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わくわくと安らぎをコラボしたら「わくらぎ」になりました。ワンコ好きが気ままに綴る日誌。よろしくお願いします♪

九州ちゃっかり便乗旅行3日目

2011年11月16日 | 車・お出かけ・美味しんぼう

続きです。
ふ~ぅ 最終章です。

神の郷温泉の朝食はヘルシーなバイキングでした。
たまに「ヘルシー」の名を借りて野菜と煮物だけみたいな所もあるけど
ここはそんなに健康的過ぎず(?)
和洋惣菜揃っていて、パンやコーヒー、その他ドリンクも充実していて
中々宜しゅうございました。

さて、伯母宅に到着予定は11時頃。
伯母亡き今は長女(私の従姉)夫妻が住むえびの市に
向かう前に霧島神宮を訪れる計画。

夫は最近神社に嵌りつつあるのです。全然そんなタイプじゃないっ、断じて。
嵌る発端は・・・いつかの東京出張で学生時代にお世話になった、
笹塚の某ご飯屋さんに寄った際、そこのママさんのお嬢さんが書かれた
「神社でヒーリング」という本を貰って読んで以来の事。

そのお嬢さんというのは
1979年ホリプロタレントキャラバンで優勝した比企理恵さん

理恵さんは一時期パニック障害で、発作が怖く外出できずにいたのですが、
友人に誘われ行った戸隠神社の鬱蒼としたヒノキの森の中で
呼吸を楽にしていられる自分に驚いたのです。
その時の安定した状態の時間を増やしたくて
神社ヒーリングの旅が始まり、6年で400もの神社を巡ったそうですよ。

今回の神社めぐり、と言っても我々はたった2社ですが、
理恵さんの影響大のようです。

霧島神宮は大きな駐車場があり、観光バスも止まっていました。
石段が辛いご老人などは直接本殿まで車で着けられる迂回道もあって
少し観光地化されているようにも思いましたが
その風格やたたずまいは、正にパワースポット!



龍馬さんとおりょうさんも新婚旅行で訪れました。

ヒーリングやスピリチュアル性を求めるなら前日の高千穂神社の方かな・・・。


予定より少し遅れて11時10分頃にえびの市の伯母宅到着。
いちばんの目的は伯母の墓前またはご仏壇に手を合わせること。
と前もって電話でも伝えていて、お土産とお供えを渡したが、
従姉はとても言い辛そうに
~~母が亡くなったあと、、主人も前から患っていた持病悪化で入院し、
自身も体調不良でとても仏壇のまつりごとが出来る状態ではなく、
佐世保の弟夫婦にお願いすることになった。
なので仏壇もお墓もこの家にはなく、佐世保にある~~と。

仕事のついでとは言え、せっかく宮崎に来てくれると言うのに
「佐世保に行って」とはどうしても言えなかったと謝られた。

事情は痛いほど飲み込めたので責める気持ちなど全くない。
こうしてお会いできて
伯母の思い出話が出来ただけで良かった、と伝えた。

今年のお正月、家族4人で夫の福岡単身赴任アパートに泊まって
佐世保のハウステンボスには行っていた。
その時、この事情を知っていたらねえ・・・なんて話して
またの機会に佐世保に伺うことにした。

ところで我が家が犬を飼いたくなったのは
伯母が飼っていたワンコの影響「大」なのである。
その名も「大ちゃん」と言う名のシーズー。
8年前に遊びに来たとき、すぐなついてくれてとにかく可愛かったのだ。

その大ちゃんも既に亡くなっていて二代目のワンコは
シベリアンハスキーのジャズちゃん。3歳。



女の子のせいか、ハスキーらしい表情の険しさはなく、
呼ぶと目を細めて嬉しそうに寄ってくる。本当に可愛い子だった。

昼食の心配御無用とあらかじめ伝えておいた通り、
小一時間の滞在で失礼した。

えびのICから九州自動車道を北上してあとは広島に帰るだけ。

だけど腹ごしらえは必須!
途中熊本のちょい先の玉名SAに寄りました。大きなSAです。
長旅には嬉しいマッサージサロンまでありました。

ひどい混雑のため、エリア内の食事をあきらめ
なんやかんや買って車内でいただきました。

お正月に福岡、佐賀、長崎を巡っていたので
今回の大分、宮崎、鹿児島(宮崎寄りだけど霧島神宮は鹿児島県)、
そして熊本の地を踏み、九州7県を制覇しました。

今回の旅で九州のダイナミックさに魅了されました。
そして半端な知識しかなかったこともはっきり知ることができました。

例えば霧島山。単体の山ではなく最高峰1700mの韓国岳(からくにだけ)始め
1000メートル級の高い連山の総称なんだよね。
いまなお噴火する活火山、新燃岳もこの連山の一つなのだ。

それから阿蘇山
不勉強でお恥ずかしい限りですが、阿蘇山という山はない!
今なお噴煙を上げる有名な火口丘の山が「阿蘇山」だと思ってたよ~。
その噴煙をあげてる山の名は中岳。
中岳含む阿蘇五岳とその周りの外輪山の総称が【阿蘇】なのでした。
「あそう」なあ~んちゃって?

更に驚いた事には阿蘇の外輪山の内側は東京23区くらいの大きさで
そこは5万人もの人が住む町になっていること。
正に「世界最大のカルデラ」の中に住んでいるんですねえ。
すご~~~い。

今回の旅で九州の「うんちく」がちょこっと語れる気がして来た。
熊本出身クリーム上田さんのうんちくには到底かなわないけど。

今度は阿蘇の観光をメインに来て見たいなと思いつつ
この旅行記を閉じます。

お付き合いありがとうございました。


九州ちゃっかり便乗旅行2日目

2011年11月14日 | 車・お出かけ・美味しんぼう

続きです。お付き合い頂ければ幸いです。

さて、別府や由布院温泉のある大分県は湧出量日本一だそうです。
このところ、エネルギー問題が結構な関心事になっていますが、
大分県は地熱発電でやっていけそうな気がします。
(まあ国立公園や国定公園などやたら着手できない縛りがあるみたいですが)


11月4日(金) 雨
この日は夫、仕事の日。
由布院のお宿で朝食を頂き、8時半に出発。
13時までに宮崎に到着すれば良いとのことで
東九州自動車道を延岡から西に入り、
高千穂峡高千穂神社を目指すのでした。
まんま南下すれば楽に宮崎入りできるものを。

高千穂までの道は、まあ大変でした。
樹木が生い茂る鬱蒼とした山道に深い谷。
雨と霧。ミストたっぷりな道のりでした。
やはり、神秘の里、神話の里、スピリチュアルな聖地、霊験あらたかな杜に
辿り着くのは並大抵のことではなかった。

神社で合掌。
お祈りを捧げて清々しい気持ちに包まれ、高千穂をあとにしました。
再び延岡に引き返し、宮崎に南下。

平野部に入ると景色は一転、
フェニックスが陽気な感じで迎えてくれ、
東側に日向灘、太平洋が広がる。そうそう、これこれ宮崎宮崎。

そうだっ、先に申し上げておこう!
もともとデジカメの充電を怠っていたのと
前日に何でもかんでも撮りすぎたせいでこの日はバッテリー危機。
加えて悪天候のため写真が撮れていなにので
こちらをクリックして南国気分を味わってください。

夫が仕事をしている間、車を使って良いと言われた。
でも宮崎には8年前、まだ伯母が存命の時に来ていて
その時に主な観光スポットは訪れている。
だから今回は日南!
前日からカープも秋季キャンプで宮崎入りしていることを知っていたので
独自取材を試みるつもりでした!が、雨、雨、雨雨雨。
慣れない土地の運転で何かトラブってもあきまへんので
泣く泣く取りやめました。
変わりに地元TV局の映像でもご覧ください


でもってどこにも行かず、と言うか行けず
付近のコンビニの駐車場で読書をしたり、
ちょと昼寝したりして、なんてこたあない時間を無為にすごしたのでした。

この日のお宿は宮崎から宮崎自動車道で西方の小林市にある
神の郷温泉(かんのごう)。
「神の郷温泉」という名の和風ログハウスのような独立した宿泊棟は
本当にゆったりできるお宿でした。お値段もお手頃でお勧めです。
温泉も飲むことができる高濃度炭酸泉。
ひのき風呂が気持ち良かったーーー。
お料理も美味しゅうございました。

さて翌日5日はいよいよえびの市の伯母宅に行く日。

続く

 

 


秋のちゃっかり便乗旅行

2011年11月13日 | 車・お出かけ・美味しんぼう

先週の振り返りになりますが、
11月3、4、5日、九州5県を走った旅日記をUPしてみます。

ところで四国はその名の通り香川、愛媛、徳島、高知の4県ですが、
九州は?
賢明な皆様は既にご存知のことと思いますが・・・・。

いえ、わたしもね、四国のように数字通りじゃない、
つまり9県じゃないってことは
知ってたけど、う~ん8県くらいだったかな?とあいまいな知識でした。
ごめんなさい。
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の7県の皆様。(お詫び)

さて、便乗旅行の経緯ですが、
夫が4日(金)に宮崎で何やらの仕事が入っていて社用車で行くが、
伯母さんとこ行くなら同行する?と言ってくれたので
年休を取ってちゃっかり同乗させて貰ったというわけで。

ところで
私の父は岡山出身。
その姉にあたる伯母は結婚して宮崎で暮らしていた。
その伯母が4年前に亡くなった時、葬儀に参列しようと
旅行代理店であらゆるアクセスをあたってもらったが、
どうにも都合がつかず行けなかったことを
心残りに思っていたので今回、社用ではあるが声をかけてくれたのだ。

実を言うと父は姉(伯母)より先に亡くなっていたので
長女の私は伯母、つまり父の姉のお別れ式に
どうしても出たかったし、立場としても出なくてはならなかったのです。
そのような訳で今回の年休は単なる旅行ではない
4年越しの意味があるのでした。

 

では本題に入りま~す。

初日3日(文化の日)ほぼ快晴。
祇園新道から祇園新橋に入り、間もない付近で
珍しい光景に出会った。(過去に一回だけ出くわしたことはあるけど)
【高速方面】というA3サイズの用紙を掲げている二十歳前後の青年。

細くてナイーブそうな、その少年とも思える彼が目に入ったのは
車で通り過ぎるほんの一瞬だった。
これ、運転者一人だけだったら絶対気付かれないような場所。
たまたま私がお土産を買うために沿道の「にしき堂」を探して
キョロキョロしてたからどうにかこうにか視界に入ったけど。
まあ結局スルーしてしまって「ごめんね 青年よ」

て言うか、【高速方面】というざっくり表示はどうなのかな?
その先がどっちに分かれるのか?
【西の山口九州方面】なのか【東の岡山大阪方面】なのか?
具体的にどちらかを示した方がアピール力あると思ったな。
あの青(少)年、目的地に行けたのかな?
彼の中で何かが始まったかな?

ヒッチハイカーの気付かれポイントをぜひ有吉先生から学んでください。
白い雲のように・・・

広島インターから高速に乗ってあっという間に関門海峡超え。
去年、夫が半年だけ単身赴任していた福岡を大分方面へ向かう途中の
道の駅「豊前おこしかけ」で昼食。

「六花茶屋」の日替わり定食がとても美味しゅうございました。
その日は鶏天ぷらに千切りキャベツ添え。ご飯・味噌汁に
手作り豆腐や小鉢物もしっかりついて600円は安い。

隣りの席の熟女グループはお勘定のあと、
「ここはトイレが有名だから行っトイレ」とかなんとか言っちゃって。
あとで私も拝借したけど、なるほど!の素敵なトイレでした。


因みに「おこしかけ」の由来は
神攻皇后が朝鮮出陣の時にこの地を訪れ、腰掛けられた石が残っていたからとか。

 

さて、大分県に突入。
一番に思うのはグローブのKEIKOさんのこと。
早く快復してほしいです。
そしてユースケサンタマリアや深津絵里さん、
それにカープの野村監督や広瀬くんなどなど大分出身の有名人。
他にも大勢いらっしゃいますが、枚挙にいとまがないので
このあたりでお許しください。

大分での観光ポイントは青の洞門競秀峰、など含む耶馬溪

昔、樋田から青(いずれも今の本耶馬渓町)へ行くには、
山国川の上にそそり立つ岩壁に
鎖を渡しただけの道を通らなければならなかった。
しかし、この難所で足をすべらせて亡くなる人があとを絶たなかった。
享保19年(1734年)、この難所で人が亡くなるのを目の当たりにした
禅海という僧は托鉢で資金を貯え、
人を雇い、のみと鎚だけで30年かけて安全な隧道を掘ったという。
その「青の洞門」が下の写真






この方が禅海和尚さん。



山国川と絶壁の断崖。


車で走っていてもわかりました。奇岩怪石の険しい山、深い谷。
大分県はなんと起伏が多く険しい地形なのだろうって。


そして午後3時頃、由布院到着。 

狭霧台から見た由布岳

 

由布院の町から見た雲を被った由布岳



この日は由布院の「和作」という七輪焼きの居酒屋で夕食。
鶏、豊後牛、関あじのお刺身など大分ならではの名物にご飯もすすみました。
いや、夫は呑んべですが、私はゲコなもので。

翌日4日は宮崎で夫は仕事。
私は日南にカープの秋季キャンプでも取材に行こうかと思ってたけど
どうやらお天気は最悪な感じ。

さて、私は日南に行けたのでしょうか。

続く。