私は2007年に祖母を亡くしてから、ボランテイア活動や仕事柄、
多くの認知症の高齢者を見て思うのですが、
言葉というのは、高齢になったり、事故で機能障害になっても、
残存する機能 だとおもう。
日本人は、たとえアルツハイマー病になったとしても、
フツーの脳血管障害になったとしても、
日本語 は覚えているのはなぜなのだろう。
もともと、言葉を使う本能があり、
会話相手が聞いてくれれば、人は話すのではないだろうか@@
人は、生きている限り、
寝て、起きて、
食べて、排泄して、
そして 必要最低限、言葉を話す。
(話せない人のコミュニケーション、もありますがーーー)
認知症になり、
1+1が2 と分かって、 2+2が??? もうわからないxxx 人でも、
「わからない」 という言葉を発することはできる。
英語なら、"I don't know, what to do?" は言えるということだ。
衰えない順番として、 話す、 読む、 書く、 なのではないか。
表情としてなら、 失わない のは、笑う、泣く、怒る、
この順番で、いきたいものだ^^
笑っていれば、人はあなたを ノー天気というかもしれないけど、
怒っているより、ずっと better だしーーー^^
必要なこと、自分の思うことを
「わかってもらうまで黙っている」 では、
誰しも 置き去り になってしまう。
誰も 他の人は困らないけれど、
あなたが困るのだxxx
置き去りにならないためには、
言葉 がいるのだ。
伝えようとしている という事実 を
わかってもらうのと、もらわないのとでは大違い。
黙っている人には、相手がhelp したくても 間ができない。
例えば 災害時 だって、 黙っていても、
配給のパンは、黙ったままでは、あなたには
はやく届かないのだ。 そして一方では、
善意が使われないままで 無駄になってしまう。
だからね、知らない人に、
言葉を発する 訓練、してみませんかーー
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さて、今日の写真は、大津市からーー
昨日は、琵琶湖マラソンの日だったそうですが、
私は17年くらい前、琵琶湖畔に2年間住んでいて、
徒歩圏内に、義仲寺というお寺があった。
義仲寺ーーー 見逃しそうなお寺。
松尾芭蕉のお墓のある 義仲寺。
江戸の日本橋を出て、
侘び、寂の世界の俳句を極めた 旅人、
旅の途中で死んでも 天命かな、と彼は言ったそうですが。。。
お弟子さんたちに慕われた 宗匠 だったようですねーー
俳句とか、趣味とか、
仕事以外の時間 (あるいは定年後)に没頭できる何かをもっている人は、
それだけで 特権的に幸せ だと思う^^
そういう、打ち込めるものを表現するにも、
言葉は、まずは日本語から^^
いつからでも遅くないとおもいます^^
自分と違った感性や考え方 言葉の交流時間、
もちはじめませんか。
言葉の塾 の お問い合わせは、わくわく文庫名古屋中央教室 まで:
TEL 052-851-9397 FAX 052-851-9377
Today's picture: Gichu-ji Temple in Ohtsu city.
Japanese haiku-poet, Basho's tomb has lied there.
his soul has been buried there by his pupil as he wished.
それは、この先、学校や、仕事、 社会 で生きていく上で、
自分と違ったヒトを受け入れられる 素地を
つくることになると 思いませんか。
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Today's picture: Bread Hina dolls, Princess & Prince.
Cute and yummy, seasonal something fun to eat!
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