《一期一話》189 山川登美子
父君に 召されていなむ とこしへの春 あたゝかき 蓬莱(ほうらい)のしま
死の二日前、付き添いの弟に託された辞世の歌。
志高く、人に譲るということの美徳を知っていた登美子らしい暖かみのある一首です。
ただ人生は薄命。
1909年(明治42)4月死去。享年29歳9ヶ月。
《一期一話》189 山川登美子
父君に 召されていなむ とこしへの春 あたゝかき 蓬莱(ほうらい)のしま
死の二日前、付き添いの弟に託された辞世の歌。
志高く、人に譲るということの美徳を知っていた登美子らしい暖かみのある一首です。
ただ人生は薄命。
1909年(明治42)4月死去。享年29歳9ヶ月。
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