先週17日頃から鼻風邪、気管支炎を発症 こじらせながら ご葬儀(4日がかり)を二件、秋の彼岸会法要、入仏式をやり終えた。
炎症やしんどさのピークでのご葬儀二連続は初めて。
確信の読経声もヘタレた。
ある種の「修行」だった。
お見送り、浄土に往生される儀式に相応しい努力とともに、更に健康管理に邁進するとする。
基本は免疫力のアップと自律神経を鍛えるちゅうことだけど。
ところで(。・_・。)ノ「旬が過ぎる」について
残念ながら・リドリースコット。
残念ながら・「かつ銀」
リドリースコットはとっても尊敬する映画監督。
「かつ銀」は銀座近くのとっても美味しいトンカツ屋。
リドリースコットの「ブレードランナー」は「猿の惑星」などと並んで宇宙モノ・近未来モノの頂上コンテンツ。
その監督、リドリースコットの最新作を映画館で観て、悲しくなった。
全く新しくない。
CGも特撮技術も格段に進化しているが、何も新しくない。
脚本自体が陳腐で、出演者も三流。セリフに至っては陳腐を過ぎて 酷いの一言。
一世を風靡した「ギーガー」のデザインも新しくない。
コリャ、リドリースコットとギーガーの「昔を懐かしむ茶飲み話」レベルの映画で、かかっているのは「金」と「技術」だけで、「ホントの手間」と「大事な暇」がかかってない。
こんなに集中力を欠いたリドリースコット作品を観たことはない。
残念ながらリドリー・スコットは 過去の人となった。荒廃した未来を醸し出す為に人体に有害なスモークを使ったブレードランナーが懐かしい。それと、3D映画、やっぱ嫌いだわ
先々週、東京に再シフトした長男と銀座近くにあるトンカツ屋、「かつ銀」に久しぶりに行った。
初めて「かつ銀」に行ったのは20数年前。矢沢永吉のプロデューサーTさんが連れて行ってくれた。
「おぅ、ご馳走してやるよ!銀座で」
生まれて初めての「銀座メシ」である。
嬉しかった。
だが、Tさんに連れてかれたのは ちょっとばかし高級な「トンカツ屋」だった。
ガクンとショック。
せっかくの銀座だから銀座らしいもんを想像していた(セコい…)
オマケに「ここはさー、カツ丼が一番うまいのよー」
って、カツ丼かよっ!銀座でカツ丼?
しょぼーん(´・ω・`)
矢沢永吉っつあんのディレクターやのにー
「時間よ~トマレェ~」制作した大物やのにー
内心いじけていると
「おまちどおさまー」と……
うぁ!ナニこれ( ̄◇ ̄;)
カツ丼がseparateしとるやないか
オマケにカツ部分は素焼きの鍋にてんこ盛り。
汁ダクで玉子二つの半熟がかり。
キャベツも別盛りでキラキラピカピカ光っていた。
カツ丼はハイブリッドファーストでシンプルだから 良いんだけど カツ銀のカツ丼はフルコース並みの迫力だった。
豚カツの肉自体も臭みもなく、柔らかく、かつ旨味成分もたっぷり、
旨かった
キャベツもキラキラピカピカだけでなく、シャキシャキだった。
ドレッシングも上品だし、カツソースをかけても美味しかった。
大満足のカツ銀のカツ丼であった。
ことあるごとに、その後は 通いつめた。
サスガに矢沢永チャンのプロデューサーが薦めるカツ丼だったのだ。
月日が経ち
久しぶりに訪れた「カツ銀」は別物だった。
カツ銀ショック二度目
先ず、店員が中国人。客も中国人ツアー客。
サービスの仕方が中国風。簡単に言うと「雑」
おもてなしではなく、テーブル係。
ソレだけでもげんなりなのに、豚カツ自体も美味しくないし、ご飯は黄色くて臭くて堅い。
最早、カツ銀は銀座の風格を持った味付け、品出しではなく、単に銀座近くにある中国人ツアー客のルートに入った店舗となった。
残念だ……
でも、これが現実だ。
もう、リドリー・スコットの新作は見ないだろう
もう、銀座のカツ銀で カツ丼は食べんだろう
豚カツやご飯だけでなく、キャベツもシナシナだった。
イヤシクテ情けないですが、誰か、絶品のカツ丼知りませんか?