今回の事故米について、食品安全委員会が委員長談話を発表しないのが、気になってしかたがない。
農水省がいくら「安全だ」「濃度は健康被害を出した中国製ギョーザの60万分の1だ」と言ったところで、あんな不始末をしでかした組織が信用されるはずがない。
でも、事故米のリスクの本当のところを、しかるべき機関が責任を持って国民に伝えるのは、食品行政における大きなポイントではないか。
ここは、中立のリスク管理機関である食品安全委員会が引き取って、きちんとした見解を示したほうがいい。委員長談話を発表し、委員会としての見解を明らかにし、その根拠となった資料やデータも公表して、事故米の科学的な検討結果を国民に伝える必要があるのではないか?
国の確固たる姿勢が見えないから、多くの人たちが訳が分からず、不安になっているのだと私は思う。
現に、昨年1月に宮崎で鳥インフルエンザが発生した時は、直後に食品安全委員会委員長談話、委員会見解が公表されている。
こんなこと、食品安全委員会の人たちも農水省も百も承知だ。でも、できない。できないのはなぜだろう?
農水省がいくら「安全だ」「濃度は健康被害を出した中国製ギョーザの60万分の1だ」と言ったところで、あんな不始末をしでかした組織が信用されるはずがない。
でも、事故米のリスクの本当のところを、しかるべき機関が責任を持って国民に伝えるのは、食品行政における大きなポイントではないか。
ここは、中立のリスク管理機関である食品安全委員会が引き取って、きちんとした見解を示したほうがいい。委員長談話を発表し、委員会としての見解を明らかにし、その根拠となった資料やデータも公表して、事故米の科学的な検討結果を国民に伝える必要があるのではないか?
国の確固たる姿勢が見えないから、多くの人たちが訳が分からず、不安になっているのだと私は思う。
現に、昨年1月に宮崎で鳥インフルエンザが発生した時は、直後に食品安全委員会委員長談話、委員会見解が公表されている。
こんなこと、食品安全委員会の人たちも農水省も百も承知だ。でも、できない。できないのはなぜだろう?