《我が家で微笑んだ花子さん》
〈クリスマスローズ〉
ホワイト・ダブル
《一期一話》真鍋美恵子（まなべ・みえこ）
生ける魚（うを）生きしがままに呑（の）みたれば白鳥のうつくしき咽喉うごきたり
生きるために別の命を殺して食う点では人も動物も変わりありません。その事実を淡々と詠み込んでいます。
おはようございます。
ただ今より本日のSNSを開始いたします。多くの皆様の御来訪お待ちしております🙇♂️
《🐶わん子のお部屋☕️》
シーズー犬「りく」君です。若く見えますがもう13歳のオヤジさんです。我が道をゆくタイプの子です🤗
《一期一話》斯波園女（しば・そのじょ）
春の野に心ある人の素顔かな
春の野に化粧もしない素顔の女性がいるが、抜きんでて美しく上品に見えます。芭蕉七部集『阿羅野』所収。
《一期一話》辻桃子（つじ・ももこ）
ランプ点（つ）くたちまち闇のあたたかき
この句の勘どころは、「闇」を「あたたかき」と瞬時に読みとった点にあります。
『ねむ』所収。
《一期一話》加藤楸邨（かとう・しゆうそん）
おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ
朧夜の底にうずくまる一個の「かたまり」としての自分を捉えているような句です。霞んでいる様で、その実ずしりと存在感があり、自己風刺がある句です。
『吹越』所収。
《一期一話》加舎白雄（かや・しらお）
人恋し灯（ひ）ともしころをさくらちる
憂愁の翳りを帯びつつ、どこかに初々しさが漂う句を多く詠んだ俳人です。
『白雄句集』所収。
《一期一話》万葉集
梅の花夢（いめ）に語らく風流（みや）びたる花と我思（あれも）ふ酒に浮かべこそ
梅の花が夢に出てきて、「私は風雅な花だと思いますよ、どうかお酒に浮かべてみて下さいませと行ったとか…なんとも優雅な花であり夢であります。『万葉集』所収。
