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わくわくと安らぎをコラボしたら「わくらぎ」になりました。ワンコ好きが気ままに綴る日誌。よろしくお願いします♪

マイケルの仕事の流儀  アサーション

2009年10月31日 | エンターテインメント

職場の歓送迎会やら何やらありまして・・・やっと感想が書けそうです。

訂正:広島市内の公開館数を訂正しました。(3館ではなく4館)(11/1付け)

    会場のポスター

バルト11のあちらこちらにこのポスターが貼ってあり
エンドレスのPVも流れていてワクワクしました。
「とうとう今日が来た」「This is it」という感じ。

こういう時だけ仲良しになる次男と合流。
次男は赤が勝った朱色のパンツに黒のジャケット。
私は黒のパンツに黒のハーフコート。
それに黒のハットと右手に白手袋
(もっともマイケルのはスワロフスキーが散りばめてある
まったくゴージャス極まりない手袋ですが・・・)

会場はほぼ満席でした。
マイケルを初期から知ってそうな高齢の方からお若い方まで
年齢層も幅広く、家族と思われるグループもあり
本当に老若男女で席は埋まっていました。
因みにわたくしどものようなソフトコスプレをしているお調子者さんを
残念ながら他には見かけることがありませんでした。

広島市内で公開される劇場は確か3館だったけど
他の入りはどうだったのだろう? 正しくは4館でした。
他も同様に大入りだったらいいなあ・・・
お調子者さんがいらしたらいいなあ・・・と心から思うのでした。

さて、感想に入る前に(ていうか前置き長いねえ)
映画公開前に姉のラトゥーヤ・ジャクソンは「マイケルはこの公開
を喜ばないだろう」というようなコメントを出していました。
その意味は著作権とか肖像権が絡むようなそんな生臭い話ではなく
完璧主義のマイケルだから未完成のリハーサルの公開を
喜ばないだろうというものでした。

なので私としてはただ楽しみというだけではなく
そのコメントを検証してみようという誠に勝手な使命感に
満ちたものでもありました。
そしてそして本当にいい意味で、本当にポジティブに、
大きく裏切られました。


歌やダンスのパフォーマンスの素晴らしいことは百も千も万も億も
承知のことですが、意外と言っては大変失礼ですが意外にも
男らしいプロフェッショナルの仕事の仕方に敬服しました。
オルテガ監督、ミュージシャン、コーラスさん、ダンサーさん
どんなスタッフ、キャストともお互いに自分の思いやしっくりこない
ことは伝え合い、真摯に傾聴し、解り合い、感謝の気持ちを
伝えながら「完璧のために」謙虚に仕事を進めていくその在り方に
学ぶ事がとても多かったのです。

思いが伝わり難いことでも誰一人声を荒げたりキレたりすることなく
平常のトーンで話し、聞き入れ、それでいて違う意見も平常トーンで
言いあえるワンランク上のコミュニケーション能力だと思いました。
こういうのって職場でも家族でも友人同士でも中々難しいもんですよね。

アメリカでは小学校からディベートを学習し、
言いたい事を伝え、反論もできる能力が長けていると言われていますが
マイケルチームのコミュニケーションはそれより一歩すすんだ
アサーティブ・コミュニケーションションだと思いました。
私自身も昨年受講したキャリアアドバイサーの講座で「アサーション」
について少し学びましたが思いを伝えるのが苦手と言う方は
是非これを読んでみてください。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20080402/297843/

さて映画はそのように学ぶ事が多かったのですが
やはりエンターテインメントの魅力もスクリーンサイズで
ハンパねえものでした。

「THIS IS IT」はマイケルのバックで踊りたくて世界中から
何十人ものダンサーがオーディションを受けに来て踊り、
ふるい落とされるシーンから始まります。
コーラスもギターもベースもドラムもシンセも美術も照明も
全てのスタッフが微妙な間合いまで妥協なく入念なリハーサルを
重ね、こうして完璧なものが作られていく。
その過程を見られるのは本当に鳥肌ものです。
ラトゥーヤ姉さん、これで良かったんですよ。
マイケルの完璧主義は十二分に伝わりました。受け取りました。

東京ドーム公演を見に行ったという職場の友人は
生を見ただけあってその感動は私以上だとすぐに察知できました。
なんであのシーンでみんな拍手しないの、なんで手を振らないの
と少々お怒り気味でしたから。
彼女自身もご主人も国際的な環境で育ったファミリーなので
感動は素直に表現する習慣があるのでしょうか?
じっと座って鑑賞するなんて考えられなかったのでしょう。

そういえば私が観に行った回でも
盛り上がったシーンで拍手をされる方が一人おられて
「オッ」と思いましたが連られ拍手をする勇気が出ませんでした。
その代り、終わったら拍手したいと秘かに決めていました。

50歳のマイケル。歌って踊って、跳んで、笑って元気そのもの。
別の友人は世界遺産ほどの存在を失ったとまで言うのでした。

曲はなんとジャクソン5の頃から大ヒットしたダンスナンバー、バラード
そして地球環境に思いを馳せたメッセージソング「Heal The World」まで
たっぷり堪能できました。

エンディングがちょっと凝っていて今か!いつなのか!と準備万端で
構えていましたが、先ほどからの見知らぬ拍手リーダーが口火を切って
拍手が起こりその周りの方も、そしてもちろん私も息子も拍手しました。
会場全体から割れんばかりのという規模ではなかったのが
ちょっと残念でした。

マイケルを好きな人はもちろん、そうでない方も、それから職場や人間関係
で悩んでいる方にも見てほしいなあと思いました。
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『沈まぬ太陽』初日公開日

2009年10月24日 | エンターテインメント

追記:誤字等2箇所訂正しました(10/25)

どうしても劇場で観たい作品は大体初日に行く。
ある意味山崎豊子作品ウォッチャーなので映画化を
知った時からこの日を楽しみにしていた。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14862/index.html

小説を読んでいる段階で勝手なキャスティングをしていた。
そんな想像を膨らませたくなるくらい魅力的で深い作品だ。
実際その主役を是非!という芸能事務所は多かったようだ。
その中で原作者のハートを射止めたのは渡辺謙さんだった。
公開前のインタビューで渡辺謙さんは「どうしてもこの作品を演じたい」
と山崎先生に手紙を書いたと言っていた。
本人が手紙をしたためたのは田宮さん(白い巨塔)以来だと
言われたと嬉しそうに笑っていた。

因みに(これはですが)私が演じて欲しいと思った俳優さんは
実力のある魅力的な人なのだけど子どもが成人するところまで
演じるにはまだ若すぎたかもしれない

渡辺謙さんも好きな俳優さんだし
今日観て年恰好や実直さなどやはり適していると思った。
驚かされたのはほんのワンシーンだけなのに
物凄い大物俳優を何カットも配している。
こんなに豪華キャストなのに抑え目な演出で渋憎い。

監督はいくつか好きな作品がある若松節朗氏。

原作は最初の方はずっとナイロビ勤務時代の生活が中心に
描かれていてこの作品の核心にはまだ遠いので
どんどん読み進められるという感じではない。
そんな時は「これはあの数々の問題作を描いてきた山崎作品の
壮大な序章」と捉えればテンションも持続する。(きっと)

しかし映画の方は時間が限られているので序章にばがり
費やす事はできない。
その問題を時系列を前後させながら描くという
手法で観客を冒頭から掴んだ。
始まって程なく問題の123便迷走シーンになった。
そして御巣鷹山に墜落。そのシーンで観客を引きつけたというのは
不適切かもしれないが・・・。

映画は3時間22分の超大作(間に10分の休憩をはさむ)だが
長いと感じている暇はない。
欲を言うなら魑魅魍魎(チミモウリョウ)とした政界と財界の
ドロドロした利権関係や墜落後のご遺体の悲惨さについて
もっと触れても良かったのではないかとも思ったが
そうしなかったのはご遺族への配慮だったと思う。

原作者と監督が推敲を重ねた結果の編集だから
例え描ききれていない部分があったとしても私には「是」だ。


主人公の名前は恩地。
アフリカの大地に感謝の意を込めたそうだ。
公開初日なので詳細は控えるが
今の時代に恩地のような人はいないかも知れない。
(恩地のモデルは実在すると言われているが)
こうありたいと思ってもそう生きるのは困難な時代になった。
恩地の台詞にもあったが正に「男の矜持」だ。

涙なしには観られなかった。
観客層は熟年夫婦らしい人たちが多かった。
働き盛りの男たち、女たち、若い男女、少年たちにも
ぜひ観て何かを感じてほしいと思った。

今日、映像を観て思ったが
この作品の主役は恩地であるが、
同時に轟音を立てて羽田を離着陸するジャンボ機であり
アフリカの雄大な大地であり・・・・
そこで見た沈まぬ太陽だった。

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オリオン座流星群

2009年10月21日 | わーく&らいふ

オリオン座流星群見られましたか?

昨日の夜は屋上に上がって東の夜空を眺めました。
たまたま出張でこちらに帰っていた夫と次男と三人で22時頃から
ダウンを羽織って1時間ほど過ごしましたが遭遇ならず。
雲のない絶好の天体観測日和だったのですがねえ。

今日調べた情報によりますと
どうやら宵の口より明け方の方が頻繁に観測できたようです。
今日はお休みを取っていたので(流れ星観測のためではなくたまたま)
夜中に起きだして朝方まで東野圭吾さんの「流星の絆」
思いを馳せながら星を見ていれば良かったと思ってます。

条件が良ければ1時間に50個程度観測できる所もあるようでhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000569-san-soci

どんだけ願い事用意しとくねんて話ですよね(違うか)
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目が白黒しちゃいました

2009年10月18日 | わーく&らいふ

金曜日の朝、出勤時のこと。

バス停までちょっと小走りしたので落ち着くため
水筒のお茶を飲もうとして

も~~~ 死ぬかと思った。

その日から冷たいお茶をやめて
熱々のウーロン茶を入れていたことを
すっかり忘れていた。

ノド元通れず熱さに驚く。
あまりの衝撃で目が白黒
その場にべぇ~と出してしまいました
とんでもない粗忽もんです>あたしゃ。
思わず周囲をキョロリ 誰も見てなくて良かった。

<愛用品>
白い方(250ml)にはお茶(夏場は麦茶、最近はウーロン)
紺(200ml)にはコーヒーを淹れて毎日持参。
紺の方が保温力が高いので容量は少なくても
値段は二倍しました(高かった

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