燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

完敗で優勝戦線から脱落

2022-05-17 15:51:12 | 我が母校
迎えた慶明第3回戦。既に立教が優勝戦線生き残りを決めており、双方にとって優勝するには負けられない決戦だ。
昨日の雨で今日に順延になったこの決戦を見届けるため、栃木から上京、神宮へ。

試合は序盤から一方的に明治ペース。1回裏、2アウトからショートの悪送球(記録はヒット)で出たランナーをレフトへの2ベースで返されるや、その後も一方的に攻め立てられ、被安打16、7―12で完敗。


5回裏1―6にされてなお1アウト満塁から、サードゴロをキャプテン・下山君が本塁悪送球したところで、完全に勝負有り。


7回表、疲れの見え始めた蒔田君を捕らえ3得点、続く8回にも3得点し追い上げただけに、7点目以後のエラーとワイルドピッチによる失点が、なんとも悔やまれる。



今日の慶應義塾の一番の敗因は、記録には残らないが、セカンドの守備力だったかと。強打・廣瀬君をスタメンから外すわけにはいかないのはもちろんだが、去年の途中セカンドにコンバートした時からその守備力には大いに不安を感じていた。昨春出だしのサード(ショートは下山君)から試行錯誤の結果と思われるが、二遊間の守備は難易度が高く、守備のスペシャリスト的な動きが要求される。偶然これまでは大事な場面で難しい当たりが飛んで来なかったので事なきを得ていたが、その守備の不安がこの大一番で露呈してしまった形。今日セカンドに飛んでヒットになった当たりの内3本は、上手いセカンドならアウトにできてた当たりで、それがことごとく失点につながってしまった。彼を元のファーストに戻すと、おそらくセカンドの野手の打力がかなり見劣るってことなんだろうけど、それと引き換えにファーストに使ってる古川君が、去年の正木君ほど期待できるとも思えないし…。
あと、エース・増居君が昨秋終盤の不調から立ち直れていないのも気がかり。熾烈な六大学野球で勝ち点を取るには、頼りになる絶対的エースの存在が不可欠だ。彼の復調が待たれるところだが、秋までに投手陣の救世主が現れてくれないものか。

これで、完全に優勝戦線から脱落。優勝は、来週の明立直接対戦で決まることになった。
惜しくも3連覇はならなかったが、正直主力が抜けた今年は厳しい戦いに。と戦前から予想していた。予想を覆し、ここまで優勝の望みをつないだ選手諸君の健闘に拍手。


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