ほんまもんの登龍門

大阪の天満宮、「天神さん」にある登龍門。

天神さんは 菅原道真公を祭神とする

菅原道真公に見守られる、見定められる登龍門。
身が引き締まる 登龍門である。

登龍門

中国の故事にあるのだろう。 鯉が上流に向かい 行く手にそびえる岩壁のような 轟々と流れ落ちる瀧を登る様を言うらしい。

目出度く瀧を登り切れれば 鯉は龍となるのだそうだ。

何万匹の鯉が上流を目指し、瀧を登る。

能力や体力を超えたところに 登り切るコツがあるにちがいない。

チャレンジする人間は 瀧を登る鯉のようなものだ。

いったい どれだけの人が 登り切れ、辿り着けるのだろうか？