みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

ミカンの花が咲き始めました

2009年04月30日 19時55分57秒 | みかん栽培
ミカンの花が咲き始めました

4月29日、ついにミカンの花が咲き始めていました。
南側の陽の良く当たる小木から開花が始まっています。
写真は伊予柑ですが、甘夏も咲き始めています。

柑橘類の種類は多彩にありますが、果実の結果の時期にちがいもありますが、
花の咲くのは大体共通で、4月末から5月中旬です。
うちのミカンは、早生と普通温州ミカンが中心で、23本ありますが、
5年前にいろいろな種類の柑橘を栽培してみようと、清見、はるみ、日向夏、ハッサク、甘夏、スダチ、ユズ、金柑などの苗木を、それぞれ1本ずつ植えてみました。

ミカンの花が咲き出すと、あたり一帯に花の香りがただよう様になります。
万葉の人たちも、花橘とその香りをうたった歌をたくさん残しています。

 ○ウズラ鳴く古しと人は思へれど 花橘のにほふこの宿(卷17 3920 家持)

どうやら家持の家には、橘(ミカン)の木が植えられていたようです。

初めて、お茶を作りました

2009年04月29日 21時32分03秒 | ミカン畑の周辺

お茶を初めて作りました

本日、4月29日茶摘みをしてきました。
早速、 「家庭でできるお茶づくり」という説明書に従って、
初めてのお茶づくりに挑戦してみました。

採ってきた茶葉を材料にして、緑茶を作ろうとしたのですが…。
出来あがってみたら、色が茶色になってしまった。
どうやら、 最初の熱処理が不十分だったようです。
烏龍茶の様なものが出来てしまいました。

最初の緑茶づくりは失敗でした。
ホットプレートが小さいので、、一回で処理できる茶葉の量は限られてます。
摘んできた茶葉は籠の重さも含めると2650グラムもあります。
時間を見つけて、再挑戦です。

そうそう簡単に、緑茶は出来るものではありませんでした。


お茶づくりを大切にしている農家の人たちとの交流

2009年04月28日 21時46分32秒 | 畑づくり

お茶の生産農家と消費者との交流

4月25日・26日「第33回お茶摘み交流会」に参加して、
静岡県藤枝市の滝沢に一泊してきました。

お茶の生産農家と消費者との交流と、お茶づくり体験が主題です。
この生産農家は、無農薬で有機栽培でお茶づくりをしている農家で、
美味しさと、食の安全の追及を第一にこだわって生産している人たちでした。
今日の経済状況の厳しい中で、お茶づくりの火を守り続けている人たちの、確かな生産技術と心意気、その苦労が伝わってきました。

この交流会は33回を重ねるとのことですが、
近隣で農業に取り組んでいる若者たちや、農業問題を研究する若者たち。
そして、浜松や千葉県、東京などから、農業を営む人たちや消費者など、70人くらいが参加しました。
二日間、お茶摘みや、手揉みによるお茶づくりを体験し、交流し合いました。

ゲスト講師は、シラク人でイラクの国情からして「亡命」を余儀なくされている若い医師、モハメッド・ヌーリ・シャキルさん。
マスコミではほとんど紹介されていない、この間の戦争と今日のイラクの事態について、話していただきました。
(「イラクの現実を見て」(シャキル著 憲法9条・メッセージ・プロジェクト発行 2008年5月1日))
当初は、お茶つみとイラクの現実との間の落差に戸惑いましたが、
話を聞く中て゜程なく、そして2日間を生活を共にするうちに、
「平和な社会の下でのよりよい生活の希求」という、共通項による連帯を感じるようになりました。

お茶摘みとお茶づくりを介して、
日本の文化と自然、そして今日の状況を知る、貴重な機会となりました。 

「人と農・自然をつなぐ会」「無農薬茶の会」にホームページがありました。
www.munouyakucha.com
                て゜す。
よかったら、一度開いて見てください。
へんな紹介より、よくわかると思います。


お茶づくり、新茶の味は違います

2009年04月27日 22時12分17秒 | 特産物
つくった新茶を味見してみました

「第33回茶つみ交流会」(4月25日-26日)で、お茶づくりを体験しました。
「つくった」とはいっても、お茶づくり体験は、プロの生産者の手ほどきをうけて、そのやり方をまねようとするのですが、簡単なようでいてなかなか容易ではありません。かく乱し邪魔した位なのですが、なんとかお茶の仕上げまで助けてもらいました。

そのお茶を持ち帰って、今日(27日)職場でさっそく試飲してみました。
なんと、なんと、これがいけるんです。
味、色、香りとも、これまでに感じたことのない味わいのあるお茶になっていました。
お茶そのもの出来が、プロの手によって品質的に高いものになっていました。
グリーン色がきれいです。若葉の香りがしました。

お茶の入れ方についても、アドバイスがあって、
従来のお茶の入れ方も少し変えました。
1、お湯をさまして、温度を80度くらいにして入れたこと。
2、茶葉が開いて、味が溶け出すまで、少し時間をおいたこと。
3、茶碗に半分くらいにして、少しずつ味わって飲んだこと。
試飲すると、舌にしびれるような余韻が、かなり時間持続しています。

たかがお茶、それほど違いはないだろうと、内心では思っていたのでしたが、
お茶が作り方、入れ方によって、
これまでとはずいぶん違った、新しい味わいを示してくれてくれるようになりました。

お茶摘みに行ってきました

2009年04月26日 22時06分33秒 | 畑づくり

お茶摘みに行ってきました

第33回茶つみ交流会(4月25日-26日)が開かれました。
主催は「人と農・自然をつなぐ会」、生産者の人たちです。
場所は、静岡県藤枝市から山側に入った滝沢です。
無農薬でお茶を生産する人たちですが、
今が、一番茶づくりで、一年中で一番忙しい時のはずですが、
お茶摘み体験と、交流会を開催していただきました。

茶畑は山頂の方にずーっと広がって、とてもきれいな景観でした。
前日の雨も上がって、26日は絶好の茶摘み日和。
「野にも山にも若葉が茂げ」り・・・のように、お茶畑が広がっています。
生産者の人たちの手ほどきを受けて、3枚の葉のついた茶摘みを体験しました。

手を休めてひと休み、遠く茶畑を見ると、
正面には富士山が顔を出してくれました。

摘んだお茶の葉から、お茶を作った様子は、
次回に紹介します。


土手、お茶の木の下を草刈しました

2009年04月25日 07時11分22秒 | 日記
お茶の木の下回りを草刈しました

間もなく「八十八夜」、お茶摘みの時期です。
若葉はきれいですが、この時期は雑草も繁茂してきます。
ミカン畑の土手にはお茶の木が植えられています。
土砂が崩れないように守ってくれているのですが。
左側の植え込みがお茶の木です。

これまでみかん栽培にかかりっきりで、お茶の木はまったくの視野の外でしたが、
今年は初めて、お茶摘み、お茶づくりに挑戦してみようと思っています。
とはいっても、お茶は飲みはしても、作る方法などまったく知りません。
たまたま先日、職場に回ってきた「お茶摘み交流会」のチラシ。
「これだ」、渡りに船で、今日(25日)・明日(26日)茶摘みに参加してきます。

そこでお茶の作り方を学んで、帰ってから自身の手作りを試してみます。

除草して現れたミニ菜園です

2009年04月24日 21時26分10秒 | 畑づくり

除草してミニ菜園が現れました

たかだか1平方メートル足らずの菜園をいくつかつくっています。
もともとはミカンの成木があったのですが、カミキリムシに基幹をボロボロにされ、枯れてしまいました。その後に新たにミカンの苗木を植えてあります。
そこに出来た隙間を利用してミニ菜園をつくっています。
日当たりが良いので雑草が繁茂しやすく、4月20日に周りを除草をしました。
すると雑草に隠れていたミニ菜園が浮き出てきました。

左側中央にジャガイモ6株が生育し始めています。
左下に生えそろっているのはラッキョです。
その隣の敷きワラがサトイモの種イモを植えたところです。
チューリップが2輪咲いていますが、その後ろがミカンの苗木です。

こんな隙間を利用した菜園がもう一か所つくってあります。
種をまき、芽が出て、生育し、作物が実る。
素人の栽培でも、それなりの収穫を得させてくれます。
それは自然の力を、作物の育てることで実感させてくれます。
楽しみな日曜作業です。


ミカン畑の雑草の繁茂した部分を除草しました

2009年04月23日 19時33分28秒 | みかん栽培
ミカン畑の除草をはじめました

この時期、スギナなどの春草が繁茂しだします。
4月19日、20日は、全体の3分の1くらいでしたが、
日当たりも良く、特に繁茂の著しいところを除草しました。

早生ミカンの木の樹冠下も除草しました。
地面の表面温度をあげて、今後の施肥の下作業でもあります。
何しろ、鎌一本の体力勝負で、除草剤は一切使いません。
そのため、ミミズもふえて、土壌を改良してくれます。
暑い日差しをうけながら、汗びっしょりになっての除草作業です。

野菜栽培-コマツナとホウレンソウ

2009年04月22日 20時05分07秒 | 畑づくり
野菜栽培-小松菜とホウレンソウ

ミカンの木々の隙間を使って野菜栽培をしています。
ミカンは11月の収穫にむけての一年サイクルの栽培ですが、
そのいわば農閑期に野菜作りをして収穫を楽しんでいます。
たかだか1平方メートル弱の菜園ですが、いくつかつくっています。

今回紹介するのは、3月7日に種まきした小松菜とホウレンソウです。
(以前にジャガイモを紹介しています)
写真では左上側がホウレンソウで、右下がコマツナです。
この間に、間引きと追肥、土寄せをしてあります。

ムシ除けのつもりでトンネルをつかって栽培をしてきたのですが、
コマツナを見ると、ことごとく何かの虫に加害されてしまいました。

八百屋さんの店頭ではホウレンソウとコマツナは形が似ていますが…。
まず、種の大きさが違います。
ホウレンソウが2ミリくらいなのに、コマツナは1ミリ以下の粟粒のような球です。
発芽の形も違っています。
ホウレンソウが細長い葉が発芽するのに、小松菜はハート型の二葉です。
今回、病害に対する抵抗力でも、
今のところ、ホウレンソウは無傷なのに、小松菜はほとんどの発芽を加害されてしまいました。

以前にも、それぞれ栽培したことがあるのですが、
コマツナは、虫に多くを食べられたにしても、何とか収穫するところまでたどりつけたのですが、
ホウレンソウの方はこれまでのところ成功していません。
土壌が酸性が強かったせいか、発芽がまばらで、生育もさして大きくならず、雑草に埋もれてしまいました。

さて、三度目の正直です。
今度こそはうまく生育してくれるでしょうか。
今後の収穫を、今から楽しみにしているところです。

甘夏を収穫しました

2009年04月21日 21時32分39秒 | みかん栽培

甘夏を30個収穫しました

うちには甘夏の小木が1本あります。
2004年4月に植えた5年生の小木です。
今回(4月19日)は25個、前回4月12日に5個収穫していましたから、合計30個が収穫できました。
味は、熟しているために酸味が抜けて、かなり甘く、大変ジューシーです。
大きさも、半分くらいはりっぱなもので、店頭にあっても通用するくらいです。
解説書によると、甘夏の収穫は1月上旬から5月下旬とあり、かなり幅があります。
この時期まで、木にならせておくと、夏ミカンの酸っぱさがかなり消えています。
去年が初めての収穫で15個でしたから、5年生の小木として30個というのはかなりの結果です。

直ちに新年度のスタートです

収穫した果実の隣には、すでに今年度にむけて花のつぼみがついていてました。
樹は休む間もなく次への支度を始めています。
収穫した後はただちに、樹冠の下の除草をして、肥料をまき、軽く中耕しておきました。


ジャガイモが生育しています

2009年04月19日 19時07分59秒 | 畑づくり
春の陽気で、大分暖かくなってきました。
雑草の繁茂もすすむけれど、ジャガイモも生育していきます。
芽を間引きしてから、さらな大きくなっています。
ジャガイモ栽培は、どうやら定番になったようです。

しかしまだ序の口、立派なジャガイモが出来るかどうかは、これからのことです。

雑草が生えだす時期になりました

2009年04月18日 18時51分37秒 | みかん栽培
 雑草の時期になりました

野菜も成長するけれど、それ以上に雑草が繁茂を始めだしました。
ミカン畑の一角に5年前にみかんの苗木を植えました。
その頃は、雑草の勢いのが強くて苗木がすっかり埋もれてしまいました。
写真は、今年3月25日の様子です。

苗木を植えてから5年がたちました。
誘引によって樹形を整えるようにしています。
さすがに5年目ともなると、みかんや梅の木の方が背丈が大きくなっています。
ここまでくれば、もはや雑草に埋もれることはないのですが。

4月も半ばを過ぎて、最初の草刈シーズンの到来です。
この時期に、一度雑草〔春草〕を刈り取るようにしています。
そうすることで、地面の温度をたかめ、養分をみかんの木々に集中させます。
これから鎌一本の草刈労働に精を出して、びっしょり汗を流すことになります。

ミカン畑の位置は、産地としては北限にあたります

2009年04月17日 21時51分47秒 | みかん栽培
ミカン栽培とその周辺について

これから、ミカンの栽培と、その周辺の様子を紹介しようとしていますが、
木のある場所は、神奈川県の西部にあたる真鶴です。
ミカンの産地としては、この小田原方面は北限に位置しています。
相模湾に面しており、潮風があたって、気候が比較的に温暖です。
ミカン畑は真鶴半島にありますが、箱根山が海に迫ったところです。

栽培するミカンは

フツウウンシュウミカンが中心ですが、数本の早生ミカンもあります。
また、5年前に植えた各種みかんの幼木を栽培しています。

ミカンの木々のすきまに、ほんの少しですが野菜栽培もしています。
日曜農夫として、休日に八王子から往復しているわけです。
まったくの素人がミカン栽培を始め出して、今年で8年になります。
「石の上にも3年」で、試行錯誤を重ねながら、何とか継続しています。

そこで体験していることを、これからいろいろ紹介しようと思っているわけです。

ジャガイモの芽かきをしました

2009年04月16日 20時45分36秒 | 畑づくり

ジャガイモの芽かきをしました

3月2日にミカン畑の隙間にジャガイモの種イモを植えました。
春の暖かさが幸いして、一か月余の間にしっかりと発芽しています。
今回、4月12日に立ち上がる芽を、3-4本程度に芽かきをしました。

芽の数がそれ以上多くなると、小粒ばかりのジャガイモになってしまうとのこと。
NHK「趣味の園芸ビギナーズ・やさいの時間」
のアドバイスによるものです。
これまでのジャガイモ栽培は、新しい芽が顔をだしたことに感動して、自然のままにつくっていました。
日曜朝に放送時間が変わったこの番組は、私などのやさい栽培初心者にとって教えられること大です。

今回、芽かきした後は、化成肥料と土寄せ、水やりをしておきました。