《一期一話》298 飴山実(あめやま・みのる)
小鳥死に枯野よく透(す)く籠(かご)のこる
小鳥を死なせた悲しみを直接的にはいわず、代わりに小鳥がいなくなり急に遠くまで枯れ野が透けて見え、空の籠だけが残っていることだけ表しています。
そこには作者の透明な喪失感が広がっている様に思えます。
《一期一話》298 飴山実(あめやま・みのる)
小鳥死に枯野よく透(す)く籠(かご)のこる
小鳥を死なせた悲しみを直接的にはいわず、代わりに小鳥がいなくなり急に遠くまで枯れ野が透けて見え、空の籠だけが残っていることだけ表しています。
そこには作者の透明な喪失感が広がっている様に思えます。