小春日和の紅葉ショットは今年ラストチャンスかと思い、気になってた所へ出かけた。
出かけたと言ってもほんのちょっと遠目のお散歩圏内ですが・・・。
大きな銀杏がある広島市東区の安楽寺さん。以前「ときわ幼稚園」があったお寺さんです。
(江戸から明治にかけては寺子屋が開かれ、現在の牛田小学校の前身である)
ここの大銀杏は被爆樹木なんです。
原爆投下後、百年は草木も生えないと言われた焼け野原の広島でしたが、
翌年、炭化したこの銀杏が奇跡的に芽吹き、人々に生きる勇気を与えたと言われています。
被爆により、本堂や山門は屋根や壁を失い、骨組みだけが残され庫裡は倒壊したのですが、
境内の大銀杏が火の手を弱め、類焼を妨げる役割を果たしたと言われています。
こちらは11月上旬の大銀杏。(高さ20m、幹周りは4.55m)
まだ色づいていません。
分かれた枝が山門をくぐり抜けています。
そして本日。
見事な黄金色に変わっていました。
こちらは正面のショット。電線がちょっと・・・・ね。
11月下旬には境内が黄金色の絨毯を敷き詰めたようになります。
お近くの方、いらしてみてね。