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■ 桑田真澄 / 卒論が「最優秀論文」&「濱野賞」

2010-03-03 | 【桑田真澄】

元巨人、パイレーツ投手で早大大学院スポーツ科学研究科に在学中の桑田真澄氏(41)の卒業論文が  「最優秀論文賞」 に決定した。

桑田氏は昨年4月、同研究科の修士課程1年制コースに入学。週4回のペースで大学に通い、昨年末までに、卒業に必要な30単位を取得。
今年1月に提出した卒論 「野球道の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」 が、在籍する33人の卒論の中で最も優秀と評価された。

A4のリポート用紙96枚にも及ぶ大作は、「野球道」を追究し、現役プロ野球選手約300人にもアンケートをして 「体罰」の実態 を探るなど、独自の研究内容が詰まっているという。さらに、日本スポーツ産業学会から学術的に価値の高いものに贈られる 「濱野賞」 にも認定された。

桑田氏は今月25日の卒業式に先立ち、6日の表彰式で論文発表を行う。


トップスポーツマネジメントコース担当教授の平田竹男氏(50)は言う。
「クラスには東大出身の人もいます。でも桑田君はテーマ設定から手法、分析まですべてに秀逸だった。まずは文献の調査、研究がすごかった。明治時代からの本や記事を60以上も十分に読み込んで、『野球道』の根源を探り、突き詰めた。それだけでも評価は高いが、何より素晴らしいのは現役プロ野球選手にアンケートを取り、体罰の実態など、さまざまな現状を明らかにしたこと。桑田君でなければできないことだったと思う」

「大学院に来ても、単位を取って、卒業するだけが目的という人も多い中で、桑田さんは違った。いつも最前列で授業を受け、真理を究めてやろうという気持ちが伝わってきた。おかげでクラスのみんなが一生懸命やってくれた。(クラスを開設して)4年目ですが、最高の生徒で最高の論文と、自信を持って言えます」。
平田教授は、受賞は当然といわんばかりだった。

桑田真澄
「野球界から多くの幸せを頂いた自分が、今後、野球界へ恩返しをするために、ビジネスや現場以外の知識を勉強したいと思って挑戦した大学院進学でした。この1年、正直、大変ではありましたが、野球についてここまで深く掘り下げ、没頭して勉強できたことに心から満足しています。素晴らしい仲間に囲まれ、先生方に指導を受けて、無事に過ごせた上に、こんな素晴らしい賞を頂き、ただただ恐縮するだけです。みなさんのお陰、先生方の指導のたまものとしかいいようがありません。今回、論文の中で再定義させていただいた『野球道』が50年後、100年後の野球界のさらなる発展の一助になれば幸いです」

以上 抜粋

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20100303/bbl1003031243005-n2.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/etc/news/20100303-OHT1T00172.htm

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