二人と別れて、すぐのところにあった標識。
山頂まで2.1キロなので、
リタイア組の二人もほぼ半分まで登ってきてた、ってこと。
もうちょっとだったのにね。。。
途中、ケーブルカーがすれ違うポイントがありました。
急な道なので、ずいぶんと登った気がしましたが、ここまでさっきのところから10分もかかってません。
こんな椅子がありました。
だけど、今の状態じゃ、足が疲れてて、座ったら、後ろへ転がってしまいそう。。。
湧水があって、飲めます。
ここに来るまでの道が、いったん、下る感じなので、ちょっと不安でした。
標識は間違いなく山頂になっていましたが、後にも先にも誰もいなかったので。。。
ここから先が結構きつかった。。。
山頂まで行けばケーブルカーに乗って帰れる!
ただそれだけを考えて、ひたすたら、登って行きました。
(わかりづらいのですが、岩の間に湧水があります。)
ケーブルカーの音が聞こえてきて、山頂が見えてきました。
やっと、着いた。。。
万歳。。。
ふぅ、疲れた。。。
え?
あっという間に着いちゃったって?
とんでもない!
一人になってからのほうが、きつかった。。。
ロッククライミングのようなとこもあって、下手にこけると下へ滑り落ちそう。。。
携帯は通じないし、遭難したらどうすんのよ~。。。
誰も周りにはいないし。。。
頂上に着く事だけ考えて、ただひたすら登ったので、
写真を撮る事さえ、忘れてました。。。
結局、二人と別れてから、約45分で頂上に着きました。
登り90分というのは本当だった。。。
下り70分という、20分の差は?
それだけ、登りのほうが大変てことかな。。
(でも、この急な下り坂は登りより怖いと思うけど。。)
やっぱり、周は“下界”へ降りてって、正解でした。
なめてはいけない!!!
筑波山!
こんな感じの山だとは思いませんでした。
もっと気軽なハイキングコースだと思っていた。。。
中高年が、というか、もっと私より年配の人が多かったのですが、
みんな、リュックを背負って、杖をもって、
登山!って格好をしてました。
『すごい、きつい山だったよ~』、と、友人に言ったら、『あれくらいできつかったら、他にのぼれないよ!』と言われてしまった。。。
すみません。。。
私は昔、これでも、
富士山に登ってるんですけど。。。
でも、久しぶりに汗もドバ~っとかいて
とても気持ちがよかったです。
なんか、爽やかな気分!
ふ、少しはやせたかな?・・・
山頂には遠足の小中学生がたくさんいました。
山頂について、まず食べたのがソフトクリーム。
景色もよくて、気分抜群!
そして、、、
頂上に着いて、携帯も圏外でなくなったので、もう、下に着いたかなと、
お父さんに何度も携帯をかけてもつながらない。。。
山の中は、ずっと圏外だったから、、、
二人は無事に下まで着いたかな…
まさか、遭難してないだろうな…
途中で倒れてないだろうな。。。(大げさな!)
とか、思いつつも、ソフトクリームをぺろぺろと食べていると、携帯がかかってきて、
『犬もケーブルカーに乗れるんだけど。。。』
“かご”に入れれば大丈夫だとのこと。。。
え?
“かご?”
(イメージ)こんな感じ??
それを言うなら、
“クレート”でしょ?!
なんだ、乗れるんだったら、最初からケーブルカーでくればよかったのに。。。
クレートに入るのにものすごく抵抗をしてやっとこさ、入れて乗ってきたと。
(中でキュインキュイン言ってたらしい。。)
それを物語るように、バンダナが片方の足に
“たすきがけ”状態で降りてきました。
なんか、ものすごく
おまぬけな光景でした。
写真をとっておけばよかった。
二人が来るまで、少しふらふらとしていたら、
【ボケ防止地蔵】があったので、ボケない様に良~くお参りをしてきました。
“手回り”でやってきた周ちゃん
さて、二人も着いたことだし、周も一緒に食べられるとこということで、外にテーブルのあるお店でうどんを食べました。
一か所だけパラソルがあって、ラッキー。
ここなら涼しいね。
こうやって、大人しくしていられたら、ドッグカフェも夢でないかも。。。
うどんをふ~ふ~して、おすそわけ。
おいしいね。
展望台からの風景
はい、ちゃんと登って来た証拠の
“登頂記念写真”
男体山と女体山はあきらめて、ケーブルカーで降りることに。。。
案の定、乗るときにクレートに入るのにものすごい抵抗をした周。
発車ぎりぎりだったので、駅員さんが
『もうお客さんも少ないので、そのまま乗っていいですよ』と言ってくれました。
よかったね。
君は本当は“かご”に入っていなきゃいけないんだから、小さくなっていようね。。。
帰りのケーブルカー内にて
帰りの周
あとでわかったことですが、登山コースはいろいろあって、私たちの登ってきた途中に、男女川(みなのがわ)の源流というのがあって、
そこにあの有名な“小倉百人一首”の
【つくばねの峰よりおつるみなの川こひぞつもりて淵となりぬる】~陽成院
の句碑が立っていたらしいです。。。
もう、頂上目指して必死に登っていたので、全然気がつきませんでした。。。
(下の写真をクリックすると、大きな画像で見られます)
私が一人で、必死に頂上を目指しているときに、お父さんと周の間にはこんなことがあったようです。。。
<父>
ほら、早く、歩くよ。
≪周≫
僕はいやです。。。
動きたくありましぇ~ん。
<父>
何言ってるんだよ、早く下りないと、お母さんがケーブルカーで降りてきちゃうよ!
≪周≫
………
<父>
ほれ!
≪周≫
だって、こんな急な坂なんだよ。。。
降りるの、得意じゃないんだもの。。。
登るほうがすきだなぁ~…
本当は
頂上をめざしたかったんでは?
ねぇ~?
周ちゃん?