燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

惜しくも4冠を逃す

2021-11-25 18:15:00 | 我が母校

大学4冠の快挙達成まであと1勝に迫った慶應義塾の明治神宮大会決勝の相手は、中央学院大学。

1回表、渡部君ストレートのフォアボールの後の初球を萩尾君がライトに運び、打球はスタンドに吸い込まれ、わずか5球で2点先制!



続く2回表、2アウト2・3塁から、またしても萩尾君のセンター前タイムリーで、2点追加で、序盤は明らかに慶應義塾ペース。
それが、4回から風向きが変わる。今日の増居君は、初回からいい当たりを打たれていたが、この回武田君の右中間スリーベースを皮切りに、2アウト満塁から押し出しで2失点。続くピンチはどうにかしのいだもののアップアップ状態。
5回表に2アウト1・3塁で増居君に打順が回って来た時、代打を送って裏の守りを頭から別のピッチャーで行くべきと思ったが、増居君をそのまま打たせ、その裏先頭バッターヒットで出塁の後佐藤君に物の見事に2ランを打たれ、相手打線を勢いづかせてしまった。
その空気を感じ取った6回から登板の生井君が、一発を恐れてフォアボールを連発し満塁になったところでツーベースを打たれるという、最悪の展開にハマってしまった。そこで替わった森田君はまったくストライクが入らない状態。さらに連続フォアボールの満塁から、決定的なレフト前タイムリーで、この回3安打で計5失点!
その後、7回表、先頭の廣瀬君がセンターオーバーのホームラン。さらに連打と犠牲フライで2点返し、8回表、ランナー2人を置いて、廣瀬の左中間の当たりは、惜しくもフェンスに届かず!



この後橋本君のライト前タイムリーで1点差。9回表、連打でノーアウト1・2塁のチャンスをつかむもあと1本が出ず、ゲームセット。惜しくも4冠を逃す。



今日の敗因は、ピッチャーの交代期と人選でしょう。
今日の増居君は、変化球が全部高めに浮いてて、カウントを苦しくした後の球を完璧に捉えられてた。結果論でなく、5回表の2アウト1・3塁の場面で増居君に打順が回って来た時に代打を送って、裏の守りを頭から別のピッチャーで行っとけば、おそらく勝ってた試合だった。
最後の最後まで食い下がった選手諸君の奮闘に拍手!それだけに快挙を達成させてあげたかった。

コメント
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