和歌山WALKER編集長のスローな日記

編集長の、ちょっと気になったこと、ランチ、グルメ、本、映画などをぼちぼち書いていこうと思ってます。

京都好き

2004年07月29日 | 
京都には、もう何回行ったか憶えていない。
いつのころからか、京都にひかれるようになった。
理由は、二つかある。
まずは、ミーハーだけど幕末を代表する歴史に惹かれたこと、そして、あと一つはその町並みにある。伝統が今でも残っていて、古き日本建築を守ろうとする人々がいる。
古い建物は不便かもしれない、新しい様式の方がなにかと便利で快適だろう。でも先祖代々の建物、町並みなどの景観を残しながら生きている。今はJR京都駅に代表されるような近代建築が目立つようになった。
明治の初め頃のほとんど日本建築の町並みと数少ない旧式な西洋建築が混在している様は、壮観だったことだろう。
ヨーロッパの町並みを紹介するテレビ番組を観ていると、なんで今頃そんな古めかしい自転車しか通れないような石畳の路地があたりまえのように残っているのか不思議に思えて仕方ない。なぜ、屋根の色は茶色で統一されているんだろう?通りの建物の高さは誰がきめたのか?窓の形まで??そこには、効率だけではかってはいけない人々の考え方が伝わってくるような気がする。
スローライフって、そんな感じなんじゃないかな.....ちょっとくらい不便でも街全体が心地よいリズム感に満ち満ちている。整理された近代都市をみるより、こっちの方が高級な印象をうける。そろそろ意識の進化を考えた方がよさそうである。


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