TVで見ました。
オバマ新大統領は奴隷開放宣言したリンカーンの遺品である聖書に
左手を置いて「新たな責任の時代」の宣誓。
200万人以上もの民衆を前にしたその演説は下(原稿)をみることもなく
淀むこともなく、美しく、時に力強いものだった。
ハリウッド映画を観ているようだった。
以下、全文掲載サイトから興味のある部分を抜粋して(緑の文字部分)
感想やツッコミ(?アメリカ大統領に?)を入れてみました。
「この日、我々が集ったのは恐れではなく希望を選んだため、
争いの変わりに団結を選んだため。」
「イラク撤退」を口にした時、カメラはブッシュ元大統領を捉えましたね。
「核の脅威を減らすため絶えず努力する。」
(オバマさん、平和都市、広島市長も大きな期待を寄せていますよ。http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901220065.html
それから、日本の米軍基地や思いやり予算、拉致問題もよろしくお願いします。)
「地球の温暖化と戦う。」
「太陽、風、土壌を使って我々の自動車の燃料とし、工場を動かす。」
(オバマさん、太陽光発電、風力発電、バイオマス燃料、素敵です。
水も追加して下さい。広島の自動車メーカーでは既に水素燃料のロータリーエンジン車を走らせていますよ。)
「我々の多様な出自は強みであり、弱みではない。
キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、無宗教者の国。
地球上のあらゆる言語と文化で形作られている。
かつて内戦(南北戦争)や人種差別という苦い経験もしたが、
その暗い時代を経て、強くなり、絆も深くなった。」
「60年前ならこのあたりのレストランで給仕もしてもらえなかった男の息子が
こうしてみなさんの前で宣誓式に臨むことができるのか。
これこそが我々の自由、我々の信条の意味なのだ。」
「我々が誰なのか、我々がどれほど遠くまで旅してきたか、
今日という日を記憶に刻む日にしよう。」
議事堂からホワイトハウスまでの道を専用車でパレード。
暴漢やスナイパーがいなくて本当に良かった。
その夜の祝賀舞踏会。
黒人ソウルの血が脈々と流れているのでしょうか、
音楽にのせてちょっとした体の動き、ステップがサマになっていた。
ミシェル夫人はビヨンセを庶民的にした感じの美人。
大統領夫人に庶民的・・・はないか。
でもお召しになっているお洋服も「お求め安いお値段」だそうですよ。
そんなところがまた支持される要因なんでしょう。
初の黒人大統領。しかも47歳。
いやでも世界が変わることを、良くなることを期待します。
でも、でも・・・どんなに素敵な大統領でも、冷静に見守ろう。