absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日の予定不調和⇒American Don / Don Caballero。

2005年03月03日 23時59分11秒 | musique
どぉもですね、その全容が「簡単に見えちゃうもの」に興味が沸かないんですよ。
「シンプルで美しいもの」はいくらでもあるんですが、もちろんそこには
表面上だけでは終わらない奥深さがあってこその美しさ…があるわけで。

好きになったものは、とことん追求しないと気が済まない性なもので、Battles周辺も例に漏れず
捜査の手が及んでいるんですが、一番目立つ所でやっぱり来ましたってことでDon Caballeroです。
コチラでSampleが聴けて、思いのほか良くてまぁ即買いだったんですが。

えっとまずこの彼らのラスト・アルバムである「American Don」を聴いてみてるんですが、
現BattlesのIan Williamsが以前に在籍していたと。彼ら、4枚をリリースしてるんですが、
取りあえずIanは2ndから参加です。

一聴して分かるのはBattlesの核の一部である「ギターによるミニマル・フレーズ」は
「あぁ~実はIanが持って来たのねー」って。既にこの時期にミニマってます。
絡み合い、主張し、思考を掻き乱してくれます。
それからベースのメンバがいる分、低音はちゃんと出てます(笑)

やっぱりどうしても比べちゃうんですが、Battlesは聴くときに「身構える」ことがあるんですが、
彼ら、Donはもっと聴きやすいかと。優しい感じ。で、美しくてHappyなムードすら。
まぁ「闘争」と「紳士」じゃあ違ってて当然なんですが(笑)

んが、言うまでもなくセオリー皆無、定義も皆無、美が暴走してます。
言うなれば「予定不調和」とでも。

んで、これから彼らの過去の偉業をまた追求の予定です。

Now Listening : American Don / Don Cabarello