1984年第1回のj日本女性会議が名古屋市で開催され
日本の男女共同参画社会実現をリードしてきた会議でした。
2022年10月28,29,30日と鳥取県倉吉市で4年ぶりに開催となりました。
2年間はコロナでオンライン開催
その前は佐野市の豪雨による災害で中止となっていました。
多少の心配はありながらも
男女共同参画社会をめざして頑張っている仲間たちにとっては
ほんとうに待ち望んだ開催でした。
全国から約2000人が集まったと聞いています。
鳥取県中部の倉吉市未来中心がそのメイン会場
第1日目は9つの分科会から始まりました。
参加した分科会は
『性の権利を伝えたい』をカタチにするには
講師は 『だいじだいじどーこだ?』ほか性教育の絵本でも知られる
産婦人科医 遠見才希子氏
幼いときからの性教育の大切さをお話されました。
また福岡県では平成31年に
『福岡県性暴力根絶条例』が制定され令和2年から子ども達への
教育支援を行い、性暴力根絶に向け教育、啓発活動を推進していると発表がありました。
後半の分科会では我が大山町の数少ない女性議員がパネラーとして発言する
『女性が望む道をあゆむためには』
として6組の発表がありました。
応援しなくっちゃ!って大山町の参加者が駆け付けました。
猟師としても活躍しながら、大山町の未来の為に頑張る池田幸恵町議は
小さなことだけど、議員仲間でせめてのんだお茶のコップやコーヒーのカップぐらい
自分で運んで洗って後かたずけしたらどうか?と
40年代のウーマンリブを思い出すような発言
なんと!まだそこだったのか?と愕然とするとともに
それさえも勇気をもって発言しなければならなかった池田議員の
胸の内を思うと
男女共同参画社会もまだまだだと・・・
続いて地域活動の頑張る高塚ご夫婦は
地域活動にクオーター制を導入すべく努力されたお話
またご夫婦でスイカ農家さんの杉川さんは
地域で繋がりながら学習を重ね若い農家さんたちにも
男女共同参画農家の実現のため良い影響を与え合っていると結ばれました。
つぎには働く女性として企業のキャリヤーとして頑張ってこられた松田仙美さん
ダイバシティーや多様な働き方が理解され、各人の得意分野を高めあうことが出来る社会を
目指したいとはっきりとしたでも優しい口調が印象的でした。
最後に鳥取大学医学部の学生 青木優奈さん
高校生の時から世界の様々な社会問題に興味を持ち
特にジェンダー平等に深い関心を持って活動していると
落ち着いてしっかりと話されるのに感心して聞くばかり・・・
後で伺うと
この分科会のパネラーさんたちが5分ずつ自分たちの時間を削って
若い青木さんに思いのたけをしっかりとお話してもらおうとしたということでした。
2つの分科会に参加して
コロナでなかなか進展を感じられなかった倉吉の日本女性会議
どうなることかと気がかりでしたが
中身の濃い、また前回の会議より何歩もレベルアップした感のある1日目でした。
さてその後はお楽しみの交流会
食事を交えて仲間同士が顔を合わせて交流します。
来賓には国会議員の石破氏や湯原氏、他多数
県会議員や勿論平井知事も!
またまた得意のおしゃべりで場を賑ぎ合わせました。
2時間ほどの交流会は
同じテーブルに座った甲府市の市議会議員さんや男女共同参画委員さん
三重県の男女共同参画相談員さん等
いろいろなお話に盛り上がり、
またの再開を期してお開きとなりました。
大山女性の会のメンバー4人は、この日三朝温泉泊まりでした。
ラジューム温泉で有名な三朝温泉
たっぷりゆっくりとお湯を楽しんで
翌朝2日目の会議に出席のため倉吉未来中心へと出発しました。
続く・・・