燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

痛恨の被弾

2005-09-20 17:03:13 | プロ野球
優勝の望みが完全に絶たれたこの季節、ファンとしては、せめて来シーズンに向けた新戦力の登場を期待したくなるものだ。
松岡?聞いたことねえなー、そんなやつ。新人?故障した川島に替わって一軍に上がって来たってことなんだろうけど、プロ初先発の前回のカープ戦で早々にノックアウトされてなかったっけ?
ところが夕べのジャイアンツ戦は見違えるような好投。こりゃもしや、と期待しちゃったら、初勝利まであと1人ってとこで、高橋由伸への初球のフォークボールがすっぽ抜け、ライトスタンドに逆転2ランを運ばれてしまった!なーんであの場面であんな球投げるかねえ???その直前、ベンチから伊東ピッチングコーチが出て来て、「由伸は初球から打ってくるから」って念を押したらしいんだけど…。
過去の経験からすると、ああいう場面でベンチは静観してた方が結果はいいような気がする。高校生じゃあないんだから、相手がどういうバッターで、何をしちゃあいけないのかは、本人が一番よくわかってるわけで。余計なことするから、かえって微妙な力みが生じて、魅入られたように投げちゃいけないところにボールが行ったりする。逆の立場で、あの回の表のスワローズの勝ち越しも、ベンチからコーチが出て来た直後の出来事だった。



逆転された8回裏、先頭バッターを打ち取っていながら、取った打球がグラブの指と指の間に挟まって内野安打になっちまった。普通じゃ考えられないアクシデントで、いやーな予感はしてたんだよなー。
打たれた松岡にとっては、何事も経験。最初の2点にしても、フォアボールの後の初球を狙われた2ラン。フォアボールのランナーをホームランで返されるのが、一番負けにつながりやすい流れ。次こそ、最後まで緊張を切らさない丁寧なピッチングで、念願の初勝利を挙げてほしいものだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホームグランド | トップ | 瀬戸早妃 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿