。
幼虫は、みかんの木が根から吸い上げる養分を断ち切ってしまいます。
枯れた木の断面をみるわかりますが、
断面の三分の一以上が枯らされると、その先の枝は全体が枯れてしまいます。
そうなる前に、幼虫を見つけだし駆除しなければなりません。

私が管理しているミカンの木は25本ですが、
今年は、6月から9月の間にカミキリムシの成虫を26匹、
9月以降では、基幹の中から幼虫を13匹、
今現在、合計で39匹も駆除しています。
もしこれを見逃していたら、数年後は大変なことになっていたでしょう。

カミキリムシ、ナガタマムシの駆除は、みかん栽培にとって重要です。
みかんの木そのものの存亡がかかっています。

鳥が教えてくれるみかんの成熟

2009年11月17日 05時40分30秒 | みかん栽培
鳥が教えてくれるみかんの成熟

11月15日はようやく秋晴れになりました。
青空にみかんのオレンジ色がよく映えます。

果実が鳥に食べられているところがあります。
この食べ方はヒヨドリです。
果実の中身をきれいに、みごとにえぐるように食べています。

鳥が食べるあたりは、だいたい果実が甘く成熟している個所です。
鳥は色で識別できるのでしょうか、成熟した箇所にやってきます。
しかしその鳥も失敗もあるようです。
まだ早い果実に口を出している跡も見かけます。

こちらとしても鳥たちが口を出したがりそうな箇所の収獲は特に急ぎます。
遅れると鳥たちに先に食い荒らされてしまうからです。
のんびりとしてはいられません。
ようするに、みかんの収穫期というのは、
成熟してそうなみかんの発見をめぐって、
鳥たちと収獲を競争しているわけです。

ユズとレモンの収穫

2009年11月16日 06時08分27秒 | みかん栽培
ユズとレモンを収穫しました

2004年の春に苗木を一株ずつ植えておいたユズとレモンでしたが、
少しずつ実をつけるようになりました。
11月15日、みかんの5回目の収穫の時に、木の乾くのを待つ間に収穫をしました。

レモンの方は、全部で3個ですが、今回全部収穫しました。
ユズは、今回17個の収穫ですが、まだいくつか実をつけています。
ウンシュウミカンのおまけです。
楽しみがより多岐になりつつあります。