自民党総裁選が終わって、余程ののことがなければ新しい総理大臣が石破氏に代わることになった。どのような国造りを目指すのか、具体的な政策はわからないが、何はさておき、クリントン大統領が言ったように”It's The Economy Stupid”であることは間違いないだろう。
日本の人口の平均年齢は2020年の国勢調査によると47.6歳ということだ。また、厚生労働省のサイトによると、2022年の一般従業員の平均年齢は43歳くらいになっている。そこでだが、高齢化している日本で経済を活性化させるということが可能なのか疑問だ。
古今東西、消費活動が旺盛なのは若者と決まっている。もちろん、高額商品を買うことで消費額が大きい高齢者もいるわけだが、生産に結びつく消費という観点からは若者に敵わないと思う(高級レストランで大量に食べる若者はさほど多くないだろう)。
経済活動を資金の回転率と捉えれば高額商品がそれなりに動くことで活発になったと言えるだろうが、生産または労働の活性度と捉えると廉価品が大量に動かないと活発になったとはいない。
さて、新総理の頭にある豊かな社会とか、経済の活性化を早く教えてほしいものだ。
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